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著作権侵害に係る少額賠償請求から事前オプトアウトするための手続に関する規則制定案に図書館関係団体が懸念を表明(米国)

米国著作権局が2021年9月2日に告示した規則制定案“Small Claims Procedures for Library and Archives Opt-Outs and Class Actions”に対し、米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)、大学・研究図書館協会(ACRL)から構成される“Library Copyright Alliance”(LCA)が、2021年9月30日付けでコメントを発表しています。

この規則制定案は、米国で2020年12月に制定された“Copyright Alternative in Small-Claims Enforcement Act”(CASE Act)に関するものです。CASE Actでは、米国著作権局内に“Copyright Claims Board”(CCB)とよばれる機関を設置し、著作権侵害における少額賠償請求を扱うことを可能としています。

【イベント】須賀川特撮アーカイブセンター開館1周年記念イベント(11/3・須賀川)

2021年11月3日、須賀川特撮アーカイブセンター開館1周年記念イベントが、同センターで開催されます。

「スカキングぬり絵入賞者表彰式」や「スカキングの3D化についての紹介」を行う開館1周年セレモニーの他、ウルトラマンシリーズ劇中車特別展示や、樋口真嗣監督によるギャラリートーク(定員20人・要事前申込)が開催されます。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、JPCOARが主催した研修の資料をレベル別・分野別に掲載したウェブページ「JPCOARの研修資料アーカイブ」を公開

2021年9月27日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、JPCOARが主催した研修の資料をレベル別・分野別に掲載したウェブページ「JPCOARの研修資料アーカイブ」の公開を発表しました。

「レベルA:基礎 リポジトリ業務の初任者を対象にした、基礎的な内容」「レベルB:応用 リポジトリ業務の基礎を学んだ方向けの、技術的・先進的な内容」「その他: 国内の先進事例や政策の動向など」に分かれており、うちレベルBは「オープンアクセス / 学術コミュニケーション」「オープンサイエンス / 研究データ」「デジタル・アーカイブ」というテーマ別に細分化されています。

【イベント】オンラインセミナー「オープンサイエンス時代におけるデータアーカイブの役割とデータ活用2「第4次団体に関する調査(圧力団体調査)」を事例に」(11/2・オンライン)

2021年11月2日、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センターが、「オープンサイエンス時代におけるデータアーカイブの役割とデータ活用2「第4次団体に関する調査(圧力団体調査)」を事例に」をオンラインで開催します。

オープンサイエンス時代において、社会調査の個票データを公共的な研究資源とする重要性が高まっている中で、公開されたデータへの理解を深めることや、個票データをデータアーカイブに寄託することの利点や可能性を考えることを目的としています。

2020年度に第1回が開催されており、2回目の開催にあたる今回は筑波大学の山本英弘氏、東京大学の三輪哲氏による講演が行われます。

参加費は無料ですが、申し込みが必要です。

軽井沢高原文庫(長野県)、立花隆氏旧蔵の立原道造関連書籍等の受贈を発表

2021年9月15日、長野県の軽井沢高原文庫が、ジャーナリスト・評論家の故・立花隆氏が所蔵していた、詩人・立原道造関連書籍等(段ボール2箱)を、立花隆事務所から受贈したと発表しています。

寄贈については、もともと立原道造記念会の会長宛にあったものの、同会長の紹介により同館に寄贈されたと説明されています。立花氏による書き込みもあるとのことです。

立花隆氏旧蔵の立原道造関連書籍等を受贈(軽井沢高原文庫,2021/9/15)
https://ameblo.jp/kogenbunko/entry-12698119928.html

参考:
【イベント】立花隆の著書に書き込みを!東京大学附属図書館が「重ね書きの本棚~東大総合図書館利用者が読む立花隆~」を実施中
Posted 2013年5月2日
https://current.ndl.go.jp/node/23443

早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)、2021年10月1日に開館予定

早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)は、2021年9月8日付けのTwitterにおいて、同館のウェブサイト公開を発表しています。

同館ウェブサイト上では、2021年10月1日に開館予定であり当面は事前予約制とすること、9月14日9時から予約の受付を開始することが記載されています。

@waseda_WIHL(Twitter, 2021/9/8)
https://twitter.com/waseda_WIHL/status/1435514364694433794

