ヤングアダルト

Europeana、第一次世界大戦に関する、電子書籍と「iTunes U」の学習コースを公開

2015年10月13日、Europeanaは、第一次世界大戦に関する、電子書籍(マルチタッチブック:Multi Touch Book)とApple社のオンライン教材サービスである「iTunes U」で“World War I: A Battle of Perspectives”を公開したと発表しています。

iTunesの英語版とオランダ語版で利用可能とのことです。

このプロジェクトは、 European Association of History Educators(EUROCLIO)、Gwen Vergouwen氏、アップル社、ベルギーの歴史の教師によって開発されており、生徒の生活に歴史をもたらすためにデジタルコレクションを利用するというEuropeanaの目的への重要なステップであるとのことです。

Europeana launches Multi-Touch Book and iTunes U course on the First World War(europeanapro,2015/10/13)
http://pro.europeana.eu/blogpost/europeana-launches-multi-touch-book-and-itunes-u-course-on-the-first-world-war

米国議会図書館(LC)の資料の教育現場での活用を図る「ティーチャー・イン・レジデンス」、2015-2016年度の採用者が決定

2000年から開始されている、米国議会図書館(LC)の資料の教育現場での活用を図る制度である「ティーチャー・イン・レジデンス」ですが、2015-2016年度の科学分野では、ペンシルバニア州フィラデルフィア市のBoys’ Latin of Philadelphia Charter Schoolの科学の教員・スミス氏(Trey Smith)が、視聴覚資料分野では、ミズーリ―州クレイトン市RM Captain小学校の図書館員・ボバー(Tom Bober)氏が選ばれています。

「ティーチャー・イン・レジデンス」に選ばれた彼らは、教員と連携して、既存の科学分野のカリキュラムへの一次資料の統合モデルの開発や、学際的な結びつきの形成、LCの歴史的・科学的事件の一次資料を用いての生徒の知識構築支援を行なうとのことです。

Primary Sources in Science Classrooms: Introducing Trey Smith, 2015-2016 Library of Congress Science Teacher in Residence(Teaching with the Library of Congress,2015/9/22)

米国議会図書館(LC)、新聞資料を活用するための教員向けのガイドを公開

2015年10月7日、米国議会図書館(LC)は、新聞資料を活用するための教員向けのガイドを公開しました。

LCでは、生徒が、LCが所蔵する歴史的な一次資料のオンラインコレクションを深く分析できるように“primary source analysis tool”を公開していますが、今回は新聞資料についてのものであり、図書館の新聞専門家と連携し、生徒が新聞の以下のような典型的特徴を活用できることを援助するものとのことです。

・主要なアイデアの見出しとその当時の言語
・写真、スケッチ、漫画といった視覚的要素
・関連した事件についてのレポート
・文脈を構築することを助けるデータ

また質問に加えて、教員向けガイドでは、生徒が、見出し・レイアウト・時間や場所を超えての様々な視点を考えるのを助ける、複雑な3つのレベルでのフォローアップ活動のアイデアを提供しているとのことです。

Read All About It: A New Teacher’s Guide to Analyzing Newspapers(Teaching with the Library of Congress,2015/10/7)

韓国国立中央図書館(NLK)の司書たちのボランティアサークル、鬱陵島の児童福祉センターに図書を寄贈

韓国国立中央図書館(NLK)の司書たちのボランティアサークル「ブックトラック隊(책수레봉사단)」が、今月の3日から4日、児童や青少年の蔵書が不足する鬱陵島の児童福祉センターへ、去る9月に開催した「国立中央図書館の本のフリーマーケット」の販売収益金と国立中央図書館職員の寄付などで購入した希望の書籍500冊寄贈するために赴いたとのことです。

図書の整理から分類までも行ない、「小さな図書館」をプレゼントする計画とのことです。

「ブックトラック隊(책수레봉사단)」では、2010年から、本が不足している、「疎外地域」「疎外階層」を発掘し、資料の寄贈と整理等の寄付活動を行なっており、今後も継続していく予定とのことです。

YALSA、ヤングアダルトサービス担当者向けのウェブサイト“Teen Programming HQ”を公開

米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が
ウェブサイト“Teen Programming HQ”を公開しました。

新しいサイトは、図書館職員にプログラムのアイデアをワンストップで提供し、ヤングアダルト対象の図書館プログラムの計画・実施・評価に関する議題についてお互いに人脈を形成することを目的としているとのことです。

また、YALSAの“Teen Programming Guidelines”や“Futures Report”を満たしてユーザーから投稿されたプログラムを盛り込むことで成功事例を促進させることを目的としているとのことです。

サイトでは、10代向けのプログラムに関連する新たな実践に関するタイムリーな情報の普及を可能にするとのことです。

YALSA launches Teen Programming HQ website(ALA,2015/10/2)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/10/yalsa-launches-teen-programming-hq-website

