デジタル資料

E1710 - NDLデジタルコレクションで歴史・文化を発掘<報告>

 2015年8月8日,国立国会図書館(NDL)東京本館で,「NDLデータ利活用ワークショップ~「国立国会図書館デジタルコレクション」のお宝資料248万点から地域の歴史・文化を掘り起こそう~」を開催した。これは,「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下デジコレ)の利活用の促進を目的としたイベントで,当日は,会社員やエンジニア,学生,図書館員など幅広い層から想定を超える35名の参加を得た。

E1703 - ボーンデジタル資料の管理にアーキビストの専門知識の活用を

 2015年7月,OCLC Researchが,アーキビストの専門知識を図書館でのボーンデジタル資料の管理に取り込むことを提言した報告書“The Archival Advantage : Integrating Archival Expertise into Management of Born-digital Library Materials”を発表した。

京都府立図書館、1949~2014年度までの同館の「事業概要」(事業報告)を公開

2015年8月11日、京都府立図書館は1949(昭和24)年度から2014(平成26)年度までの同館の「事業概要」(事業報告)をPDFファイル形式で同館のウェブサイトに掲載しました(ただし、1965(昭和40)年度分はなし)。

なお、2011(平成23)年度版以前は、原紙をスキャンし、OCRでテキスト化して提供しているものとのことです。また、モノクロで提供されています。

事業概要(京都府立図書館)
http://www.library.pref.kyoto.jp/gaiyou/gaiyoutop.html

お知らせ(一覧) (京都府立図書館 ※2015/8/11付で「昭和24年度から平成26年度までの当館「事業概要」(事業報告)を掲載しました。」とあります。)
http://www.library.pref.kyoto.jp/news.html

参考:
神奈川県立図書館、『神奈川県立図書館60年の歩み』の本編とビジュアル版をホームページで公開
Posted 2014年11月12日
http://current.ndl.go.jp/node/27413

大阪府立中之島図書館、「大阪府立中之島図書館九十年」のPDF版を公開
Posted 2012年1月18日
http://current.ndl.go.jp/node/19946

宮内庁、1945年8月15日正午の玉音放送の録音資料など、先の大戦に関する資料をウェブサイト上で公開

2015年8月1日、宮内庁は同庁が管理する先の戦争に関係する資料についてウェブサイト上で発表しています。

●御文庫附属庫
大本営会議室等の防空用施設として、陸軍築城部本部により1941年に建設されたもので、1945年8月10日の最高戦争指導会議、8月14日の御前会議などが開催されたもの。公開された資料は、位置図や平面図、映像や写真。

●1945年8月15日正午にラジオ放送された玉音放送等
戦後70年の節目に当たって、70年ぶりに玉音放送の録音原盤を再生し、録音に成功したもの。公開された資料は、音声、原盤の写真、「大東亜戦争終結に関する詔書」の3つ。

●1946年5月24日のラジオ放送(玉音放送)
公開された資料は、音声と、「食糧問題に関するお言葉」の2つ。

御文庫附属庫の映像(ビデオ)
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taisenkankei/obunko/obunko-h27-mov.html

御文庫附属庫の写真
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taisenkankei/obunko/obunko-h27.html

終戦の玉音放送

大阪市立中央図書館、大阪港開港記念日にあわせ作成したオリジナルブックカバーを公開

2015年7月15日(大阪港開港記念日)、大阪市立中央図書館は、オリジナルブックカバーを作成し、ウェブサイト上で公開しています。画像は、同館の所蔵する資料の中から、含粋亭芳豊作の錦絵「菱垣新綿番船川口出帆之図」が使用されています。

同館では、過去他にもオリジナルブックカバーを作成していて、同じくウェブサイト上で公開されています。

読書のお供にオリジナルブックカバー(川口出帆之図)(大阪市立中央図書館, 2015/7/15)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jofl54jnz-6714

おまけ(大阪市立図書館)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=434
※過去の同館のオリジナルブックカバーや「かけかた」等が掲載されています。

参考:
静岡県立中央図書館、お茶に関する浮世絵を使ったブックカバーを公開
Posted 2011年6月10日
http://current.ndl.go.jp/node/18391

横浜市立図書館が横浜開港150周年記念でオリジナルブックカバーを公開
Posted 2009年2月13日
http://current.ndl.go.jp/node/11824

