イスラエル

イスラエルのヤド・ヴァシェム記念館、Googleと提携してホロコースト関係写真資料等をデジタル化公開

2011年1月26日に、イスラエルにあるヤド・ヴァシェム記念館(Yad Vashem Memorial and Museum)が、Googleと提携して、同館の所蔵するホロコースト関係の写真資料や手稿資料等をデジタル化して公開しました。公開された“Yad Vashem Photo Archive”では、約130,000件の写真資料等が閲覧できるようです。なおこの公開は、国連の定める国際ホロコースト記念日(International Holocaust Remembrance Day)である1月27日に合わせたものとのことです。

Yad Vashem Photo Archive
http://collections.yadvashem.org/photosarchive/en-us/photos.html

International Holocaust Remembrance Day
http://www.un.org/holocaustremembrance/

Explore Yad Vashem’s Holocaust archives online (2011/1/26付け Official google.org. Blogの記事)

全欧州規模のホロコースト関係資料のオンラインデータベース化プロジェクトが始まる

2010年11月16日、欧州委員会(EC)の研究開発情報サービス委員会(CORDIS)のニュースによると、“European Holocaust Research Infrastructure”というコンソーシアムが設立され、今後同コンソーシアムによって、ホロコースト関係資料のデータベースの構築が行われるとのことです。このプロジェクトは、オランダにある戦争資料の研究機関“NIOD”を中心に、EUの11か国とノルウェー、そしてイスラエル各国から、図書館や文書館、博物館等20機関が参加しているようです。データベースは、全欧州規模に分散しているホロコースト関係の資料を一元的に閲覧できるものを目指し、今後4年間かけて構築されるとのことです。

European Holocaust Research Infrastructure
http://www.ehri-project.eu/

NIOD-led Holocaust Studies project launched (2010/11/16付け NIODのニュース)
http://www.niod.knaw.nl/actueel/default.asp?ID=703

EU making sure Holocaust never happens again (2010/11/17付け EC CORDISのニュース)

イスラエル考古庁がGoogleと共に死海文書のデジタル化公開へ

2010年10月19日、イスラエル考古庁(Israel Antiquities Authority)は、同庁設立20周年記念の一環として、死海文書のデジタル化プロジェクト“Leon Levy Dead Sea Scrolls Digital Library”を発表しました。これは、Leon Levy Foundation等の資金援助の基、GoogleイスラエルのR&Dセンターと共同で行われるとのことです。プロジェクトでは、死海文書を構成する約900の手稿資料のすべてがデジタル化され公開されるようです。

Israel Antiquities Authority, Partner with Google R&D Center in Israel (2010/10/19付け Israel Antiquities Authorityのプレスリリース)
http://www.antiquities.org.il/about_eng.asp?Modul_id=14

Dead Sea Scrolls To Be Digitized in New Project from Israel's Antiquities Authority and Google (2010/10/19付け Resource Shelfの記事)

WorldCat、欧州・中東の4機関と連携

OCLCは2009年8月25日、デンマーク、スイス、スロベニア、イスラエルの4つの国の機関と、WorldCatへのレコード提供で合意に至ったと発表しています。デンマークの総合目録からは1,000万件のレコード、ドイツ語圏スイス情報ネットワーク(Informationsverbund Deutschschweiz: IDS)からはルクセンブルグやリヒテンシュタインのレコードも含めた1,600万件、スロベニアの情報科学機関“IZUM”からは300万件、イスラエルの大学コンソーシアム“MALMAD”からは所蔵情報の提供を受けるとのことです。

OCLC announces agreements in Europe to extend coverage in WorldCat(OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/200946.htm

文化庁、諸外国におけるフェア・ユース等の一般規定の導入状況に関する調査結果を公表

文化庁が、『著作権制度における権利制限規定に関する調査研究』の一環として実施した、イスラエル、台湾、香港、韓国、シンガポール、フィリピン等における著作権の一般規定(フェア・ユース型、フェア・ディーリング型、スリー・ステップ・テスト型等)の導入状況に関する調査のレポート(2009年3月付け)を公開しています。

「著作物の流通・契約システムの調査研究 『著作権制度における権利制限規定に関する調査研究』報告書(平成21年3月)」別冊「その他の諸外国地域における権利制限規定に関する調査研究」-レポート-
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/pdf/houkokusho_090626.pdf

参考:
文化庁、『著作権制度における権利制限規定に関する調査研究』報告書を公開
http://current.ndl.go.jp/node/13043

イスラエル国立図書館、80万件弱の書誌レコードをWorldCatに追加

イスラエル国立図書館とOCLCは、非ラテン文字のデータを含む書誌レコードをWorldCatに追加する際の課題を検証し、解決することを目指すパイロットプロジェクトに取り組んでいましたが、このほどこのプロジェクトが完了し、WorldCatにイスラエル国立図書館の書誌レコード80万件弱と所蔵情報110万件が新たに追加されたということです。新しいレコードのほとんどはヘブライ文字ですが、一部にアラビア文字とキリル文字のものも含まれています。

OCLCのニュースリリース
http://www.oclc.org/news/releases/200848.htm

盗まれたイスラエルの図書館の貴重書、ドイツで発見

10年前、イスラエルのテル・アビブにあるRambam図書館で、1793年製作のユダヤ法の論文の手稿が盗まれました。このほど、その手稿がドイツ国立図書館で発見され、イスラエルへ返還される見通しになりました。ドイツ国立図書館ではこの手稿が盗難品であることを把握していませんでした。この手稿は、返還が決まってからは、イスラエルの「多大な好意」の下で、展示されているということです。

Stolen manuscript to be returned to Tel Aviv's Rambam library
- Jerusalem Post 2008/9/9付けの記事
http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1220802294373&pagename=JPost%2FJPArticle%2FShowFull

ウェブブラウザ上で「巻ける」死海文書(イスラエル)

エルサレムにあるイスラエル博物館が、2008年3月から公開している新ウェブサイトでは、“Great Isaiah Scroll”と“Temple Scroll”の2つの死海文書が展示されています。これらは“Scroll”(巻物)という名称のとおり、ウェブブラウザ上でスクロールさせて(巻いて)見ることができます。拡大して見ることも可能になっています。

Great Isaiah Scroll
http://www.imj.org.il/shrine_center/Isaiah_Scrolling/index.html
Temple Scroll
http://www.imj.org.il/shrine_center/Temple_Scrolling/index.html
(それぞれ、画面上の“To view the scroll”をクリックすると見られます。)

ページ