米国

【イベント】令和元年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-震災伝承施設と震災アーカイブ-(1/11・仙台)

2020年1月11日、東北大学災害科学国際研究所(仙台市)で、国立国会図書館(NDL)と同研究所とが共催し、「令和元年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-震災伝承施設と震災アーカイブ-」を開催します。

震災伝承施設の海外の事例であるハワイの太平洋津波博物館(Pacific Tsunami Museum)の取組の紹介及び、国内の震災アーカイブや震災伝承施設の現状報告を行い、最後に、震災伝承施設と震災アーカイブがどのように関係していくことで互いの利活用の向上につながるかについて議論します。

参加は無料です。定員は200人(先着順)で、事前の申込みが必要です。

内容は次のとおりです。

【特別講演】
「太平洋津波博物館の取組について」
マーリーン・スー・ムリー氏(ハワイ太平洋津波博物館館長)

【報告①】震災の記録を伝える~震災アーカイブの進捗報告

「北海道胆振東部地震から厚真町が伝えたいこと」
起田淳氏(厚真町地域防災マネージャー)
長瀧夢子氏(厚真町まちづくり推進課企画調整グループ主任)

「熊本大学の熊本地震アーカイブについて」
山尾敏孝氏(熊本大学名誉教授)

PubMedのリニューアル版“New PubMed”が利用可能になる:基本システムとしての稼働開始は2020年春を予定

2019年11月18日、米国国立医学図書館(NLM)は、PubMedのリニューアル版“New PubMed”が利用可能になったことを発表しました。New PubMedは2020年春に現行のPubMed(Legacy PubMed)に置き換わり基本システムとして稼働する予定です。

NLMはリニューアルされたNew PubMedの特徴として、レスポンシブデザインの採用、機械学習アルゴリズムの活用による関連度の高い文献の優先表示機能の向上、検索結果の絞り込み・共有・保存等の機能の実装などを挙げています。New PubMedへは現行のPubMedのトップページに表示される青いバナーをクリックすることでもアクセスが可能です。

The New PubMed is Here. NLM Tech Bull. 2019 Nov-Dec;(431):e3.
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/nd19/nd19_pubmed_new.html

米国図書館協会(ALA)、小規模館や地方の図書館の図書館員のコミュニティに関わるスキルを高めることを目的としたオンライン講座を開講

2019年11月11日、米国図書館協会(ALA)が、小規模館や地方の図書館の職員のコミュニティに関わるスキルを高めることを目的としたオンライン講座“Transforming Communities: Facilitation Skills for Small and Rural Libraries”の開講を発表しています。

講座は5部構成で、公共・大学・学校といった館種や、同業務の経験の有無にかかわらず、博物館・図書館サービス機構(IMLS)が定義する小規模・地方コミュニティの図書館に勤務する図書館員は無料で受講できます(要登録)。

また、シカゴで開催される2020年のALAの年次大会ではフォローアップ的な指導が受けられる、対面式の研修も実施されます(受講には審査が必要)。

米国国立衛生研究所(NIH)、データ管理・共有方針の草案を公開

米国国立衛生研究所(NIH)が2019年11月6日付けで、同研究所から助成を受けた研究等を対象とするデータ管理・共有方針の草案を公開しました。

NIHは2018年10月からデータ管理・共有方針策定に向け意見募集を行っていました。今回の草案は寄せられた意見も踏まえて構築されたもので、2020年1月10日まで、コメントの受付が行われています。

NIH’s DRAFT Data Management and Sharing Policy: We Need to Hear From You!(NIH、2019/11/6付け)
https://osp.od.nih.gov/2019/11/06/draft-data-management-and-sharing-policy-we-need-to-hear-from-you/

米国政府印刷局(GPO)、1958年以降の米国連邦議会の公聴会記録1,300点をデジタル化し公開

2019年11月6日、米国政府印刷局(GPO)が、1958年以降の米国連邦議会の公聴会記録1,300点をデジタル化し、govinfoを通じて公開したと発表しています。

連邦政府の寄託図書館であるカンザス州立大学図書館が所蔵する公聴会記録約1万5,000点をデジタル化する取組の一部で、GPOではその一環として、約600万ページのデジタル化を計画し、そのうち、23万ページのデジタル化が終了していると説明しています。

News and Press Releases (2019)(GPO)
https://www.gpo.gov/who-we-are/news-media/news-and-press-releases
※「11/06 GPO Completes Digitization of 1,300 Congressional Hearings」とあります。

米・カリフォルニア大学バークレー校教員のオープンアクセス(OA)推進の動きに関する意識調査(記事紹介)

2019年11月12日、米国のITHAKA S+Rは、米・カリフォルニア大学バークレー校図書館と協力して同校教員に対して実施した、オープンアクセス(OA)推進の動きに関する意識調査とその結果を紹介した記事を公開しました。

