ヤングアダルト

米国デジタル公共図書館(DPLA)、児童・生徒の学習のための米国の歴史・文学・文化についての一次資料のセットの第2弾を公開

2016年1月20日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、米国の歴史・文学・文化に関する一次資料のセットの第2弾を公開したと発表しています。

このプロジェクトはWhiting財団から助成金を得て実施しており、同セットには、6~12年生及び高等教育において、児童・生徒や教師によって利用されることを目的としており、“Education Advisory Committee”によって開発・点検され、各々セットには、概説、10~15点の一次資料、追加資料へのリンク、教育用ガイドが含まれているとのことです。

New Primary Source Sets for Education Published(DPLA,2016/1/20)
http://dp.la/info/2016/01/20/new-primary-source-sets-for-education-published/

Primary Source Sets(DPLA)
http://dp.la/primary-source-sets

参考:
米国デジタル公共図書館(DPLA)、児童・生徒の学習のための米国の歴史・文学・文化についての一次資料のセットを公開
Posted 2015年10月21日
http://current.ndl.go.jp/node/29705

米国図書館協会(ALA)、ニューベリー賞、コルデコット賞など子ども向けメディアに関連する賞の受賞者を発表(米国)

2016年1月11日、米国図書館協会(ALA)により、

・最も優れた児童書に対して贈られるニューベリー賞(The John Newbery Medal)受賞作が‘Last Stop on Market Street'(Matt de la Pena著)

・絵本に対して贈られるコルデコット賞(Randolph Caldecott Medal)受賞作が‘Finding Winnie: The True Story of the World’s Most Famous Bear’(Sophie Blackall著)

・児童やヤングアダルト向けの優れた本の、アフリカ系アメリカ人の著者やイラストレーターを表彰するコレッタ・スコット・キング賞の受賞者が‘Gone Crazy in Alabama’の著者であるRita Williams-Garcia氏、‘Trombone Shorty’のイラストレーターであるBryan Collier氏

・すぐれたヤングアダルト作品に贈られるマイケル・L・プリンツ賞の受賞作が‘Bone Gap’(Laura Ruby著)

であることなどがボストンで開かれたALA冬季大会で発表されました。

参考:
2009年ニューベリー賞受賞作品の排架場所に関する悩み(米国)
Posted 2009年3月3日

“National Ambassador for Young People's Literature”に、グラフィック小説家のヤン(Gene Luen Yang)氏が選ばれる(米国)

2016年1月4日、米国議会図書館(LC)、児童図書館評議会(CBC)、
Every Child a Reader(ECAR)の3団体は、グラフィック小説家のヤン(Gene Luen Yang)氏を、5代目(2016~17)の“National Ambassador for Young People's Literature”に選んだと発表しています。

このプログラムは、生涯リテラシー、教育、若者の生活の発展と向上に関連する若者の文学の重要性について強調するために、2008年に3団体が設立したもので、ヤン氏は、2年間の任期の間、米国内を訪問し、子どもや若者に対して読書が生活を生き生きさせるものであることを示し、また若者のリテラシーに関与する保護者・教師・司書に対しても、子どもや若者にどのように接すればよいかや彼らを読書好きにさせる方法について話をしてまわるとのことです。

Gene Luen Yang Named Fifth National Ambassador For Young People’s Literature, 2016‐2017(LC,2016/1/4)
http://www.loc.gov/today/pr/2016/16-001.html

韓国・京畿道、公共図書館での青少年サービス強化のため「図書館と一緒に行なう青少年情報活用教育プログラム」を開発

韓国・京畿道が、公共図書館での青少年サービス強化のため「図書館と一緒に行なう青少年情報活用教育プログラム」を開発し、普及に乗り出しているとのことです。

京畿道のサイバー図書館「ブックマジック」のホームページに、情報活用教育コーナーを設け、教師と青少年の両者がその教材を活用できるようにしたとのことです。

今回のプログラムは、公共図書館司書と学校図書館司書教諭、ボードゲーム開発者等、様々な専門家が参加して、化粧・ファッションなど青少年が日常で興味があるテーマから歴史・社会問題などまで幅広い分野を扱った13種類のテーマで構成されているとのことです。

資料は、会員登録後誰でもダウンロードして活用することができるとのことです。

경기도 도서관, 청소년 정보활용교육 위한 프로그램 개발(京畿道,2015/11/20)
http://gnews.gg.go.kr/briefing/brief_gongbo_view.asp?BS_CODE=S017&number=29122

鳥取県立図書館、「とっとり学校図書館活用教育推進ビジョン(案)」を公開 パブリックコメントを募集

2015年12月10日、鳥取県立図書館が、児童生徒の生きる力や主体的に学ぶ力の育成に向け、就学前から小・中・高校まで一貫し、見通しを持った学校図書館活用教育を進める上での指針となる「とっとり学校図書館活用教育推進ビジョン(案)」を公開し、2016年1月7日までパブリックコメントを募集しています。

