ヤングアダルト

韓国・ソウル市、正読図書館に青少年館を開館

韓国・ソウル市は、2015年10月1日、市立の正読図書館に青少年館を開館していました。

青少年館を設置するに当たり、青少年が関心を持つ分野と希望する図書館スペースについて事前調査を実施したところ、最も関心があった分野は、進路(就職)と入学試験であり、必要な空間は、授業とグループ課題の解決のための自由な討論スペースであったとのことです。

これを反映して正読図書館は、青少年館の内部を、進路・進学資料コーナー、教科連携図書コーナー、雑誌コーナー、マルチスペースコーナー、読書相談室、読書討論室で構成したとのことです。

また、学生にオンライン・オフラインでサービスを支援するために、青少年館378.5㎡ 規模に図書約7,000 冊、非図書157点以上、出版物28種以上、大学別入学ガイド150種以上、認定教科書458種以上や6台のコンピュータを設置したとのことです。

正読図書館では、青少年の一般の学生はもちろん、学校外で、検定試験の準備をしている青少年や、子どもの入試に関心を持っている多くの保護者や教師、入試の専門家などにも活用されることを期待しているとのことです。

정독도서관, 청소년전용‘청소년관’개관(ソウル市教育庁,2015/9/25)
http://enews.sen.go.kr/news/view.do?bbsSn=123143&step1=3

米国図書館協会(ALA)児童図書館サービス部会(ALSC)、図書館における子供向けの創造的なプログラムのための助成金を79館に支給

米国図書館協会(ALA)の児童図書館サービス部会(Association for Library Service to Children:ALSC)が“Curiosity Creates ”助成金を獲得した79の図書館を発表しました。

79の図書館には7,500ドルを支給し、6歳から14歳までの子どもたちの探検と発見を促進する新しい創造的なプログラムを支援するとのことです。

この助成金はディズニーからALSCへの寄付によって可能となったとのことです。

この“Curiosity Creates ”助成金は、21世紀の経済の成功の源となる、子どもの想像力と批評力を促進さるプログラムと空間を有効にすることで、図書館が地域社会に奉仕する変革的な役割を支援し、注目させることを意図しているとのことです。

今回の助成金は、全米から400を超える申請があったもので、ALSCでは創造的なプログラムや全国の図書館で行われる非公式な学習の支援に熱心であり、プログラム終了時には、成功事例の報告書を発表するとのことです。

ALSC enhances creativity programming in 79 libraries with Curiosity Creates Grants(ALA,2015/10/29)

「第61回学校読書調査」の結果概要が公表

2015年10月27日、毎日新聞が全国学校図書館協議会(全国SLA)と合同で実施した「第61回学校読書調査」の結果が発表されています。

調査は6月、全国の公立学校121校に通う小学4年~高校3年を対象に実施し、1万2,196人から回答を得たとのことです。

「昨日、本・雑誌・新聞を読んだ時間」を尋ねたところ、小学生の20%、中学生の31%、高校生の51%が「0分」と答え、活字を全く読んでいなかったとのことです。

また、活字を読んだ時間が増えるにつれて、マンガを「よく読む」と答える割合も増える傾向が小・中・高に共通していたとのことです。

<学校読書調査>本をよく読む子は、マンガも(毎日新聞,2015/10/27付け記事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000008-mai-soci

米国デジタル公共図書館(DPLA)、児童・生徒の学習のための米国の歴史・文学・文化についての一次資料のセットを公開

2015年10月20日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、児童・生徒の学習用の米国の歴史・文学・文化についての一次資料のセットを公開したと発表しています。

これらのセットは、6~12年生及び高等教育において、生徒や教師によって利用されるために、“Education Advisory Committee”によって開発・点検されたもので、各々セットには、概説、10~15の一次資料、追加資料へのリンク、教育用ガイドが含まれるとのことです。

今後もこのプロジェクトには新しいセットが追加される予定のようです。

なお、このプロジェクトはWhiting財団から助成金を獲得しているとのことです。

New Primary Source Sets for Education(DPLA,2015/10/20)
http://dp.la/info/2015/10/20/new-primary-source-sets-for-education/

Primary Source Sets(DPLA)
http://dp.la/primary-source-sets

参考:
米国デジタル公共図書館(DPLA)、教育への影響拡大のため、Whiting財団から助成金を獲得
Posted 2015年6月10日

鳥取県立図書館、「鳥取県高校生クイズ~学校図書館で鳥取を知ろうセカンドバージョン~」を開催

2015年10月15日、鳥取県立図書館は、県下の高校図書館、特別支援学校図書館と協力し、高校生を対象とした「鳥取県高校生クイズ~学校図書館で鳥取を知ろうセカンドバージョン~」を開催することを発表しました。

これは、県内高等学校及び特別支援学校図書館を中心に鳥取県に関するクイズを解くイベントを開催するもので、10月から12月のうち、各学校が開催期間を設定し、応募者は、図書館資料等を用いてクイズに回答するものとのことです。

図書資料を活用して解答することで生徒の図書館利用の促進を図りつつ、生徒が鳥取県や自校について関心を深め、自主的に考える機会を提供することで将来の進路等に役立てることを目的とした取り組みとのことです。

