日本

【イベント】公開シンポジウム「オープンアクセス:これまでとこれから」(12/17・堺)

2019年12月17日、大阪府立大学中百舌鳥キャンパス(大阪府堺市)において、大阪府立大学学術情報センター図書館、大阪市立大学学術情報総合センターが共催する公開シンポジウム「オープンアクセス:これまでとこれから」が開催されます。

大阪府立大学、大阪市立大学の学術リポジトリのこれまでの歩みを振り返るとともに、オープンアクセスやリポジトリについて、特に研究者にとっての意義と今後の展望を考えるシンポジウムとあります。

参加費は無料であり、定員は300人(事前申し込み要、残席に余裕がある場合のみ当日参加受付)です。

当日の主なプログラムは次のとおりです。

〇第一部
・大阪府立大学学術情報リポジトリOPERAの10年 
・大阪市立大学学術機関リポジトリOCURA
・基調講演「研究成果のオープン化から始まる研究戦略」
引原隆士氏(京都大学図書館機構長・附属図書館長)

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、日本古典籍くずし字データセットに字形データを大幅に追加:データセットを活用した無料のAIくずし字OCRサービスも公開

2019年11月11日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は、日本古典籍くずし字データセットに字形データを大幅に追加し、文字数が684,165字から1,086,326字となったことを発表しました。

データセットに対してクリーニングを行い、一部の新字を旧字に統合した結果、文字種については4,645種から4,328種に減少したとあります。

あわせて、同データセットを活用したAIくずし字OCRサービスである「KuroNetくずし字認識サービス」も公開されました。IIIFに準拠した画像を対象として、多文字くずし字OCR機能を提供するものです。

「KuroNetくずし字認識サービス」のページでは、利用には登録が必要であること、利用は無料であるが他者の利用をさまたげるような利用状況となった場合は制限を行う可能性があること等、利用方法と制限に関する説明が掲載されています。

京セラコミュニケーションシステム株式会社、公共図書館システム「ELCIELO」と株式会社オトバンクの「audiobook.jp」を連携させたオーディオブック配信サービスの提供を開始へ

2019年11月12日、京セラコミュニケーションシステム株式会社は、同社の公共図書館システム「ELCIELO」と株式会社オトバンクの「audiobook.jp」を連携させたオーディオブック配信サービスの提供を2020年2月から開始すると発表しています。

「ELCIELO」のオプションサービスとして提供予定で、導入館では、利用者が図書館に行かずに、パソコンやスマートフォンを用いて図書館のウェブサイトからオーディオブックを検索・視聴できるようになります。

サービス提供開始に先立ち、「ELCIELO」を導入館を対象にトライアルユーザの募集を行うとしています。

公共図書館システム「ELCIELO」が「audiobook.jp」と連携し、本を耳で聴く「オーディオブック配信サービス」を提供開始へ(京セラコミュニケーションシステム,2019/11/12)
https://www.kccs.co.jp/news/release/2019/1112/

東洋美術学校、花村えい子氏(画家・アーティスト)のオリジナル原画調査レポートを公表:マンガ原画の保存状態調査の一環

2019年11月8日、学校法人東洋美術学校が、画家・アーティストである花村えい子氏のオリジナル原画調査レポートを公表しました。

同校の保存修復科における、マンガ原画の状態調査を行う事業「マンガ原画の保存状態調査」の一環として、花村えい子氏のマンガ原画632点の調査を実施した結果です。

同事業は、日本のマンガ原画の保存状態の数値化、及び修復などの対処が必要な原画の所在と優先度の可視化をテーマとした調査事業で、原稿用紙の酸性度、使用画材の変遷、制作過程で使われる粘着テープの劣化などが指摘されています。

【マンガ原画の保存状態調査】漫画家・アーティスト『花村えい子』先生オリジナル原画調査レポート公開(東洋美術学校, 2019/11/8)
https://www.to-bi.ac.jp/2019/11/08/hs_report-3/

電子出版制作・流通協議会(電流協)、「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2019年10月01日)」を公表

2019年10月28日、電子出版制作・流通協議会(電流協)が、「電子書籍貸出サービス」を実施している地方公共団体の公共図書館をまとめた「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2018年7月1日)」を公表していました。

公表資料(電流協)
https://aebs.or.jp/Publication.html
※2019/10/28欄に「電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2019年10月01日)更新」とあります。

電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2019年10月01日)(電流協)
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html