OCLC Reserach、ボーンデジタルの図書館資料の管理についてのレポートを公表

2015年7月7日、OCLC Reserachが、ボーンデジタルの図書館資料の管理についてのレポート“The Archival Advantage: Integrating Archival Expertise into Management of Born-digital Library Materials”を公表しています。

このレポートでは、ボーンデジタルの図書館資料の管理についてアーキビストを取り込むための議論をしているとのことで、アーカイブ的な専門知識とデジタルな文脈との関連性についての10の領域について焦点をあてています。

焦点があたっているものには、所有権の確認、コンテンツの重要性の評価、作成の背景の記録、コレクション寄贈者との交渉と長期間をかけての関係性の育成、法的課題の認識と方向付け、ファイルの信憑性の保証、大規模なコレクションのためのメタデータ作成のための実質的な取組の利用、があり、各々はデジタル・アナログ双方に関連するものであるとのことです。よってアーキビストの各々の領域における深い知識はこれらの課題を処理することを保証するのを助けるとされています。

OCLC Research Reports
http://www.oclc.org/research/publications/reports.html

東京国立博物館、所蔵資料の画像を閲覧できる「東京国立博物館デジタルライブラリー」を公開

2015年3月31日、東京国立博物館は所蔵している貴重な和書、洋書、漢籍等の全文画像が閲覧できる「東京国立博物館デジタルライブラリー」を公開しました。

現在収録されている資料は、和書および歴史資料、東京国立博物館資料館で保管している洋書および漢籍が中心とのことで、今後も資料は追加されるようです。

2014年度 情報一覧(東京国立博物館)
http://www.tnm.jp/modules/r_db/index.php?controller=list&t=news&fiscal_year=2014
※トップページの「最新情報」にも同様の内容が掲載(2015年3月31日)

東京国立博物館デジタルライブラリー
http://webarchives.tnm.jp/dlib/

Image Permanence Institute(IPI)、デジタル写真の保存のためのガイドブックを公開

画像や文化財の保存のための開発と実践を行っているImage Permanence Institute(IPI)が、学術的・文化的なコレクションにおけるデジタル写真の蓄積と保存に関する基本的な情報を提供するガイドブック“IPI Guide to Preservation of Digitally-Printed Photographs”を公開しています。

文化施設での保存担当者を対象とするガイドですが、写真家、芸術家、一般大衆にも役立つであろうとのことです。

IPI Guide to Preservation of Digitally-Printed Photographs
http://www.dp3project.org/webfm_send/739

Image permanenceInstitute
https://www.imagepermanenceinstitute.org/

via:
Reference:“IPI Guide to Preservation of Digitally-Printed Photographs”(infoDocket,2014/10/31)

国立国会図書館、電子展示「本の万華鏡」の第15回「もう一つの東京オリンピック」を公開

国立国会図書館は、2014年2月27日、ミニ電子展示『本の万華鏡』の第15回として、「もう一つの東京オリンピック」をウェブサイトに公開しました。

今回の展示では、開催権を返上した1940年東京オリンピックの招致活動を中心に、日本のオリンピック初参加から1940年大会返上に至る歴史を、資料とともに紹介しています。

本の万華鏡「もう一つの東京オリンピック」を公開しました(付・プレスリリース)(国立国会図書館、2014/2/27付け)
http://ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1204600_1828.html

プレスリリース
http://ndl.go.jp/jp/news/fy2013/__icsFiles/afieldfile/2014/02/26/pr140227.pdf

米国で、デジタル雑誌提供サービス“Zinio for Libraries”を導入する公共図書館が増加中

米国の公共図書館において、デジタル雑誌提供サービス“Zinio for Libraries”を導入する公共図書館が増加しているようです。2013年9月3日、マサチューセッツのBrookline Public Libraryが導入したことが公表されており、また8月、ロサンゼルス公共図書館等複数館が導入を公表しています。

ロサンゼルス公共図書館の事例では、同館の図書館カード保有者は、US Weekly、Newsweek、Rolling Stone、Runner's World、Mac Worldなど230誌にアクセスが可能とのことです。また24時間利用可能であり、紙の雑誌と異なり返却も不要で延滞料も発生しないと、案内しています。

“Zinio for Libraries”はレファレンスライブラリアンが選ぶ2012年のベストデータベース賞においてBest new database賞となっているものです。全体で現在1,400館ほどで導入されているようです。

Brookline Public Library in Partnership with Recorded Books Announces Launch of Digital Magazine Service Zinio (PRweb, 2013/9/3付け)

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