デジタル資料

経済産業省、コンテンツ技術を発掘・評価するための事業“Innovative Technologies 2016”の募集を開始

2016年5月13日、経済産業省は、我が国の優れたコンテンツ技術を発掘・評価するための事業“Innovative Technologies 2016”の募集を開始しました。

この事業は、技術マップ2015(コンテンツ分野)で示されている技術開発の方向性に基づき、その実現に大きな貢献が期待できる先進的な技術を発掘・評価し、産学連携の場での共有と社会への発信を行うことで、我が国におけるコンテンツ技術の未来を描くことを目的として実施するものです。

我が国の優れたコンテンツ技術を発掘・評価するための事業“Innovative Technologies 2016”の募集を開始します(経済産業省、2016/5/13)
http://www.meti.go.jp/press/2016/05/20160513001/20160513001.html

E1793 - オンライン資料の納本制度の現在(3)オーストラリア

E1793 - オンライン資料の納本制度の現在(3)オーストラリア

◯はじめに

2015年8月17日にオーストラリア連邦議会を通過した「民法・司法関係法改正法2014」(Civil Law and Justice Legislation Amendment Bill 2014)によって,オーストラリア国立図書館(NLA)への納本対象資料をオンライン資料にも拡大するように改正された著作権法が,2016年2月17日施行された。これまで,NLAでは,無償のオンライン資料を出版者との契約により収集してきたが,改正著作権法の施行に伴い,有償・無償を問わずオンライン資料は全て納本制度に基づき収集できることとなった。2012年に司法省からオンライン資料のオンデマンド収集を主旨とする納本制度の拡大について提言が出されたが,これはその提言の延長にあるものであろう。

国土地理院、地図、空中写真等の三次元表示が可能な「地理院地図Globe」を試験公開

2016年3月29日、国土地理院が、「地理院地図Globe」を試験公開しました。

同院が「地理院地図」で提供している地図・空中写真等をウェブブラウザ上で三次元表示できるサービスです。

現在、「地図・空中写真」(土地条件図、東日本大震災後正射画像など)、「防災関係」(西之島布巾噴火活動、平成27年9月関東・東北豪雨)などが表示できるほか、東京大学空間情報科学研究センター(CSIS)の提供するジオコーディングを用い、文字列による検索が可能で、GeoJSON・KML(KMP)ファイルも読み込むことが可能となっています。

地理院地図Globe
http://globe.gsi.go.jp/index_globe.html

地理院地図Globeホームページ
http://globe.gsi.go.jp/

操作マニュアル(2016/3/29付)
http://globe.gsi.go.jp/manual.pdf

地理院地図Globeを試験公開しました(国土地理院, 2016/3/29)
http://www.gsi.go.jp/johofukyu/johofukyu40056.html
http://www.gsi.go.jp/common/000138598.pdf
※発表の添付資料です。

参考:

総務省、「ふるさとづくり推進ポータルサイト」を公開:自治体が地域のデジタルコンテンツを登録する「ふるさとデジタル図書館」など

2016年3月28日、総務省は、全国各地の特色ある地域資源の魅力や、ふるさとづくりの取組みなどを集約・発信する「ふるさとづくり推進ポータルサイト」(「ふるさとポータル」)の公開を発表しました。

(1)全国の自治体がそれぞれの地域で行なうお祭りやイベントの動画、特産品、名所・旧跡の写真など、その地域の歴史や文化等にまつわるデジタルコンテンツを掲載する「ふるさとデジタル図書館」

(2)「国立国会図書館サーチ」と連携し、全国の公共図書館(都道府県、政令指定都市及び政令指定都市以外の一部の市)の蔵書、歴史資料等の情報を横断検索できる「全国の図書館」

(3)ふるさとづくりに関する様々な情報を提供する「「ふるさとづくり」の推進に向けて」

などのページが公開されています。なお、(2)、(3)は、2015年12月から公開されていました。

概要の資料では、利用イメージなども公開されており、全国の自治体からの、「ふるさとデジタル図書館」へのデジタルコンテンツへの登録や、「全国移住ナビ」との連携などが示されています。

ふるさとづくり推進ポータルサイト
https://www.chiikinogennki.soumu.go.jp/furusato/FP000101/

図書情報一覧

奈良国立博物館の「収蔵品データベース」「画像データベース」の画像データが、私的利用の範囲で無償ダウンロード可能に

2016年3月1日付で、奈良国立博物館は、同館の「収蔵品データベース」及び「画像データベース」で公開している画像データの無償ダウンロード開始について発表しました。私的利用の範囲であれば、誰でも自由に画像データを利用可能である、としています。

奈良国立博物館では、仏教に関連する文化財について継続的な調査と撮影を実施しており、「画像データベース」には、同館が収蔵する画像資料のうち、公開可能な、文化財および写真原板・デジタル画像に関する文字情報と、画像情報が提供されています。また、「収蔵品データベース」には同館の収蔵品の画像等が収録されており、「彫刻」「絵画」「書跡」「工芸」「考古」「中国古代青銅器」の6つのカテゴリーがあります。

収蔵品データベース
http://www.narahaku.go.jp/collection/

画像データベース
http://imagedb.narahaku.go.jp/archive_search/search/index.php

奈良国立博物館ホームページ
http://www.narahaku.go.jp/index.html
※2016/3/1付で、「トピックス」の欄に「収蔵品画像の無償ダウンロード開始について」とあります。

