国土交通省

国土地理院、「地図・空中写真閲覧サービス」の機能を改善

2016年2月5日、国土地理院は、同院がこれまで整備した地図や空中写真等を閲覧できる「地図・空中写真閲覧サービス」について、機能を改善したことを発表しました。

●図歴表示機能の改良
図歴を閲覧できる地図の種類が増加、図名等を入力して検索可能に、図歴表の表示機能改善など

●2画面表示機能の改良

●謄抄本交付申請書作成機能の改良

などの改善が行われたようです。

なお、「地図・空中写真閲覧サービス」は2013年3月から一般公開されています。

「地図・空中写真閲覧サービス」
http://mapps.gsi.go.jp/

国土地理院、コンテンツ利用規約を改定:政府標準利用規約の改定に対応へ

2016年1月25日、国土地理院はコンテンツ利用規約を改定しました。

「1.当ウェブサイトのコンテンツの利用について」の「7)その他」に、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY4.0と互換性がある旨が記載されています。

これは、2015年12月4日にIT戦略本部の第11回電子行政オープンデータ実務者会議で案が示され、12月24日に第66回各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議でも提示された、「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づき、改定されたものであるようです。

政府標準利用規約は、2014年に作成され、2015年度中に見直しの検討を行うこととされていました。CC BYと互換性がある旨を明記し、英国の“Open Government License”の規定などを参考に改定が行われたようです。なお、CC-BYに存在せず、データ利用の委縮を招く懸念がある「法令、条例又は公序良俗に反する利用」「国家・国民の安全に脅威を与える利用」を禁止する条項をなくすこととされています。

国土地理院コンテンツ利用規約(平成28年1月25日改定)
http://www.gsi.go.jp/kikakuchousei/kikakuchousei40182.html

改定前の国土地理院コンテンツ利用規約(平成26年9月30日制定)

国土地理院、外国人向けの地図における英語表記ルールや地図記号に関する検討結果などをまとめた「外国人にわかりやすい地図表現検討会報告書」を公開

2016年1月6日、国土地理院は、「外国人にわかりやすい地図表現検討会報告書」を公開しました。

国土地理院が2014年度に設置した、日本地図学会会長でもある法政大学デザイン工学部の森田教授を座長とする「外国人にわかりやすい地図表現検討会」の成果をまとめた資料となっています。

これまで外国人向けの地図における多言語による地名表記や地図記号に関する標準的なガイドライン類は存在しなかったとのことで、今回公開された資料は、地名及び施設名の英語表記ルール、外国人にわかりやすい地図記号、今後の課題の3つから構成されています。

●英語表記ルール
ローマ字表記から英語表記に変換するに当たり、

・置換方式(例)筑波山:Mt. Tsukuba 利根川:Tone River

・追加方式(例)月山:Mt. Gassan (置換方式は適用不能) 荒川:Arakawa River

の2つの方式のうち、置換方式を基本とすることや、置換方式とすることが難しい場合を明示し、地名を

・単体自然地名(山、川など)
・広域自然地名(山脈、山地など)
・居住地名(都道府県、市区町村、大字・字など)
・施設名(道路、橋、駅、神社仏閣、公園など)

とわけ、どの場合に追加方式を採用するか、などを示しています。

国土地理院、「電子地形図20万」と「数値地図(国土基本情報20万)」の全国整備を完了

2015年12月25日、国土地理院は「電子地形図20万」と「数値地図(国土基本情報20万)」の全国整備を完了したことを発表しました。

いずれも、2014年10月17日から提供が開始され、毎月10面程度ずつ提供範囲が拡大されてきたものです。

「電子地形図20万」と「数値地図(国土基本情報20万)」の全国整備が完了(国土地理院, 2015/12/25)
http://www.gsi.go.jp/chizuhensyu/chizuhensyu60004.html
http://www.gsi.go.jp/common/000111470.pdf
http://www.gsi.go.jp/common/000111471.pdf
※2つ目と3つ目のリンクは、「電子地形図20万」の「那覇」の図幅の出力例です。

国土地理院のデータを活用した、優れたGISソフトウェア/コンテンツを表彰する「電子国土賞2015」が発表

2015年11月24日、国土地理院が提供・配信している電子国土基本図等を利用したGISソフトウェアとGISコンテンツの中から優れたものを表彰する「電子国土賞2015」の受賞作品が発表されました。

「電子国土賞」は今年で4回目となるもので、

●PC部門
地盤安心マップ PRO 地盤 カルテ 地盤安心マップ(地盤ネット株式会社)
登山地図&計画マネージャー「ヤマタイム」(株式会社 山と溪谷社、株式会社システム・クリエート、北海道地図株式会社)

●モバイル部門
スマートフォンアプリ 「墨田区防災マップ」(株式会社 中央ジオマチックス)

●コンテンツ部門
「igania」(内外地図株式会社)
「HogMap」(原田幾氏)

が受賞作品に決定しました。

なお、「電子国土賞2015」のほかに、電子国土基本図等の利用促進に貢献した作品(九州国立博物館による「装飾古墳データベース」)が「電子国土功績賞2015」として表彰されています。

これらの受賞作品は、11月26日から28日まで、日本科学未来館で開催される「G空間EXPO2015」において、「国土地理院」のブース内で紹介され、26日に表彰されるとのことです。

国土交通省の庄内河川事務所、2000年に発生した東海豪雨についてのポータルサイト「東海豪雨15年 災害の記憶を未来へ」を開設

2015年9月24日現在、国土交通省中部地方整備局庄内川河川事務所による「東海豪雨15年 災害の記憶を未来へ」というタイトルのポータルサイトが開設されています。

2000年9月に東海地方に被害をもたらした東海豪雨について、記憶を未来へ語り伝え、次世代の防災意識の向上を目指して。当時の被害の大きさ怖さを学び、被災者の体験を伝えるためのものとのことです。

