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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2021年2月14日、文化庁と一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムの主催により、脚本アーカイブズシンポジウム2021「脚本を残し未来へ語り継ぐこと」がオンラインで開催されます。
定員は150人(要事前予約)で、参加費は無料です。
当日の主なプログラムは以下の通りです。
・鼎談「脚本アーカイブズのさらなる展開に向けて」 司会:吉見俊哉氏(東京大学大学院情報学環教授) 池端俊策氏(脚本家、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム代表理事) 高野明彦氏(国立情報学研究所教授)
・パネルディスカッション「脚本に込められた想いとは」 大石静氏(脚本家) 磯山晶氏(TBSプロデューサー) 岡室美奈子氏(早稲田大学演劇博物館館長) 藤田真文氏(法政大学社会学部長、NPO放送批評懇談会 常務理事)
2021年1月20日、電気通信大学附属図書館が、特別展示「村田・高木文庫 江戸期和算書コレクション」を開催中です。
同文庫は、同大学の元教授・村田好正氏が、義父の故高木純一早稲田大学教授から遺贈された江戸期の和算書コレクションで、村田氏の退職にあたり、同大学に寄贈されたものです。今回の展示は、同文庫のデジタル化が完了したことにともなうもので、デジタル化したデータは「電気通信大学学術情報リポジトリ(C-RECS)」で公開されています。
展示は同館2階UEC Ambient Intelligence Agoraにて行われています。
特別展示「村田・高木文庫 江戸期和算書コレクション」のお知らせ(電気通信大学附属図書館,2021/1/20)https://www.lib.uec.ac.jp/news/itemid011-000290.html
2021年1月21日、京都大学図書館機構が、京都大学貴重資料デジタルアーカイブにおいて「菊亭文庫」を公開したと発表しました。
「菊亭文庫」は、1921年に872部1,326冊、1922年に38部43冊および文書822部が、故菊亭公長侯爵から永久寄託されて以来、京都大学附属図書館貴重書庫で保管され、利用に供されてきた、公家・今出川家(明治以降、「菊亭」と改姓)に関する資料です。今回、現在の所有者により、新たな関係文書・美術品16点とともに同館に寄贈され、2021年1月、正式に附属図書館の所蔵資料として登録されました。
今回デジタル化・公開されたのは、肖像画掛軸(第22代・今出川実種(さねたね)、第23代・今出川尚季(なおすえ)、第24代・今出川公久(きんひさ)、第25代・今出川実順(さねあや))、家系図([菊亭家系図])、「言継卿記」(天正4(1576)年)の合計6点です。
2021年1月15日、フランス国立科学研究センター(CNRS)が、消滅の危機に瀕し、記録されていない言語の音声アーカイブプロジェクト“collection Pangloss”に関する記事を掲載しました。
同プロジェクトは、言語多様性等に関するCNRS内の研究ユニット“Langues et civilisations à tradition orale(LACITO)”により1995年から開始され、2012年に“collection Pangloss”という名称がつけられました。
記事によると、現地調査時に収集された170以上の言語の、ドキュメント、音声、ビデオ3,600件以上がコレクションに含まれています。また、提供されている録音は、全体で約780時間であり、半分近くに内容のテキストや注釈が付与されています。
また、記事の中では、専門家のニーズに応えること、より多くの人がアクセスしやすくすることを目的に、2021年1月にインターフェースを改善したウェブサイトを公開したことに触れています。その他、FAIR原則に則ったデータの提供や、2020年10月以降行っているドキュメントへのDOI付与をはじめとした、オープンサイエンスに関する取組等について述べられています。
2021年1月20日、米国国立公文書館(NARA)が、ドナルド・J・トランプ大統領図書館のウェブサイトの公開を発表しました。アーカイブされたホワイトハウスのウェブサイトやソーシャルメディアのアカウントの情報、および、トランプ政権の記録へのアクセスに関する情報を提供するものです。
NARAは、大統領記録法にもとづき、トランプ政権の全ての記録を受け取り、ワシントン,D.Cに所在する本館で保存します。保存された記録の提供は、大統領図書館法にもとづく15番目の大統領図書館であるドナルド・J・トランプ大統領図書館を通じて行われます。
NARAでは、前大統領が、大統領図書館法にもとづいてアーカイブ研究施設や博物館を建設し寄贈すると決定したかどうかに関わらず、政権によって作成された大統領記録のコレクションを「大統領図書館」として維持するとしています。また、トランプ前大統領の大統領センターや博物館の計画についての情報は、トランプ前大統領の事務所に尋ねるよう求めています。
2021年2月13日と2月14日に、武蔵大学が、「学生・市民による映像を活用した地域の記録、そしてコミュニティアーカイブ構築を考える」をテーマとした2020年度白雉映像祭を、オンラインで開催します。
参加を希望する場合は、事前の申し込みが必要です。
当日の主な内容は以下の通りです。
■2月13日 ・大学を拠点に映像で地域を記録する取り組み①:永田ゼミでの実践 永田浩三氏(武蔵大学教授)
・大学を拠点に映像で地域を記録する取り組み②:坂本ゼミによる3.11の被災地での実践 坂本旬氏(法政大学教授)
・東京ビデオフェスティバルの市民映像は地域の記憶と記録をどう伝えてきたのか 佐藤博昭氏(市民がつくるTVF副代表)
■2月14日 ・大学を拠点に映像で地域を記録する取り組み③:松本ゼミでの3.11の被災地、及び長野での実践 松本恭幸氏(武蔵大学教授)
・大学を拠点に映像で地域を記録する取り組み④:阪井ゼミによる3.11の被災地、あるいは空知の旧産炭地での実践 阪井宏氏(北星学園大学教授)
2021年2月20日、朝日放送グループホールディングス株式会社CSR推進部の主催により、「「見る」「聞く」「学ぶ」バーチャルツアー 26年前の被災地を歩く」が開催されます。
朝日放送テレビ報道情報デスクの木戸崇之氏を案内人とし、阪神・淡路大震災直後の「阪神・淡路」を、ウェブサイト「阪神淡路大震災25年 激震の記録1995 取材映像アーカイブ」の地図を頼りに歩くツアーです。同アーカイブの継続的活用および災害映像のより深い理解を目的とした書籍『スマホで見る 阪神淡路大震災~災害映像がつむぐ未来への教訓~』の出版記念イベントとされています。
参加費は無料であり、事前の申し込みが必要です。
阪神淡路大震災25年 激震の記録1995 取材映像アーカイブhttps://www.asahi.co.jp/hanshin_awaji-1995/
2021年1月12日、カタール国立図書館(QNL)が、カタールサッカー協会と覚書を締結したと発表しています。
覚書の締結は、同国における科学・文化・技術の総合的な発展を強化するための知識の交換を目的としたもので、特に、サッカー分野の記録化における協力について示されています。
締結の意義として、2022年のFIFAワールドカップカタール大会に向けて、スポーツ界に長期的に貢献するとともに、中東地域および全世界に対し深い文化的遺産を残すだろうと述べられています。
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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