美馬市立図書館(徳島県)、「美馬の記憶 デジタルアーカイブ化事業」を開始:明治・大正・昭和時代の市内の写真を募集

徳島県の美馬市立図書館が、「美馬の記憶 デジタルアーカイブ化事業」の開始を発表しています。

昔の写真を広く収集し、デジタル化して保存・整理していくことで、劣化・散逸・消滅の危機から守り、次世代へと引き継ぐことを目的とした事業で、自宅に眠っている明治・大正・昭和時代の市内の昔懐かしい風景や建物・産業・行事などの写真を募集しています。

募集期間は2019年11月1日から2020年1月31日までです。

美馬市立図書館(Facebook,2019/11/11)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1215904961943295&id=170181613182307

国立情報学研究所(NII)、NACSIS-CATセルフラーニング教材 図書コースの補講として「CAT2020とは -図書の目録が変わる・ここがポイント-」を公開

国立情報学研究所(NII)の目録所在情報サービスの2019年11月8日付のお知らせで、NACSIS-CATセルフラーニング教材 図書コースの補講として「CAT2020とは -図書の目録が変わる・ここがポイント-」を公開したことが発表されています。

2020年以降の目録所在情報システム(CAT2020)の運用開始に伴う、従来との変更点をまとめた内容となっています。なお、同教材の視聴に対応したブラウザは、Google Chrome、Firefox、Safari、Microsoft Edgeとなっており、Internet Explorer(IE)には対応していません。

NACSIS-CATセルフラーニング教材 図書コース 補講の公開について(NII目録所在情報サービス,2019/11/8)
https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2019/11/nacsis-cat.html

調布市(東京都)、「令和元年度 戦争体験映像等記録事業」の協力者募集開始:完成したDVDは市内の図書館に配架

2019年11月8日、東京都調布市が、「令和元年度 戦争体験映像等記録事業」の協力者募集を開始しました。

同市では、戦争を体験した市民の体験談をDVDに収め、記録・保存する事業を行っており、制作したDVDは、市内小中学校等に配布するほか、市内の図書館にも配架し、利用できるようにしています。

調布市戦争体験映像記録事業にご協力いただける方を募集(調布市,2019/11/8)
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1573018625395/index.html

調布市戦争体験映像記録事業(平成28年度)の発行(調布市,2017/5/11)
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1492674295341/index.html

【イベント】地域歴史文化大学フォーラム in 名古屋 地域資料保全のあり方を考える(12/22・名古屋)

2019年12月22日、名古屋大学において、名古屋大学大学院人文学研究科及び人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」共催による「地域歴史文化大学フォーラム in 名古屋 地域資料保全のあり方を考える」が開催されます。

「東海資料ネット」(仮称)の設立を目指すために行われるもので、本フォーラムは、その出発点として位置づけられています。シンポジウムでは、東海資料ネットの設立構想が発表されます。

第1部では、古文書などの紙資料が水損被害をうけた際の緊急の救済方法を紹介し、災害時における資料保全のあり方を伝えるワークショップ「資料の緊急対応を考える」(講師:天野真志氏(国立歴史民俗博物館特任准教授))が行われます。事前予約制で、定員30人です。

第2部ではシンポジウム「歴史文化の保存・継承と防災対策―東海資料ネットの設立に向けて―」が行われ、内容は以下の通りです。

報告(1) 加藤規博氏(愛知県総務局総務部法務文書課県史編さん室主幹)
「愛知県史編さんにおける資料調査の実施状況について」

報告(2)岡田靖氏(一般社団法人木文研代表理事、帝京大学准教授)
「東日本大震災における彫刻文化財の被災後の対応と被災前の対策について」

デジタルアーカイブ学会、「肖像権処理ガイドライン(案)」を公開

2019年11月6日、デジタルアーカイブ学会は、「肖像権処理ガイドライン(案)」の公開を発表しました。あわせて、「肖像権処理ガイドライン(案)の解説」も公開されています。

「肖像権処理ガイドライン(案)」は、2019年9月26日に開催された同学会主催の公開ラウンドテーブル「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつくる」で公表されたものであり、今回、同学会ウェブサイト上でも公開が行われました。

同学会法制度部会では、デジタルアーカイブ機関の現場担当者が肖像権処理を行うための拠り所とできるガイドラインの検討に取り組んでおり、「肖像権処理ガイドライン(案)」は、そのための議論、意見交換の叩き台として作成されたものです。

肖像権処理ガイドライン案(デジタルアーカイブ学会, 2019/11/6)
http://digitalarchivejapan.org/bukai/legal/shozoken-guideline

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