米国

CA1600 - 政策としてのオープンアクセス:NIHパブリックアクセス方針の現状と課題 / 三根慎二

2005年5月2日,米国の国立衛生研究所(以下,NIHとする)によるNIH パブリックアクセス方針(正式名称は,Policy on Enhancing Public Access to Archived Publications Resulting from NIH-Funded Research)(1)が施行されてすでに一年が経過した。同方針の成立過程やその詳細は他稿に譲るが(2)(3),その概要を確認しておくと…

CA1603 - インフォメーション・コモンズからラーニング・コモンズへ:大学図書館におけるネット世代の学習支援 / 米澤誠

コモンズとは,「共有資源」,「公共の場」を意味する言葉であり,インフォメーション・コモンズ(1)は,デジタル時代の情報資源を利用するための共有資源・公共の場として誕生したものである。米国の大学図書館においてインフォメーション・コモンズが生まれたのは,1990年代であった。ウ…

ホームレスへの貸出制限訴訟、解決へ(米国)

米国マサチューセッツ州のWorcester Public Libraryでは、ホームレスやシェルター施設入所者に対する貸出制限をおこない、ホームレスから集団訴訟が起こされましたが、このたび解決の方向で話し合いが行なわれているそうです。ホームレスやシェルター施設の入所者は、利用者登録後に居住確認の…

こんな本なら大歓迎‐公共図書館が資料の寄付を受け付けるポリシー(米国)

米国アラスカ州のSeldovia Public Libraryの公式ブログが、図書の寄付を受ける際のポリシーをまとめた、「あなたの寄付を有効に活用するために守ってほしいこと」を掲載しています。図書を寄付する前に、図書の中身や状態、寄付の希望日時を事前に知らせることや、寄付してほしい図書の種類、…

先住民向け図書館サービス向上のためにさらに援助(米国)

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)は、全米のネイティブ・アメリカンとアラスカの先住民向けの図書館サービスを向上させるために、6月に133万7千ドル(約1億5千万円)の助成を行ったところですが、このたび、さらに178万1千300ドル(約2億1千万円)の助成を行うと発表しました。助成金は…

人口63人の町の図書館、閉鎖の危機に(米国)

米国アーカンソー州において、図書館がある町の中で最も人口の少ない(人口63人)町であるウィルフォードでは、図書館が閉鎖の危機に陥っています。ウィルフォードではこれまで、98歳の元教師の女性が、建物と電気代を40年間支払い続け、5,769冊の蔵書を持つ図書館を維持してきましたが、…

図書館の本が60年の冒険を終える

米国のポートランド公共図書館で60年前、9歳の少年がクジラの子どもの冒険話を書いた本“The Baby Whale, Sharp Ears”を借りて行きました。借りていかれた本は1946年6月7日までに図書館に帰ってこなければならなかったのですが、その後少年と共にニューヨークに行ってしまいました…。先ごろ、69歳…

図書館員限定!抽選でロンドン旅行へ(米国)

米国の出版社Black Dog & Leventhal Publishersが、英国の推理作家アガサ・クリスティのシリーズを新たに刊行することになり、その販売促進活動の一環として、米国の図書館員限定で、抽選で1名がロンドン旅行に行けるくじ引きを行っています。このシリーズを買わなくても、参加できるそうです。な…

9.11から5年−アーリントン中央図書館のイベント

2001年9月11日、米国で発生した同時多発テロ事件から丸5年。被害に遭った国防総省(Pentagon)や国立墓地が存在するヴァージニア州アーリントン市では、9.11を記憶・追悼するイベント“Arlington Remembers”を開催します。この中で、中央図書館は、写真や絵画、オーラル・ヒストリーなどの展示に加…

米サンディエゴ市、図書館新館建築に暗雲

米国カリフォルニア州のサンディエゴ市では、民間からの寄付と州政府からの資金により、中央図書館の新館を建設する予定でしたが、民間からの寄付が目標の8,500万ドル(約99億円)に遠く及ばない300万ドル(3.5億円)しか集まっていません。サンディエゴ市は年金制度の失敗により数十億ドル…

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