情報利用

Journal of Documentation誌で元シェフィールド大学のNigel Ford氏記念特集 情報行動と人の認知様式やセレンディピティ等に関する9本の論文を掲載(文献紹介)

Journal of Documentation誌の2014年70巻6号で、最近シェフィールド大学情報学部を退職したNigel Ford氏の図書館情報学研究への貢献を称えた記念特集が組まれています。Ford氏は情報検索時の人の認知様式に関する研究等で知られる研究者です。今回の特集号には本人やその教え子らによる、情報行動と人の認知やセレンディピティ等に関する論文9本が掲載されています。各論文のタイトルと著者は以下の通りです。

Cognitive styles within an exploratory search system for digital libraries
Paula Goodale , Paul David Clough , Samuel Fernando , Nigel Ford , Mark Stevenson (pp. 970 - 996)

Cognitive styles and the use of electronic journals in a mobile context
Chu-Han Chan , Chen-Wei Hsieh , Sherry Y. Chen (pp. 997 - 1014)

Serendipity and its study

最もデジタルに精通しているのは14-15歳:英国の情報通信市場レポートより

2014年8月7日付で、英国情報通信庁(Office of Communications: Ofcom)の情報通信市場レポート“Communications Market Report”が公開されました。

レポートの構成は以下の通りです。
1 The market in context
2 Television and audio-visual
3 Radio and audio
4 Internet and web-based content
5 Telecoms and networks
6 Post
7 Glossary and Table of Figures

Ofcomのサイトで紹介されていた、「1 The market in context」の概要によると、成人約2,000人、子ども約800人を対象として、コミュニケーション技術への自信や知識でデジタルの度合(Digital Quotient)を調査したとのことです。英国の成人のスコアを100とすると、6歳児と45歳の大人はほぼ同等のスコアで、55歳以上の60%は平均スコアを下回り、14-15歳が最も高いスコアであったとのことです。

その他、「1 The market in context」の概要として、

総務省情報通信政策研究所、「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」結果を発表

総務省情報通信政策研究所は、東京大学情報学環 橋元研究室との共同研究として、「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」を実施し、その報告書を取りまとめ、2014年7月18日に公表しました。

この調査では、東京都立の高等学校154校の高校生約15,191人を対象に、スマートフォン・アプリの利用実態及び家庭環境や友人関係などの利用を取り巻く環境とネット依存傾向の関係について、質問紙を用いた調査を行ったとのことです。

速報に加えて、新たに下記の点が報告書に盛り込まれたとのことです。
・ソーシャルメディア毎の利用時間と依存傾向
・家庭でのスマートフォン利用ルールの現状
・ネットの利用マナー、ソーシャルメディアの不適切な利用等の現状
・人間関係、学校生活への満足度等

研究成果~調査研究報告書(総務省情報通信政策研究所)
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/seika/houkoku-since2011.html

別添1 調査報告書に新たに盛り込んだ主なポイント
http://www.soumu.go.jp/main_content/000302912.pdf

別添2 高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査報告書(概要PDF:709KB)

@nifty何でも調査団が「本・電子書籍についての本音・実態調査」結果を公開

2014年7月4日、ウェブ上で実施したアンケート調査の結果をまとめて公開するサイト「@nifty何でも調査団」で、「本・電子書籍についての本音・実態調査」の結果が公開されました。

同調査は2014年6月20日から26日にかけて実施され、有効回答数は4,226件であったとのことです。本を読む頻度や週の読書時間等、7つの質問への回答がまとめられています。

調査によれば、回答者の約7割は電子書籍を利用したことがまったくなく、何度もあるとする回答者は14%にとどまったとのことです。ただし若い世代ほど電子書籍利用者の割合が高く、30代以下では20%以上が何度も電子書籍を利用していた、とされています。また、電子書籍のメリットと思うこと1位は「置き場所に困らない」、デメリットと思うこと1位は「端末を用意する必要である」でした。

本・電子書籍についての本音・実態調査(@nifty何でも調査団、2014/7/4付け)
http://chosa.nifty.com/cs/catalog/chosa_report/1.htm?theme=A20140704

オーストラリアの人は今はどんな感情?ツイートから地域ごとの全体的な感情の傾向を読み取る試み:“We Feel”

オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)がBlack Dog Instituteとの共同により、Twitterのデータからリアルタイムで世界の感情の傾向を読み取ることのできるサイト“We Feel”を公開しています。大規模なストリーミングデータをリアルタイムで処理するAmazonのウェブサービス“Amazon Kinesis”を活用しているとのことです。

Surprise、Joy、Love、Sadness、Anger、Feer、Otherの7つの大区分、さらにはその下位の区分で、該当するツイートの件数や割合を示すものとなっています。