Twitter(narahaku_PR, 2016/3/2)

E1766 - 「デジタル脚本アーカイブズ」の試行研究

〇はじめに
 「脚本アーカイブズ活動」とは,テレビ・ラジオの放送番組制作に使用した脚本・台本を収集,保存,管理,公開する活動をいう。2011年5月18日,文化庁と国立国会図書館(NDL)の間で「我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承に関する協定」が締結され,「テレビ・ラジオ番組の脚本・台本」も保存等の対象の一分野となった。テレビ・ラジオも放送初期は映像や音声の残存率が非常に低い。特に1980年以前のテレビ番組の映像は,録画に使われたビデオテープが高価だったため,何度も上書きされて現存せず,脚本・台本は,当時の放送番組を知る大きな手がかりとなる。この協定を受け,2012年,日本放送作家協会から活動を継承し,日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム(代表理事・山田太一;以下コンソーシアム)が設立された。そして1980年以前の脚本・台本約2万7,000冊をNDLに寄贈し,東京本館の音楽・映像資料室で公開中であり,また,1981年以降の脚本・台本は川崎市市民ミュージアムで2016年度中に公開予定である。

神奈川近代文学館、夏目漱石に関するデジタル化資料群を収録した「Web版夏目漱石デジタル文学館」を本格稼働

2016年2月9日、神奈川近代文学館は、同館所蔵の夏目漱石に関するデジタル化資料群を収録した「Web版夏目漱石デジタル文学館」を本格稼働させたことを発表しました。

2016年2月15日時点で、550点の資料について画像2,200点を収録しており、同館の館内にある「夏目漱石デジタル文学館」では、さらに多くの資料を閲覧可能とのことです。

2月9日は、夏目漱石の誕生日(旧暦・1867年1月5日)で、2016年は没後100年にあたります。

なお、2016年3月26日から5月22日まで、同館では、同館の所蔵資料と、岩波書店・東北大学附属図書館の所蔵資料を展示する、特別展「100年目に出会う 夏目漱石」が開催されます。

Web版目漱石デジタル文学館
http://www.kanabun.or.jp/souseki/index.html

特別展「100年目に出会う 夏目漱石」(神奈川近代文学館)
http://www.kanabun.or.jp/exhibition/4344/

Twitter(kanabun_PR, 2016/2/9)
https://twitter.com/kanabun_PR/status/696908334125809664

参考:
国立国会図書館東京本館、企画展示「あの人の直筆」を開催中(10/18~11/18)

練馬区立稲荷山図書館(東京都)で、館内の無線LAN回線に接続し、デジタル資料を閲覧できるサービス「Inariyama E-Contents Spot」の提供開始

2016年1月30日、東京都の練馬区立稲荷山図書館で、同館が所蔵するドイツの昆虫学者ザイツによる『世界大型鱗翅目図鑑』のうち、蝶を取り扱っているvol.1、5、9について、そのデジタル資料を館内で閲覧することができるサービス「Inariyama E-Contents Spot」の提供が開始されました。

同館の昆虫コーナー内に特設コーナーが開設され、デジタル資料閲覧専用の無線LAN環境(Wi-Fi)が整えられ、据え置きのタブレットのほか、利用者自身のタブレットやスマートフォンでも閲覧可能です。また、無線LANの範囲外でのコンテンツ閲覧は不可能で、非ダウンロード型の提供となっています。

なお、ヴィアックスの発表では、今後ほかの受託図書館でもWi-Fi配信型館内デジタル資料閲覧サービスの展開を目指すとされています。

昆虫資料デジタルアーカイブの館内公開について(2016/1/30)
https://www.lib.nerima.tokyo.jp/news/detail/230

練馬区立稲荷山図書館で「Inariyama E-Contents Spot」を開始します。(ヴィアックス, 2016/1/30)
http://www.viax-tosyokan.jp/lib/topics/20160130/

E1762 - 第5回日中韓電子図書館イニシアチブ(CJKDLI)会議<報告>

 2015年12月10日と11日,第5回日中韓電子図書館イニシアチブ(China-Japan-Korea Digital Library Initiative:CJKDLI)会議(E1526E1647参照)が国立国会図書館(NDL)で開催された。中国国家図書館(NLC)と韓国国立中央図書館(NLK)からは各4名,開催国であるNDLからは9名が出席した。

日常生活の風景から100の場面を選んでまとめたウェブサイト「古典画像にみる生活百景」

2016年1月24日、カルガリー大学(カナダ)ドイツ・ロシア・東アジア研究学部の教授・楊暁捷氏のブログ「絵巻三昧」で、日常生活の風景から100の場面を選んでまとめた「古典画像にみる生活百景」(“100 Life Scenes in Classical Painting” )というウェブサイトを公開したことを発表しています。

全てインターネットで公開されているデジタル画像を用いているとのことで、英語版のページも作成されており、引用元や所蔵機関に関する情報などが掲載されています。

古典画像にみる生活百景(カルガリー大学)
http://people.ucalgary.ca/~xyang/hp/hp.html

X. Jie YANG's Homepage(カルガリー大学)
http://people.ucalgary.ca/~xyang/

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