2015年10月12日から14日まで、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と英国公文書館(TNA)の合同会議"DCDC15"が、英国のThe Lowryで開催されるとのことです。DCDCとは"Discovering Collections, Discovering Communities"のことで、今年の会議のテーマは"Exploring new digital destinations for heritage and academia"ということです。登録受付は始まっており、参加費は無料ですが、夜のイベント参加は有料とのことです。
英国国立公文書館(TNA)が、中世の英国における移民のデータベースを公開しました。ヨーク大学とシェフィールド大学のHumanities Research Instituteと共同で開発し、1330年から1550年の間に英国に居住した65,000人以上の移民の名前や国籍、職業、居住地等のデータが含まれているとのことです。
・National Railway Museum, 'Anatomy of a traction merger: the archives of GEC Traction' - £43,125
・West Yorkshire Archive Service, 'National Coal Board (NCB) and predecessor bodies, West Yorkshire coal mining records 17th century-1990s' - £37,351
・Dorset History Centre, 'Granted by Longspee, the records of Poole borough' - £34,867
2014年10月31日、英国国立公文書館(TNA)が、“Open Government Licence”のバージョン3.0を導入したとのことです。英国政府のライセンスのフレームワークである(UK Government Licensing Framework:UKGLF)の一つとのことで、政府やその他の公的セクターの幅広い情報の利用と再利用を許可するライセンスで、基本的な用語や条件は変更されていないとのことです。