早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
https://www.waseda.jp/culture/wihl/

国際公文書館会議(ICA)、『ビジネスアーカイブズ国際比較』第3版を公開

2021年8月30日、国際公文書館会議(ICA)のビジネス・アーカイブズ部会(SBA)が、『ビジネスアーカイブズ国際比較(Business Archives in International Comparison)』第3版を公開しました。世界中で行われている歴史的なビジネス記録の保存・管理などに関する手法が国によって非常に異なっていることへの認識を高めるために2004年に初版が公開されました。

企業やビジネスに携わる人の記録はその国の経済・社会・政治の歴史に関する重要な情報を提供するものの、数十年前までは、企業や国のアーカイブネットワークからは軽視されがちでしたが、第3版では、ビジネスアーカイブズの重要性へ理解が高まっていること、多くの国において、企業・国・地域・自治体のアーカイブズ・博物館・大学等により、そのようなアーカイブズを存続させるだけでなく、より大切に扱われ活用されるための努力が行われていることが示されているとしています。

【イベント】アーキビスト養成プログラム開設記念特別講演会「アーキビストの未来像~記録を守る、未来に活かす~」(9/18・東京、オンライン)

2021年9月18日に、昭和女子大学大学院生活文化研究専攻の主催により、アーキビスト養成プログラム開設記念特別講演会「アーキビストの未来像~記録を守る、未来に活かす~」が開催されます。

2022年度に、アーキビストを養成する男女共学のプログラムを同専攻に開講することを記念した講演会です。国立公文書館の現状と役割、これからの公文書管理の在り方、アーキビスト育成について、国立公文書館前館長の加藤丈夫氏による講演が行われます。また、講演の後には、アーキビスト養成プログラムについての説明会等を実施するとあります。

参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。同大学オーロラホール(東京都世田谷区)での会場参加、またはオンラインでの参加が可能です。

アーキビスト養成プログラム開設記念特別講演会 「アーキビストの未来像~記録を守る、未来に活かす~」(昭和女子大学, 2021/8/16)
https://univ.swu.ac.jp/course_events/2021/08/16/45552/

国際公文書館会議(ICA)、アーカイブ資料の整理と記述に関する調査結果を公開

2021年8月16日、国際公文書館会議(ICA)、アーカイブ資料の整理と記述に関するオンライン調査の結果をまとめた“Archival Arrangement &Description: Global Practices”の公開を発表しました。

同調査は、ICAが提供する新たなオンライン学習コースの参考とするため行われました。英語・フランス語版のアンケートは2020年4月30日まで、スペイン語版は2020年5月10日まで実施され、合計60か国以上から250件以上の回答が寄せられました。

発表の中では、主な結果として以下の内容が挙げられています。

・多様なツールが使われており、その中でもExcelや“Access to Memory(AtoM)”の割合が大きいが、多くの人が依然として人力やワープロに頼っている。

・多くの人が整理や記述に関する基準を重要・有用なものと認識しているが、基準を採用している機関の割合は低い。

・アーカイブの整理と記述に関する専門性の向上が求められているが、課題は相互に関係しており、整理・記述以外の分野にも関わっている。

米・マサチューセッツ工科大学図書館、新型コロナウイルス感染症感染拡大下における同大学コミュニティの記録を収集しオンラインで公開

2021年8月4日、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)図書館が、デジタルコレクション“MITstory COVID-19 collection”の公開を発表しました。

新型コロナウイルス感染症感染拡大下における同大学コミュニティの経験・反応・対応等を記録するコレクションです。MITの組織・コミュニティの過去や現在を収集し保存する同館の部署“Department of Distinctive Collections”により収集が始められました。

MITの学生・教職員・研究者・卒業生を対象に、2020年5月から文書・音声や映像・日記やスクラップブック・詩・絵・写真・音楽等の募集が行われており、2021年8月5日時点では44の電子ファイルが公開されています。

MIT COVID-19 documentation project material now online(MIT Libraries, 2021/8/4)
https://libraries.mit.edu/news/covid-19-documentation/32245/

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