現在、インタビューやイベント(市役所や図書館等での15年関連行事)、豪雨概要などが掲載されています。

国土交通省 庄内川河川事務所 東海豪雨15年 災害の記憶を未来へ
http://www.cbr.mlit.go.jp/shonai/tokai_gou_15yrs/index.html

参考:
長野県伊那谷地域における昭和期の災害(三六災害)の記録を収録した「語り継ぐ"濁流の子"アーカイブス」公開
Posted 2015年4月30日
http://current.ndl.go.jp/node/28402

三重県・三重大学 みえ防災・減災センター、災害アーカイブシステム「みえ防災・減災アーカイブ」を正式公開
Posted 2015年4月28日
http://current.ndl.go.jp/node/28390

宮城県多賀城市、防災・減災アーカイブス「たがじょう見聞憶」を公開

海洋情報資料館、特別展示「海底地形図今昔」を開催(9/7~10/2)

2015年9月7日から10月2日まで、海上保安庁海洋情報部(東京都江東区)の海洋情報資料館では、特別展示「海底地形図今昔」を開催します。

2015年9月12日は、1871年(旧暦の明治4年)に海図を作成する兵部省海軍部水路局が創立された日である「水路記念日」で、その144周年を記念して開催されるものです。

浮彫式海底地形図、3D海底地形図、世界の海底地形図などが展示される予定とのことで、あわせて、最新の南海トラフ巨大地震の想定震源域での海底地殻変動観測の成果や西之島調査の速報と映像なども紹介されるとのことです。

海洋情報資料館特別展示「海底地形図今昔」を開催します(海上保安庁)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/post-162.html
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KIKAKU/press/2015/H270901_SIRYOKAN.pdf
※2つ目のリンクは発表資料です。

広報(海上保安庁 ※2015/9/1付で「海洋情報資料館特別展示「海底地形図今昔」を開催します」とあります。)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/

9月12日は水路記念日です!(海上保安庁海洋情報部)

国土交通省、「統合災害情報システム(DiMAPS)」の運用を開始

2015年9月1日、国土交通省は「統合災害情報システム(DiMAPS)」の運用を開始したと発表しています。

統合災害情報システムは、地震や風水害などの自然災害発生時に、いち早く現場から災害情報を集約して地図上に分かりやすく表示することが出来る、システムで、本システムの運用により、災害現場からの情報収集や防災関係機関との情報共有、国民への情報提供等、様々な場面での活用が期待されるとのことです。

「統合災害情報システム(DiMAPS(ディーマップス))」の運用を開始しました ~災害情報をより早く、わかりやすく~(国土交通省,2015/9/1)
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo06_hh_000013.html

報道発表資料(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001101990.pdf

別紙資料(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001101991.pdf

「統合災害情報システム(DiMAPS)」の運用を開始しました~災害情報をより早く、わかりやすく~(国土地理院,2015/9/1)

国土交通省、地震時等の滑動崩落の被害を予防するための「大規模盛土造成地マップ」をハザードマップポータルサイトの「防災に役立つ地理情報」に掲載 順次追加予定

2015年8月21日、地方公共団体が地震時等に「滑動崩落」の可能性がある大規模盛土造成地について調査を行い、抽出された盛土造成地を示した「大規模盛土造成地マップ」について、国土交通省は同省のハザードマップポータルサイト「防災に役立つ地理情報」に、東京都、埼玉県さいたま市、愛知県岡崎市のデータを掲載しました。今後順次データを追加予定とのことです。

「滑動崩落」とは、谷間や山の斜面の盛土造成された宅地が、地震などによって滑ったり崩れたりする現象とのことで、同省によると東日本大震災や阪神・淡路大震災でも被害が発生したとされています。

身の周りの防災に役立つ情報をまとめて閲覧(国土交通省ハザードマップポータルサイト)
http://disaportal2.gsi.go.jp/hazardmap/site/?lat=35.626457&lon=139.447006&z=14&lkey1=morido&lopa1=1#lat=35.62646&lon=139.44701&z=14&lkey1=morido&lopa1=1&zoom=14&layers=BTTTT

国土交通省が運営しているハザードマップポータルサイトの「防災に役立つ地理情報」に、地方公共団体が公表している大規模盛土造成地マップを掲載します。(国土交通省, 2015/8/21)

国土地理院、国内の調べたい地点の浸水リスクがわかる「浸水ナビ」(地点別浸水シミュレーション検索システム)を公開

2015年7月31日、国土地理院は、国内の調べたい地点の浸水リスクがわかる「浸水ナビ」(地点別浸水シミュレーション検索システム)を公開しました。

この「浸水ナビ」は、
(1)どの河川が氾濫した場合に浸水するか
(2)河川の決壊後、どれくらいの時間で氾濫水が到達するか
(3)どれくらいの時間、浸水した状態が継続するか
などの浸水リスクを簡単に把握できるものとのことで、利用者が調べたい地点の浸水リスク等をアニメーションやグラフで表示させることができます。

7月29日現在、119河川に関する洪水浸水想定区域図(河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域及びその区域が浸水した場合に想定される水深等を示した図で、国土交通省または都道府県が作成するもの)の検索が可能とのことで、今後データは追加されるとのことです。

従来、河川ごとに公表された図面を見る必要があったものが、このシステムによって、地点から検索することが可能となるなど、図面での課題のいくつかが解消されるようです。

地点別浸水シミュレーション検索システム
http://suiboumap.gsi.go.jp/ShinsuiMap/Map/

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