日本

九州大学附属図書館、九州大学の貴重書及び資料群を紹介する冊子『知をつむぐ―九州大学の書物たち―』をオンラインで公開

2019年11月7日、九州大学附属図書館は、冊子『知をつむぐ―九州大学の書物たち―』を発行したことを発表しました。

同大学の代表的な貴重書・コレクションについて、写真とともに分野別に紹介するほか、主要な文庫・コレクションといった資料群の案内が掲載されています。

冊子は同大学各キャンパスの図書館で配布されるとともに、九大コレクション上でPDF版が公開されています。

『知をつむぐ ―九州大学の書物たち―』を発行しました(九州大学附属図書館, 2019/11/7)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/29281

知をつむぐ:九州大学の書物たち(九大コレクション)
http://hdl.handle.net/2324/2344444

国立国会図書館(NDL)、NDL Labで機械学習を用いた日本十進分類(NDC9版)の推測アプリ「NDC Predictor」を公開

2019年11月8日、国立国会図書館(NDL)は、NDL Labで「NDC Predictor」を公開しました。

NDLの次世代システム開発研究室が開発した、機械学習を用いた日本十進分類(NDC9版)の推測アプリで、テキストエリアに貼り付けた書誌情報から推測を行います。

APIも提供しています。

「NDC Predictor」を公開しました(NDL Lab,2019/11/8)
https://lab.ndl.go.jp/cms/node/95

NDC Predictor
https://lab.ndl.go.jp/ndc/

参考:
国立国会図書館(NDL)、NDLラボのデータやプログラムをGitHubで公開
Posted 2019年8月26日
https://current.ndl.go.jp/node/38863

公益財団法人新聞通信調査会、「第12回メディアに関する世論調査」の調査結果を公表

2019年11月2日、公益財団法人新聞通信調査会は、「第12回メディアに関する世論調査」の調査結果を公表しました。

2019年8月23日から9月10日までの期間、全国の18歳以上の5000人を対象に訪問留置法で実施された調査であり、回答率は61.0%(3051人)でした。

調査結果の報告書では、計37の設問への回答が、

・各メディアの印象・信頼度
・憲法改正問題に関する報道
・東京オリンピック・パラリンピック
・ニュースとメディア
・生活の中の新聞
・新聞への意見
・インターネットとニュース

の7つのテーマ別にまとめられています。そのうち「インターネットとニュース」では次のような内容等が紹介されています。

金沢大学附属図書館、「金大図書館時習基金」を設置

2019年11月1日、金沢大学附属図書館は、「金大図書館時習基金」を設置したことを発表しました。

同館利用者の利便性・快適性の向上、所蔵資料の保存・活用を継続的に実施するための基金であり、同基金への寄付を募集するとともに、寄付は以下の事業等に活用するとしています。

1.所蔵資料の保存修復及び貴重資料のデジタルアーカイブ化
2.図書館設備の整備・充実

「金大図書館時習基金」11月1日スタート(金沢大学附属図書館, 2019/11/1)
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?p=25428

参考:
東北大学附属図書館、「図書館のみらい基金」(東北大学特定基金)を設置
Posted 2019年3月4日
https://current.ndl.go.jp/node/37697

立命館大学アート・リサーチセンター、文部科学省「国際共同利用・共同研究拠点」に認定:日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点

2019年10月23日、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)は、文部科学省の「国際共同利用・共同研究拠点」の制度において、「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」として認定を受けたことを発表しました。認定期間は2019年10月23日から2025年3月31日までの6年間です。

国際共同利用・共同研究拠点の認定は、国際的に質の高い研究資源を有するとともに、優れた国際協力体制を構築する研究施設を対象としており、国際拠点の共同研究を牽引する機能を強化するための支援を行うことで、当該研究施設の国内外の学術研究機関の「ハブ」としての機能強化が図られます。

立命館大学による2019年11月1日付けのニュースでは、今後、文化研究資源のデジタル・アーカイブによるデジタル・ヒューマニティーズ型日本文化・芸術研究の加速化や、各国に点在する日本文化研究拠点の活性化と連携を図り、日本芸術・文化研究の強化と進展を目指すこと等が述べられています。