We Feel
http://wefeel.csiro.au/#/

総務省情報通信政策研究所、「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」の速報を公開

2014年5月14日、総務省情報通信政策研究所は、東京大学情報学環 橋元研究室との共同研究として、「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」を実施し、その速報を公開しました。

この調査は、東京都立の高等学校154校の高校生約15,191人を対象に、郵送による質問紙でスマートフォン・アプリの利用実態及び家庭環境や友人関係などの利用を取り巻く環境と、ネット依存傾向の関係を調べたものとのことです。

「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」<速報>(情報通信政策研究所, 2014/5/15付)
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2014/internet-addiction.pdf

総務省情報通信政策研究所、「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の速報を公開

2014年4月15日、総務省情報通信政策研究所は、「平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を実施し、その速報を公開しました。

この調査は、テレビ、新聞といった従来型メディアと、ソーシャルメディア等のインターネット上のメディアの双方について、利用時間と利用時間帯、利用目的、信頼度等を調査したもので、13歳から69歳を対象とする計1,500サンプルについて、日記式調査とアンケート調査を併行して実施し、その結果を速報として紹介するものとのことです。同様の調査は、2012年度も実施されており、成果も公開されています。2013年度の調査では、日記式の調査で休日も対象に調査を行ったとのことです。

「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(速報)の公表(情報通信政策研究所, 2014/4/15付)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02iicp01_03000027.html

「平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」<速報> (情報通信政策研究所, 2014年4月付)

米国のTVニュースで言及されている地域はどこか:Internet Archiveの40万時間分のニュースを解析

Internet Archiveに蓄積されている米国のTVニュースのデータを用い、TVニュースにおいて、いつ、どの地域が言及されているのかを地図上で視覚的に示す試みが、Internet Archive Blogで紹介されています。説明によると、クローズドキャプション (closed captioning、字幕テキストデータ) から言及されている世界の地域を抽出し、その前後の情報からあいまいさをなくすようにし、それらを地図上に表示したものとのことです。各ポイントをクリックすると、該当する実際のニュース番組を表示することができるようにもなっています(“TV News Search & Borrow”にリンク)。

4年分のデータのアニメーションと、テレビ局ごとに表示することが可能な地図の2種類が公開されています。

なお、同じ地名など、正確にコーディングされていない部分もあり、エラーも多いようです。

Mapping 400,000 Hours of U.S. TV News(Internet Arhive blog, 2013/12/13付け)
http://blog.archive.org/2013/12/13/mapping-400000-hours-of-u-s-tv-news/

Watch 4-Year Animation

Google、世界48か国におけるスマートフォン利用調査結果2013年版を公開

2013年7月31日、Googleは、世界48か国におけるスマートフォン利用調査結果を公表しました。この“Our Mobile Planet”の調査は2011年から行われており、今回で3回目となります。

調査結果では、特に日本に関し、以下が挙げられています。
・2013年の日本におけるスマートフォン普及率は25%に拡大。ただし、韓国(73%)やシンガポール(72%)に比べると、依然として日本では従来型の携帯電話が主流。
・日本でのスマートフォン利用は、従来型の携帯電話でよく見られた「テレビを視聴しながら」の利用が多く、テレビ視聴時の同時利用率は58%。
・日本では買い物中のスマートフォン利用が多く、32%の利用率で、他国が2割台に留まる中、高くなっている。
・日本は、有料アプリのインストール数が世界で最も多い国で、1人あたり平均11.5個と、調査対象国の中で唯一2桁に達している。

世界のスマートフォン利用に関する大規模調査2013年の調査結果を発表 (GoogleJapan Blog 2013/7/31付けの記事)
http://googlejapan.blogspot.jp/2013/07/2013_31.html

参考:
Google、世界40か国におけるスマートフォンユーザの行動・意識調査の結果2012年版を公表

ユネスコ、メディアへのアクセスと情報リテラシーのためのグローバルパートナーシップ“GAPMIL”を結成

2013年7月23日、ユネスコは、世界80か国以上からの協力機関とともに、メディア及び情報リテラシーのためのグローバルパートナーシップ“Global Alliance for Partnerships on Media and Information Literacy (GAPMIL)”の結成を発表しました。

これは、6月26日から28日にかけてナイジェリアで開催されたフォーラムで結成されたもので、GAPMILはあらゆる市民のメディアと情報コンピテンシーへのアクセスを保障するために国際協力を行うとされています。

結成を伝えるユネスコのウェブサイトには、GAPMILの活動方針等の詳細をまとめた文書が公開されています。

UNESCO and partners launched global alliance for partnerships on media and Information literacy (UNSECO 2013/7/23付けの記事)

ページ