2018年2月26日、米国図書館協会(ALA)の専門・企業図書館部会(ASCLA)は、ALAの組織委員会(Committee on Organization)から、連邦政府および軍図書館に関するランドテーブル(FAFLRT)の廃止とASCLAへの合併、及び、専門・政府・企業図書館部会(Association of Specialized, Government, and Cooperative Library Agencies:ASGCLA)の新設が承認されたと発表しています。
2017年5月5日、連邦政府機関の図書館間の連携・協力を促進するために米国議会図書館(LC)内に設けられている米国連邦図書館情報センター委員会(FLICC)の米国連邦図書館情報ネットワーク(FEDLINK)が、連邦政府機関の図書館や図書館員等を称える賞“Awards for federal librarianship”の2016年の受賞者を発表しています。
図書館・情報センターに対する賞“Federal Library/Information Center of the Year”の大規模館部門には、米・航空宇宙局のGoddard Information and Collaboration Centerが、小規模館部門には、米・連邦通信委員会図書館が選ばれています。
また、図書館員に対する賞“Federal Librarian of the Year”には、フォートノックス基地内のバー・メモリアル図書館のMichael Steinmacher氏が、図書館技術者に対する賞“Federal Library Technician of the Year”には退役軍人省のJennea Augsbury氏が選ばれています。
2014年7月28日、オーストラリアのThe Canberra Timesが、政府図書館サービスの外部委託化の動きがあること等について報じています。これに関して、オーストラリア図書館協会(ALIA)が同日、“Federal Government's evidence-based policy making under threat”と題して外部委託化の動きへの懸念を表明しています。
2014年2月25日、米国政府印刷局(GPO)は、連邦政府の情報へのアクセスを増加させるため、連邦寄託図書館制度(FDLP)を通じて図書館、一般公衆への電子書籍プログラムを拡大すると発表しました。米国連邦政府の出版物カタログ(Catalog of U.S. Government Publications: CGP)を通じて、本文の情報をmobi、EPUBフォーマット等で提供するもののようです。最初に公開されたのは約100タイトルで、GPOは連邦政府と協力し、今後、毎月新しいタイトルを公開するとのことです。GPOは、FDLPを通じて、米国全土の1,200の図書館に紙媒体および電子媒体の政府情報を提供しています。