鎌倉市(神奈川県)、万葉集や古今和歌集等の鎌倉の古典文学を集めた「鎌倉仙覚文庫」を鎌倉市中央図書館に開設

2019年11月1日、鎌倉市(神奈川県)は、万葉集や古今和歌集等の鎌倉の古典文学を集めた「鎌倉仙覚文庫」を鎌倉市中央図書館に開設したことを発表しました。

鎌倉市の市制80周年を記念する事業であり、同文庫の設立にかかる学術連携を中心に、青山学院大学、二松学舎大学と包括連携協定を締結することも発表されています。

また、2019年11月24日まで、鎌倉市中央図書館で同文庫の開設記念展示が行われています。

中央図書館で鎌倉仙覚文庫開設記念展示を開始(鎌倉市, 2019/11/1)
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2019/20191101-3.html

日本学術会議、提言「第6期科学技術基本計画に向けての提言」を公表

2019年11月6日、日本学術会議は、同会議の科学者委員会学術体制分科会による2019年10月31日付の提言「第6期科学技術基本計画に向けての提言」の公表を発表しました。

この提言は、2019年4月から内閣府の総合科学技術・イノベーション会議で、2021年から5年間の科学技術政策の基本として策定の準備が進められている「第6期科学技術基本計画」について、学術の立場からあるべき計画に向けた提言を行ったものです。

提言の中では、日本の現状・問題点として、大学等の教育研究機関において、研究者各自の内発的関心に基づき、長期的視野から腰を据えて基礎研究に取り組む環境が急速に失われ、学術の裾野を形成する研究者の活動が弱体化していること等の危機的な状況を挙げています。こうした状況を改善し、日本の学術が今後も持続的な発展を遂げ期待される役割を果たし続けるためには、基礎研究の蓄積とそれを可能にする継続的な投資、学術の多様性・総合性の確保・形成、バランスのとれた基盤的研究資金と競争的研究資金の配分の3点が特に重要であることを指摘しています。

京セラコミュニケーションシステム株式会社、公共図書館システム「ELCIELO」と画像解析AIを組み合わせた蔵書点検用システムの開発を開始

2019年11月6日、京セラコミュニケーションシステム株式会社は、同社の公共図書館システム「ELCIELO」について、グループ会社の株式会社Rist提供の画像解析AIによる蔵書点検システムの開発を開始したことを発表しました。

同社のプレスリリースによると、開発が進められている蔵書点検システムは、スマホやタブレットなどで図書館の書架一面を撮影した写真を使用して、1点ずつ点検することなくまとめて蔵書点検できるようになるシステムです。撮影された画像データをRistが提供する画像解析AIに取り込み、画像内の複数冊の書誌の背表紙からタイトル・著者名・分類番号をAIが分析、書誌登録データベースとマッチング・照合して蔵書点検が行われます。

同社は、タブレットなどで撮影を行うことを想定し2020年2月の提供開始を目指しています。また、ドローン等による無人状態での書架撮影自動化構想があることや、撮影したデータを活用し自宅などから図書館を体験できるバーチャル図書館の開発の検討を行っていることも併せて発表しています。

「第65回学校読書調査」の結果が公表される

全国学校図書館協議会(全国SLA)と毎日新聞社が共同して、全国の小・中・高等学校の児童生徒の読書状況について毎年調査を行う「学校読書調査」について、2019年に実施された「第65回学校読書調査」の結果が公表されています。

2019年6月の第1週・第2週に、全国の公立学校98校に通う小学4年生から高校3年生を対象とした調査が行われ、9,510人から回答を得た結果が公開されています。

調査結果として、全国SLAのウェブサイトでは、2019年5月の平均読書冊数は、小学生は11.3冊、中学生は4.7冊、高校生は1.4冊、不読者(1カ月間に読んだ本が0冊の児童生徒)の割合は、小学生は6.8%、中学生は12.5%、高校生は55.3%であったことなどが示されています。

毎日新聞の記事では、調査結果に基づいて、学校で先生や図書館員に本を薦められた経験のある児童生徒は、小学生41%、中学生30%、高校生25%で、本を薦められる経験に乏しい児童生徒が多数派だったことなどが紹介されています。

E2194 - 議論の深化を目指して:肖像権ガイドライン円卓会議<報告>

2019年9月26日,御茶ノ水ワテラスコモンホール(東京都千代田区)において,デジタルアーカイブ学会(以下「学会」;E1997参照)の主催,デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)の後援にて,「肖像権ガイドライン円卓会議-デジタルアーカイブの未来をつくる」(以下「本フォーラム」)が開催された。

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