米国

CA1265 - 図書館の怪談 / 大場利康

夏向きの話題を一つ。真新しい,完成したばかりの図書館に,資料が次々と搬入されていく。本は書架に並べられていき,開館への準備は着々と進行しつつあった。だが,その時,信じられないことが起こった!何と,図書館の建物が徐々に地面に沈みはじめたのである!かろうじて建物から脱…

CA1259 - 図書館と書店の関係 / 吉川博史

人々の読書活動に関わる点で,図書館と書店とは共通している。しかし,両者が競合関係にあると見なされることは,日本ではそう多くない。両者の「棲み分け」が確立しているためであろうか。昨年米国の図書館雑誌上で,両者の競合について意見が交わされた。口火を切ったのはニューヨー…

CA1258 - リソースシェアリングに関する仮説検証 / 塩塚理絵

図書館が自館の蔵書だけで提供できるサービスには限界がある。そのため,相互貸借は利用者サービスにとって必要不可欠なものとなっている。近年,日本では大学図書館間でNACSIS-ILLによる相互貸借サービスが発展し,公共図書館では各地域や県域での相互貸借が進展している。また,平成10年…

CA1255 - アメリカの図書館におけるコミック事情 / 古野朋子

日本のマンガは,一時期は悪書よばわりされたこともあったが,多くの人に愛好されるだけでなく,すぐれた内容のものが多いことなどから,一定の社会的評価を得てきていると言えよう。しかし,図書館においてはそうではない。ごく少数の専門図書館があるほかは,公共図書館では人気のあ…

CA1236 - 情報社会におけるユニバーサルサービスは可能か?−情報をもつ者・もたざる者のギャップが拡大− / 清水悦子

アメリカのテレコミュニケーション政策における「ユニバーサルサービス」は,伝統的に,全ての国民に懐を痛めない電話サービスを提供することを目指してきた。しかしながら,アメリカがますます情報社会になるに従い,この概念は情報サービスをも包含するべく拡大した。今日のビジネス…

RLGのプロジェクト

Research Libraries Group(研究図書館グループ:RLG)は「2000年までに,全世界からアクセス可能な学術研究の情報源となる」ことを目標に,様々なプロジェクトを実施しています(http://www.rlg.org/strat/suptproj.html参照)。●Museum Resources-Digital Images and InformationCIMIプロジェクト(CA1175参照)等との連携によ…

CA1232 - 「適切なバランス」を確保した米国著作権法 / 川西晶大

米国では,1998年10月末にデジタル新時代著作権法案(Digital Millennium Copyright Act:DMCA)と著作権保護期間延長法案が相次いで成立した。後者の法案は,著作権の保護期間を延長するものである(例:個人の著作物については現在の著作者の死後50年から70年とする)。ただし,保護期間の最後の20年…

CA1231 - 米国第105議会第2会期の状況 / 眞子ゆかり

米国の第105議会第2会期で審議された図書館に関連する法案の成立状況等を紹介する。WIPO(世界知的所有権機関)著作権条約施行法《成立》データベース保護法案《廃案》著作権保護期間延長法《成立》以上3法(案)についてはCA1232を参照。一括予算法案のフィルタリングソフト・ブロッキング…

CA1223 - 「デジタル資料のマイクロ化」と「マイクロ資料のデジタル化」 / 早川進

コーネル大学図書館のケニー(Anne R. Kenney)は,米国人文基金への最終報告書において,Digital to Microfilm Projectの報告ならびにイエール大学図書館のProject Open Bookとの比較研究を行った。Digital to Microfilm Projectは,オリジナルの紙からデジタル画像を作成し,それをマイクロフィルム化する試み(scan…

CA1220 - アメリカにおける政府情報の電子化に対する取り組み / 古賀崇

アメリカ政府印刷局(Government Printing Office: GPO)は19世紀後半以来,政府刊行物の刊行・販売や全米の寄託図書館への提供を行ってきた。しかし,CD-ROMやインターネットといった電子媒体の普及を反映し,現在のGPOは「印刷」に関わる業務から電子的環境への移行を進めている。“GPO Access”[http:/…

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