Teen Programming HQ BETA
http://hq.yalsa.net/index.html

Teen Programming Guidelines

米国議会図書館(LC)、教師と教育専門家向けに、一次資料の活用方法についてのオンラインカンファレンスを開催

米国議会図書館(LC)が、2015年10月27日と28日に、K-12(幼稚園から12年生まで)の教員向けの一次資料の活用方法に関するオンラインカンファレンス“The Library of Congress and Teachers: Unlocking the Power of Primary Sources”を開催するとのことです。

2日間のイベントは、図書館専門家、“Library’s Teaching”と一次資料コンソーシアム(Primary Sources Consortium)からの教育専門家、著明なK-12のリーダーによってファシリテイトされる15のセッションからなるとのことです。

図書館からは、World Digital Library、Chronicling America newspaper archives project、版画・写真部門、退役軍人プロジェクト等から専門家が参加するとのことです。

セッションでは、リテラシーと歴史的な考察から歴史的な新聞や公民権法まで含み、授業での一次資料の効果的な使用方法について焦点をあてるとのことです。

インディアナポリス公共図書館、図書館カードを生徒に配布

米国インディアナ州・インディアナポリス公共図書館がローレンスタウンシップ地区の全ての地区内の公立学校の生徒に図書館カードを配布したとのことです。
これはマリオン郡(インディアナポリス市が所在する郡)のすべての公立学校の生徒に図書館カードを配布する第一段階とのことです。

“e-resource card”と呼ばれる特別な新しいカードでは、電子書籍、電子動画書籍(eAudiobooks)、ストリーミングビデオ・音楽、電子雑誌、学術調査のためのオンラインデータベースなど、図書館のデジタル資源の利用ができるとのことですが、紙媒体の貸出しには制限があり、両親・保護者と図書館を訪問して、“full Library card”に更新する必要があるとのことです。

この図書館カードイニシアチブは、9月の図書館カード登録月間にあわせて行われたもので、図書館の公教育への貢献に関する新しい戦略計画やコミュニティの情報アクセスの改善のための連携確立という主要な目標を解決するものとのことです。

Lawrence Township Students Receive Indy Library Cards! (The Indianapolis Public Library,2015/9/22)

国際図書館連盟(IFLA)、「児童図書館サービスの指針」の新版を準備

2015年9月23日、国際図書館連盟(IFLA)の児童・ヤングアダルト図書館分科会が、標準委員会(Committee on Standards)から、2003年に公開された「児童図書館サービスの指針」の改版を承認されたと発表しています。

デジタル時代の高品質の児童向け図書館サービスのための新版を企画しているとのことで、ワーキンググループには、英国のリーズベケット大学のランキン(Dr Carolynn Rankin)氏を議長に、児童常任委員会のメンバーだけでなく、国際児童図書評議会(IBBY)の代表やその他専門家が加わっているとのことです。

新ガイドラインは国際的な図書館コミュニティに情報・リテラシー・読書についての児童の要求について指導することで。子どものための効果的な図書館サービスの開発を促進するものとのことです。

Preparing a new edition of Guidelines for Children's Library Services(IFLA,2015/9/23)
http://www.ifla.org/node/9893

Guidelines for Children's Library Services(2003年版)

米児童図書館サービス部会(ALSC)、“Great Websites for Kids”に新たに3つのウェブサイトのリンクを追加

2015年9月8日、米国図書館協会(ALA)の児童図書館サービス部会(Association for Library Service to Children:ALSC)が、子ども向けの優れたオンラインリソースを紹介するポータルサイト“Great Websites for Kids(GWS)”に、新たに3つのウェブサイトのリンクを追加したことを発表しています。

追加されたウェブサイトは以下のとおりです。

Center for Game Science, University of Washington
http://centerforgamescience.org/games/

Smart Girls
http://amysmartgirls.com

Wonderville
http://www.wonderville.ca/

More Great Websites for Kids selected by ALSC(ALA,2015/9/8)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/09/more-great-websites-kids-selected-alsc

参考:

国立青少年教育振興機構、「高校生の生活と意識に関する調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較-」を発表

2015年8月28日、国立青少年教育振興機構は「高校生の生活と意識に関する調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較-」を発表しました。

この調査は、日本・米国・中国・韓国の4か国の高校生を対象に、その生活や意識を把握するために実施したもので、調査の内容は、体験活動、勉強、友達や親子関係など多岐にわたり、調査期間は2014年9月から11月ころ、サンプル数は各国それぞれ、1,500~2,500程度です。

特にインターネットの利用についての設問は、

・インターネット上だけのつきあいで、実際には会ったことがない友達の人数
・平日、一日インターネットを利用する時間(学校の授業での使用を除く)
・インターネットでどのようなことをしているか
設問項目:「SNSの利用」「メールのやりとり」「ニュースを見る」など
・インターネット利用の際に、どう思うか。
設問項目:「インターネット上では、自分の言いたいことを何でも言ってよいと思う」「インターネット上の書き込みは信用できると思う」「私はインターネットから離れられない」など

があり、

●インターネット上だけの友達の数は、米国が最も多い(50人以上が20%を超える)
●インターネットの利用時間が長いのは、米国の高校生(1日4時間以上利用している回答者の割合が、32.6%)

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