また、県立図書館と連携して問題作成を行い、更に県内市町村図書館とも資料収集等で相互協力の充実をはかるものとのことです。

なお、2014年度には「高校生鳥取県クイズ~学校図書館で鳥取発見~について」が開催されていて、県立図書館のウェブサイトには問題用紙なども掲載されています。

平成27年度「鳥取県高校生クイズ~学校図書館で鳥取を知ろうセカンドバージョン~」について(鳥取県, 2015/10/15)

Europeana、第一次世界大戦に関する、電子書籍と「iTunes U」の学習コースを公開

2015年10月13日、Europeanaは、第一次世界大戦に関する、電子書籍(マルチタッチブック:Multi Touch Book)とApple社のオンライン教材サービスである「iTunes U」で“World War I: A Battle of Perspectives”を公開したと発表しています。

iTunesの英語版とオランダ語版で利用可能とのことです。

このプロジェクトは、 European Association of History Educators(EUROCLIO)、Gwen Vergouwen氏、アップル社、ベルギーの歴史の教師によって開発されており、生徒の生活に歴史をもたらすためにデジタルコレクションを利用するというEuropeanaの目的への重要なステップであるとのことです。

Europeana launches Multi-Touch Book and iTunes U course on the First World War(europeanapro,2015/10/13)
http://pro.europeana.eu/blogpost/europeana-launches-multi-touch-book-and-itunes-u-course-on-the-first-world-war

米国議会図書館(LC)の資料の教育現場での活用を図る「ティーチャー・イン・レジデンス」、2015-2016年度の採用者が決定

2000年から開始されている、米国議会図書館(LC)の資料の教育現場での活用を図る制度である「ティーチャー・イン・レジデンス」ですが、2015-2016年度の科学分野では、ペンシルバニア州フィラデルフィア市のBoys’ Latin of Philadelphia Charter Schoolの科学の教員・スミス氏(Trey Smith)が、視聴覚資料分野では、ミズーリ―州クレイトン市RM Captain小学校の図書館員・ボバー(Tom Bober)氏が選ばれています。

「ティーチャー・イン・レジデンス」に選ばれた彼らは、教員と連携して、既存の科学分野のカリキュラムへの一次資料の統合モデルの開発や、学際的な結びつきの形成、LCの歴史的・科学的事件の一次資料を用いての生徒の知識構築支援を行なうとのことです。

Primary Sources in Science Classrooms: Introducing Trey Smith, 2015-2016 Library of Congress Science Teacher in Residence(Teaching with the Library of Congress,2015/9/22)

米国議会図書館(LC)、新聞資料を活用するための教員向けのガイドを公開

2015年10月7日、米国議会図書館(LC)は、新聞資料を活用するための教員向けのガイドを公開しました。

LCでは、生徒が、LCが所蔵する歴史的な一次資料のオンラインコレクションを深く分析できるように“primary source analysis tool”を公開していますが、今回は新聞資料についてのものであり、図書館の新聞専門家と連携し、生徒が新聞の以下のような典型的特徴を活用できることを援助するものとのことです。

・主要なアイデアの見出しとその当時の言語
・写真、スケッチ、漫画といった視覚的要素
・関連した事件についてのレポート
・文脈を構築することを助けるデータ

また質問に加えて、教員向けガイドでは、生徒が、見出し・レイアウト・時間や場所を超えての様々な視点を考えるのを助ける、複雑な3つのレベルでのフォローアップ活動のアイデアを提供しているとのことです。

Read All About It: A New Teacher’s Guide to Analyzing Newspapers(Teaching with the Library of Congress,2015/10/7)

韓国国立中央図書館(NLK)の司書たちのボランティアサークル、鬱陵島の児童福祉センターに図書を寄贈

韓国国立中央図書館(NLK)の司書たちのボランティアサークル「ブックトラック隊(책수레봉사단)」が、今月の3日から4日、児童や青少年の蔵書が不足する鬱陵島の児童福祉センターへ、去る9月に開催した「国立中央図書館の本のフリーマーケット」の販売収益金と国立中央図書館職員の寄付などで購入した希望の書籍500冊寄贈するために赴いたとのことです。

図書の整理から分類までも行ない、「小さな図書館」をプレゼントする計画とのことです。

「ブックトラック隊(책수레봉사단)」では、2010年から、本が不足している、「疎外地域」「疎外階層」を発掘し、資料の寄贈と整理等の寄付活動を行なっており、今後も継続していく予定とのことです。

YALSA、ヤングアダルトサービス担当者向けのウェブサイト“Teen Programming HQ”を公開

米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が
ウェブサイト“Teen Programming HQ”を公開しました。

新しいサイトは、図書館職員にプログラムのアイデアをワンストップで提供し、ヤングアダルト対象の図書館プログラムの計画・実施・評価に関する議題についてお互いに人脈を形成することを目的としているとのことです。

また、YALSAの“Teen Programming Guidelines”や“Futures Report”を満たしてユーザーから投稿されたプログラムを盛り込むことで成功事例を促進させることを目的としているとのことです。

サイトでは、10代向けのプログラムに関連する新たな実践に関するタイムリーな情報の普及を可能にするとのことです。

YALSA launches Teen Programming HQ website(ALA,2015/10/2)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/10/yalsa-launches-teen-programming-hq-website

Teen Programming HQ BETA
http://hq.yalsa.net/index.html

Teen Programming Guidelines

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