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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2012年6月2日、福岡県福岡市で、小児歯科医院「こどもの歯科」に併設された私立図書館「ビブリオキッズ」と「ビブリオベイビー」がオープンしました。
同館には、作家の落合恵子さんや造本作家・デザイナーの駒形克己さんらによって選ばれた、国内外の絵本や図鑑、視覚障害者向けの本など約4,500冊が揃えられています。朝日新聞デジタルの2012年6月2日付け記事によると、館長には元九州大学病院長の水田祥代さんが就任し、司書ら3人が常駐するそうです。入館料は無料ですが、1家族につき施設利用登録料500円(3年間有効)が必要とのことです。貸出は行なわないとのことです。なお、ビブリオベイビーにはチャイルドベッドや授乳スペースなども用意されています。
駒形克己さんのブログでオープニングセレモニーの様子などが紹介されています。
図書館:待合室をヒントに小児歯科医が企画 あす南区に開館、作家推薦絵本など4500冊 /福岡(毎日jp 2012/6/1付け記事)http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120601ddlk40040348000c.html
小児歯科医院に絵本図書館 福岡(朝日新聞デジタル 2012/6/2付け記事)
2012年6月19日と20日に、東京都千代田区の東京商工会議所で、専門図書館協議会の2012年度全国研究集会が開催されます。総合テーマは「専門図書館の今日的機能を問い直す」です。19日には開会式に続いて東京大学の西成活裕教授による基調講演「シゴトの渋滞とゆとり」が、20日には以下の6つの分科会に分かれて発表やディスカッションが行なわれます。
・第1分科会「企業図書館は発信する」 ・第2分科会「埋もれている情報を求めて」 ・第3分科会「今後の私立図書館の運営」 ・第4分科会「専門図書館における著作権ナウ」 ・第5分科会「資料保存・修復の今日的課題を問い直す」 ・第6分科会「デジタル時代における新たなサービスの潮流」
平成24年度総会・全国研究集会の日程(PDF:3ページ)http://www.jsla.or.jp/1/13/ZE/24-1.pdf
専門図書館協議会http://www.jsla.or.jp/
2012年4月3日、財団法人九州経済調査協会による会員制ライブラリー「ビズ・コミュニケーション・ライブラリー」(BIZCOLI)が福岡市にオープンしたそうです。このライブラリーは、20万冊以上の蔵書を備えていた同協会の「経済図書室」を移転したものです。九州における知の集積・交流・創造拠点をコンセプトに掲げており、施設内には「交流ラウンジ」「情報検索ゾーン」「知の森(ビジネス情報閲覧)」「知の回廊」「ミーティングルーム」「マイデスクゾーン」が設けられており、無線LANやデータベース「日経テレコン21」も導入されています。
BIZCOLIhttp://www.bizcoli.jp/
BIZCOLIのFacebookページhttps://www.facebook.com/bizcoli
財団法人九州経済調査協会http://www.kerc.or.jp/
千葉市中央区の千葉銀座商店街に、2011年4月24日に「ちばぎんざ図書館」がオープンしました。同商店街とNPO法人情報ステーションの連携によるもので、商店街のインフォメーションセンターとしての機能も併せ持ち、情報発信と住民交流で地域活性を目指すとのことです。
ちばぎんざ図書館(NPO法人情報ステーション)http://infosta.org/library/chibaginza.html
ちばぎんざ図書館開館のお知らせ(千葉銀座商店街 2011/4/15付けのニュース)http://www.chiba-ginza.ne.jp/cgi-bin2/news/news_details.php?news_id=305
漫画評論家の故・米沢嘉博氏の蔵書を柱とした、漫画や同人誌等の資料を所蔵する「米沢嘉博記念図書館」が、2009年10月31日に東京都千代田区に開館しました。同図書館は、明治大学の「東京国際マンガ図書館」(仮称)の先行施設として位置づけられています。1階展示室は無料で利用できますが、2階閲覧室及び書庫資料の利用は、明治大学学生・教員および有料会員に限られるとのことです。
米沢嘉博記念図書館http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/index.html
明大マンガ図書館 先行施設がオープン(2009/11/1付けMSN産経のニュース)http://sankei.jp.msn.com/life/trend/091101/trd0911010025000-n1.htm
明治大に漫画図書館 「りぼん」など14万冊収蔵(2009/10/31付け47NEWSの記事)http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009103101000093.html
参考: 明治大学、「東京国際マンガ図書館」(仮称)を2014年度に開設へhttp://current.ndl.go.jp/node/14988
文部科学省のウェブサイトに、「図書館等における司書有資格者活用状況に関する実態調査報告書(平成21年3月)」が掲載されています。司書有資格者の活用方策等の検討のために、全国の公立図書館、私立図書館、民間企業等における司書有資格者の採用・活動状況等を調査したものです。
図書館等における司書有資格者活用状況に関する実態調査報告書(平成21年3月)http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/shiryo/1284995.htm
文部科学省のウェブサイトに、「図書館の自己評価、外部評価及び運営の状況に関する情報提供の実態調査(平成21年3月)」という調査報告書が掲載されています。同調査は、図書館の自己評価・外部評価に関するガイドラインの策定及び今後の図書館のあり方検討にに資する基礎的資料とすることを目的として実施され、文献調査、アンケート調査、ヒアリング調査などが行われたとのことです。
図書館の自己評価、外部評価及び運営の状況に関する情報提供の実態調査(平成21年3月)http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/shiryo/1284904.htm
PDF版はこちら
獨協大学 経済学部 井上 靖代(いのうえ やすよ)
私立図書館は大きく分けて、貸出をおこなう図書館(lending library)と参考調査のみをおこなう図書館(research library)の2種がある。アメリカの私立公共図書館は会員制図書館からはじまったものや、19世紀終わり頃から登場した個人あるいはその一族が資産を投じて設立した図書館などがある。ここでは一般に公開(公共化)していない個人所有の文庫や図書館は除外する。利用条件は様々であるが、会費を支払うことで利用可能としている市民に公開された「公共」図書館を取り上げる。
貸出図書館の多くは設立時に集団で設立資金を投資し、建物や資料費、人件費など運営費用を拠出したもので、一定の職種集団が次世代の労働者養成のため設立した学校等に付属して設立されたものや一定の階級(社会経済的・人種民族的・文化地理的などで仮想的に限定された集団)を利用者とみなすものなどが多い。
知的好奇心をもつ子ども向けの書籍を刊行している出版社“Smart Poodle Publishing”が、「図書館について、みんなに知って欲しいこと」に関するエッセイを募集しています。大賞に選ばれると賞金500ドル(約5万円)とともに、受賞作品をウェブ及び紙媒体で発表されます。 残念ながら応募は、米国に在住する公共図書館、私立図書館、学校図書館、大学図書館職員のみとのことです。
What I Wish Everyone Knew About Librarians Writing Contesthttp://smartpoodlepublishing.com/contest.html
Writing Contest: What I Wish Everyone Knew About Librarians
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