カリフォルニア大学バークレー校図書館は、情報アクセスに関する障壁を取り除いて研究の影響力を最大限発揮できる出版のエコシステムを促進するため、OAの推進に多大な努力を費やしています。こうした問題に対する同校教員の意見を把握する目的で、2018年10月に同校教員2,748人のうち、全体の30%に当たる811人に対してアンケート調査を実施しています。

記事ではアンケート調査の結果に基づいて、同校教員のOA推進の動きに関する意識として、次のようなことが示されています。

・教員の大多数が従来の購読ベースの出版モデルがOA出版システムに転換することを歓迎している。研究成果を最大限アクセス可能にすることが研究成果の影響力を最大化するために重要な方法であることについて強い同意がある。生命科学・健康科学分野の教員がこの傾向をやや強く示している。

・教員は既存の出版社がOA出版モデルに転換することを望んでいる。多くの教員は研究成果をどの学術出版社で公表するかを重視している。

Internet Archive(IA)はどのようにLPレコードをデジタル化しているのか(記事紹介)

Internet Archive(IA)の2019年10月23日付けブログ記事で、IAが進めているLPのデジタル化作業が紹介されています。著者は米・ニューヨークを拠点とするフリーランスのライター・Faye Lessler氏です。

IAでは、米・ボストン公共図書館との協力により、同館が所蔵する10万を超える音源のデジタル化を2019年に開始しました。音源は、蝋管、SPレコード、LPレコードなど様々な媒体に記録されています。

LPレコードのデジタル化作業では、最初にカバーアート、ディスク本体、付属資料の高精細画像の撮影と、レコードラベル、記録年、トラックリスト等のメタデータが作成されます。メタデータは様々な外部データベースとの照合によるクロスチェックが行われます。

続いて、IAが提携しているInnodata Knowledge Services社によって、フィリピン・セブ島にある同社の施設で音源のデジタル化作業が実施されます。12のターンテーブルで一枚ずつ、等倍速での再生によりデジタル化しており、作業量としては1時間あたり10枚程度となっています。

北米研究図書館協会(ARL)、学術成果をオープンに利用できるようにするための学術出版社との交渉の原則を定めた“MIT Framework for Publisher Contracts”への支持を表明

2019年11月7日、北米研究図書館協会(ARL)、“MIT Framework for Publisher Contracts”を支持することが11月6日付の理事会で承認されたと発表しています。

“MIT Framework for Publisher Contracts”は、学術成果をオープンに利用できるようにするための学術出版社との交渉の原則を定めたもので、マサチューセッツ工科大学(MIT)図書館により策定されました。

著者の著作権保持、著者稿の機関リポジトリへの自動投入、追加のライセンスなしでの包括的なテキストデータマイニングの権利といった、図書館の出版者との交渉に係る6つの基本原則を定めたものです。また、出版サービスの持続可能で公正なコストベースの価格設定を求めています。

米国議会図書館(LC)、女性参政権・南北戦争・造園・金融政策に関する7つのデジタルコレクションを公開

2019年11月4日、米国議会図書館(LC)は、女性参政権・南北戦争・造園・金融政策に関する7つのデジタルコレクションとして46万5,000点の画像を新たに公開したと発表しています。

「女性参政権」では全米婦人参政権協会の記録、「南北戦争」ではリンカーン大統領の秘書ジョン・G・ニコレイの文書及び南軍の将軍ジュバル・アンダーソン・アーリーの文書、「造園」ではオルムステッドアソシエイツ造園設計事務所の記録、「金融政策」ではネルソン・W・オルドリッチの国家金融委員会に関する文書及び、連邦準備制度理事会の議長を務めたチャールズ・S・ハムリン、ユージン・メイアーの文書の7件です。

Newly Digitized Collections Now Online Include History of Women's Suffrage, Civil War, Landscape Architecture and Monetary Policy(LC,2019/11/4)
https://www.loc.gov/item/prn-19-106/

【イベント】システム共同運用記念シンポジウム「早慶図書館の挑戦」(2/25・東京)

2020年2月25日、早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール(東京都新宿区)において、早稲田大学図書館、慶應義塾大学メディアセンターが主催するシンポジウム「早慶図書館の挑戦」が開催されます。

早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターは、2019年9月に日本初となる図書館システム共同運用を開始しました。今回のシンポジウムは、システム選定、導入、運用といったこれまでの経験について広く共有する機会として開催するとあります。

参加費は無料であり、定員は400人(先着順)です。また、シンポジウム終了後に情報交換会(定員100人、参加費3,000円)も開催されます。

当日の主なプログラムは次のとおりです。

〇午前の部
・Ex Libris 社による製品紹介 [英語:通訳なし]
・コンソーシアム事例 [英語:通訳なし]
TRAILS (Treasure State Academic Information & Library Services)
ゲストスピーカー:Kenning Arlitsch,Dean of the Library, Montana State University
※日本語訳資料が用意されます。

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