米国

E516 - ワシントンを襲った洪水の被害状況とLCの洪水対策ポリシー

 6月25日から26日にかけて,ワシントンD.C.は一日で180mmを超える記録的な豪雨に見舞われた。この影響で連邦政府省庁が入居するビルの一部は,建物の一時的閉鎖や冠水などの被害を受けた。 米国公文書館(NARA)には,建物に8フィート(約2.4メートル)の洪水が押し寄せ,1階が水没した。所…

800冊の本を図書館から盗んだ女性、保護観察3年に処せられる(米国)

米国コロラド州Greeleyで、図書館から800冊の本を盗み出していた20歳の女性がつかまり、保護観察3年を申し渡されました。図書館から偽名で本を借り出し、古書店に売却していたと、地元の警察は発表しています。Woman Who Helped Steal 800 Library Books Sentencedhttp://www.thedenverchannel.com/news/9505820/detail.html

公共図書館に機関リポジトリ

米国図書館協会(ALA)の公共図書館部会(PLA)のウェブサイトに、公共図書館が機関リポジトリを運営することの可能性と論点についての論文が掲載されました。Richard W. Boss. Institutional Repositories. 2006-01.http://www.ala.org/ala/pla/plapubs/technotes/Institutionalrepositories.doc

ホームレスへの貸出制限で集団訴訟が起こる(米国)

米国マサチューセッツ州のWorcester Public Libraryでは、一般市民への貸出限度冊数が40冊であるのに対し、ホームレスに対するそれは2冊としたところ、3人のホームレスが図書館を相手取り、連邦地方裁判所に集団訴訟(Class Action)を起こしたそうです。Worcester, MA, Library Sued Over Policy Toward Homelesshttp://w…

歴史的写真の保存団体が結成される(米国)

歴史的な写真の保存を支援する非政府組織“The Photographic Preservation Society”が結成されています。歴史的な写真を次世代に伝え、重要文書や写真の高クオリティデジタル版を作成し、米国の宝とも言うべき写真をケアして悪化を防ぎ、次世代の人々がオンライン上のバーチャル・ミュージアムへと…

NARAは休館中ですが、でもいらっしゃい!

米国公文書館(NARA)は洪水被害のため、現在(2006年7月12日)のところ休館中で、観光客も中に立ち入れない状況がつづいています。
当初は入り口前にテントを張って、グッズの販売をしたり、館内ツアーを目当てにやってきた観光客にパンフレットを渡したりしていたそうですが、先週の水曜日(7月5日)から、アーキビストたちは所蔵資料のファクシミリ版を館外に展示して、そこでミュージアムトークを始めているそうです。

At National Archives, the Show Must Go On
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/
2006/07/05/AR2006070501697.html

上記記事を紹介している記事(Lisnews)
http://college.lisnews.org/academic/06/07/10/2131217.shtml

米国議会調査局(CRS)の人員削減

7月10日付ワシントンポスト紙の報道によると、米国議会図書館(LC)は議会調査局(CRS)の書記、機械技師、視聴覚業務を廃止、これに伴い職員29人を9月29日をもって解雇することを発表したとのことです。職員の解雇はCRS92年の歴史で初めてのことといわれています。CRSは昨年10月に、職制廃止…

NARAなど、米国連邦政府のデジタル資源保存プロジェクトを立ち上げる

米国公文書館(NARA)は6月28日,カリフォルニア大学サンディエゴ・スーパーコンピュータセンター(SDSC)および全米科学財団(NSF)と共同で、米国連邦政府が作成したデジタル資料の保存を開始すると発表しました。
対象となるのは連邦政府の行政府が作成した、もしくは行政府に対して作成されたデジタル資料で、網羅的ではなく選定がおこなわれる模様です。SDSCが管理するサーバー上で保存および提供をおこなうとのことです。

The National Archives and the San Diego Supercomputer Center Sign Landmark Agreement to Preserve Critical Data
http://www.archives.gov/press/press-releases/2006/nr06-119.html
http://www.sdsc.edu/Press/2006/06/062706_nara.html

ケネス・レイ氏死去の記事に見るWikipediaの強みと弱み

2001年に経営破綻した米国エンロン社の創始者ケネス・レイ氏が7月5日に死去しましたが、9日付けワシントンポスト紙の記事によると、Wikipediaでは氏の死去の情報を追加するにあたり、情報が二転三転したそうです。
・5日午前10時06分:死因を「自殺と見られる」とする情報が投稿される
・その2分後:死因は「心不全か自殺と見られる」と修正
・ほぼ同時に:死因は「まだ分かっていない」と修正
・10時11分:「多くの人々に対する罪の意識が彼を自殺に追い込んだ」との一文が入る
・10時39分:「心不全の原因を推測することは、レイ氏がエンロン事件による大きなストレスのために死んだとの先入観を多くの人々に抱かせる」とのコメントが入る
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最終的には「コロラド州Aspenの病院で冠動脈疾患(coronary artery disease)により死去」とされたようです。

この記事の著者Frank Ahrens氏は、この一件を通して「Wikipediaの最大の強みは最大の弱みでもある」とし、たくさんの人々が多くの視点を突き合わせて百科事典を編集していくというWikipediaの方針は、ひとつの考え方に偏る心配が少ないという強みがある反面、編集に関わる人によっては大衆扇動の道具にしかならないという不安もある、と述べています。

図書館の外部委託と民営化に関するニュースサイト

米国の公共サービスの外部委託・民営化に関する問題を紹介するサイト"AFSCME Privatization Update"では、数は多くありませんが図書館運営における外部委託・民営化の状況についても紹介されています。AFSCME - Library Outsourcing / Privatization Newshttp://lisnews.org/article.pl?sid=06/07/10/1428253AFSCME Privatization Update - Li…

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