ヤングアダルト

米国教育省と学生が作る大学進学情報サイト“college.gov”

米国教育省が学生と協同して作る、大学進学に関する情報サイト“college.gov”が2008年9月に開設されました。「なぜ大学に行くのか?」「大学に行くために何をすればよいのか?」「学費をどのようにまかなえばよいのか?(=奨学金等の案内)」の3つのセクションからなり、大学に進学したい高校生等が、順を追って大学についての理解を深めることができるようになっています。大学生からのメッセージ(文章、動画)もコンテンツに含まれているほか、保護者向け、教員向けのページも作られています。

college.gov
http://www.college.gov/

ティーンのコンピューターゲーム利用と市民意識に関する調査(米国)

米国におけるインターネットの社会的影響について調査を行っているPew Internet & American Life Projectはこのほど、12~17歳のティーンとその保護者に対し、PC、ゲーム機、携帯電話等で行うコンピューターゲームの利用と、市民意識について尋ねる調査(2007年11月~2008年2月に実施)の結果を発表しました。全米を対象としたこの種の大規模な質的調査は初めてだとのことです。

スコットランドの若者は本を借りるために図書館に来る

スコットランド政府の委託を受けてScotland School’s Omnibusが実施した、若者の文化活動、スポーツへの参加の程度に関する調査によると、スコットランドの若者の67%は、本の貸し借りのために図書館を訪れることが分かりました。この数値は、インターネットを使うため(37%)、マルチメディア資料を借りるため(10%)という理由に比べ、有意に高いものとなっているそうです。スコットランド図書館・情報協議会(Scottish Library and Information Council;SLIC)の会長は、「今回の調査結果は、若者の読む楽しみをサポートする、読む習慣を育むという公共図書館の価値を改めて肯定するものである」との見解を示しています。

Children's Participation in Culture and Sport

YALSA、プロレス団体とタイアップしてティーン向け読書推進キャンペーンを開催

米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)は、読書週間終了後もティーンに読書を続けてもらえるような読書キャンペーン“WrestleMania Reading Challenge”を、米国のプロレス団体“World Wrestling Entertainment(WWE)”とタイアップして行っています。これは2006/2007年度に始まったもので、今年で3回目です。

オンラインカリキュラムで学ぶ大統領選挙の仕組み(米国)

2008年11月の大統領選挙を控え、米国のテンプル大学のメディア教育研究所(Media Education Lab)と米国の公共放送局であるPBSは協同で、大統領選挙の仕組みを子ども達が学ぶのを助けるオンラインカリキュラム“ACCCESS, ANALYZE, ACT: A Blueprint for 21st Century Civic Management”を開発しました。このカリキュラムは、Web2.0の技術を活用し、子どもたちを巻き込みながら米国の政治過程を学ぶことがきるよう、工夫されています。教師向けには、授業のプラン作りに利用できる資料も準備されています。

ACCCESS, ANALYZE, ACT: A Blueprint for 21st Century Civic Management

ティーン読書週間、今年のテーマは「噛む」(米国)

米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が、2008年10月12~18日に開催するティーン読書週間のウェブサイトを立ち上げ、推薦図書・プロモーション用資料等を公開しています。今年のテーマは「噛む(Books with Bite @ your library)」で、以下のような資料が対象になるとされています。

・動物(サメ、ワニ、ヘビ...)
・料理
・技術(※biteと同じ発音の“byte”にひっかけて)
・怪物(吸血鬼、狼男、ドラゴン...)
・「とがった(edgy)」タイトルの本
・上記各テーマのノンフィクション

なお、ティーン読書週間のスポークスパーソンとして、子役出身で現在ティーンの映画俳優・ジョシュ・ハッチャーソン(Josh Hutcherson)氏が起用されています。

子どもをオンライン情報から守るための法律に3度目の無効判決(米国)

米国において1998年に成立した「子どもをオンライン情報から守る法律(COPA)」がこのほど、「本や雑誌がそうであるのと同様に、政府にはインターネットを検閲する権利は認められない」という連邦巡回控訴裁判所の判断により、3度目の無効判決を受けたということです。なお、この法律は1999年に裁判所の差し止め命令を受けて以来、一度も実施されたことがありません。

Child Online Protection Act Gets Third Strike
- American Libraries 2008/7/23付けの記事
http://www.ala.org/ala/alonline/currentnews/newsarchive/2008/july2008/copathirdstrike.cfm

E815 - IFLA,YA向け図書館サービスのガイドラインを改訂

国際図書館連盟(IFLA)はこのほど,1996年に作成したヤングアダルト(YA)向け図書館サービスの指針“Guidelines for Library Services for Young Adults”の改訂版を発表した。1996年のガイドラインは5節で構成されていたが,新ガイドラインは,6つの節と2種類の付録資料から成っており, 内容が増補されている。...

図書館でゲームデザインを学ぼう!

若者向け図書館サービスの一環として、テレビ・ゲームを取り入れている図書館がありますが、最近では、ゲームを使ったサービスではなく、ゲームのデザインの仕方そのものを学ぶことができるワークショップが開催されているということです。米国のシャーロット・メクレンブルグ公共図書館でも度々、10代以下の子どもを対象に、ゲームデザインのワークショップを開催していますが、2次元のゲームを自分たちでプログラムを組んで作成していく過程で、子ども達は数学や物理の知識を自然と身につけ、少しずつ使いこなせるようになっているということです。

At the library, a lesson in video games
- Charlitte Observer 2008/7/22付けの記事
http://www.charlotte.com/408/story/721486.html

IFLA、ヤングアダルト向け図書館サービスの新ガイドラインを発表

国際図書館連盟(IFLA)が、1996年に作成した「ヤングアダルト向け図書館サービスのガイドライン」を改訂した新しいガイドラインを発表しています。ヤングアダルト向け図書館サービスの使命、ゴール、ターゲットグループの定義、資料、サービス、プログラム、スタッフ、協同・ネットワーキング、企画と評価、プロモーションとマーケティング、優良事例などが収録されています。巻末には、セルフチェックリスト、サービス/プログラムの開発に必要な40の資産の紹介、があります。

IFLA Professional Reports, No. 107
Guidelines for Library Services for Young Adults
http://www.ifla.org/VII/s10/pubs/Profrep107.pdf

参考:

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