2020年度を目標年とし、その間も適宜検証し見直すもので、学習指導要領等を基本に、一貫した指導体制や各学校で体得すべき能力を明確化したとのことです。

目指す方向が、以下の「3本柱」として掲げられています。

1.児童生徒及び教職員の情報や資料の保障 ~人と情報を結ぶ『つなげる』
2.学習/教育の展開の可能性の拡大 ~学びを豊かにする『ひろげる』
3.これからの生活、キャリアに対応する力の育成 ~未来をつくる『そだてる』

とっとり学校図書館活用教育推進ビジョン(案)について皆様のご意見をお寄せください(鳥取県立図書館,2015/12/10)
http://www.library.pref.tottori.jp/hp/menu000003300/hpg000003227.htm

とっとり学校図書館活用教育推進ビジョン(案)に係る意見募集 (鳥取県教育委員会)
http://www.pref.tottori.lg.jp/253218.htm

電子書籍で少年の読書リテラシーが改善:National Literacy Trustが調査結果を発表(英国)

2015年12月9日、英国においてリテラシーの改善運動を実施している団体National Literacy Trust(NLT)が、リポート“The Impact of e-books on the Reading Motivation and Reading Skills of Young People: a study of schools using RM Books”を公開しました。

同調査は、学校向けに電子書籍を提供しているRM Books社の電子書籍を用いて、英国の40の学校・468名の児童・生徒(8歳から16歳)に対して実施されたもので、電子書籍の利用が少年の読書推進に繋がるとの結果が出たと発表しています。

以下のような結果が出たとのことです。

・少年の読書レベルが8.4か月改善(平均は4.2か月、少女は7.2か月改善)
・読書に困難を感じる少年の割合が28.0%から15.9%へ減少
・読書が“cool”(カッコいい)と感じる少年の割合が34.4%から66.5%に増加
・電子書籍を用いることで読書が楽しいと述べた割合が、49.2%から64.2%に増加
・電子書籍を利用することで、少年の読書する割合が8.1%から24.5%に増加

オーストラリア、キャンベラの図書館で、ネットいじめを告発できる新しいウェブサイトの試行版が公開される

2015年12月4日付のCanberra Timesで、キャンベラの図書館で、若者がネットいじめを告発できる新しいウェブサイトの試行版が公開されたと報じられています。

10の図書館のスタッフが被害者を支援するために訓練を受けているとのことです。告発は、子どものネット安全コミッショナー庁(Office of the Children's eSafety Commissioner)で評価されるとのことです。

子どもに対して深刻な影響が発見された場合、子どものネット安全コミッショナー庁がFacebook、Instagram,、YouTube,、Google+、Twitter、Flicker、Yahoo Answers、Yahoo Groups、Afk.fm等に働きかけて、それを削除するとのことです。

ニューサウスウェールズ大学の社会政策研究センターの調査によると、8歳から17歳のオーストラリアの子どもの5分の1がネットいじめを経験しているとのことで、子どものネット安全コミッショナー庁の長官・マクギボン(Alastair MacGibbon)氏は、キャンベラの図書館を、デジタルおよび物理的にネットいじめからの聖域にしたいと考えているとのことです。

米国・ワシントンD.C.、全ての中高生に図書館カードを付与(記事紹介)

2015年11月25日付のWashington Postが報じるところによると、ホワイトハウスの主導により、ワシントンD.C.の全ての中高生に図書館カードが付与されることになったとのことです。

プログラムの名称は“ConnectEd Library Challenge”で、4月頃、米国のオバマ大統領が、30のコミュニティーに対して、全ての生徒が図書館カードを持てるようにしたものとのことです。

ワシントンD.C.では、約7万人の生徒の学生証に図書館カード機能が付加されることになったようです。

DC public school students now have city library cards(Washington Post,2015/11/25)
https://www.washingtonpost.com/local/dc-public-school-students-now-have-city-library-cards/2015/11/25/b13347a6-9344-11e5-befa-99ceebcbb272_story.html

参考:
インディアナポリス公共図書館、図書館カードを生徒に配布
Posted 2015年9月29日
http://current.ndl.go.jp/node/29528

米国の児童・生徒が実際に読んだ本のランキングの2016年版を公開

学校における学習支援など行っている米国のRenaissance Learningが、米国の児童・生徒(1年生-12年生)がどんな本を読んでいるかを学年別・性別・州別・言語(英語・スペイン語)別などでのランキング形式にまとめたレポートの2016年版(2014-2015年の調査)を公表しています。

調査対象は、米国の31,327校、980万人の児童・生徒と、3億3,400万の本やノンフィクションの記事が対象で、米国の児童・生徒の読書活動やノンフィクションの読書の状態を洞察しているとのことです。

・高校の生徒は、大人や職場に対して想定しているものよりレベルの低い本を選んでいる
・教育水準を高めるため、ノンフィクションの読書に対する新たな期待の影響は全国的に見られる
・年初は学力が下位でも、毎日読書をしている児童・生徒は、最終的には高水準に達する

といった指摘もなされているとのことです。

報告書全体を閲覧するには登録してダウンロードする必要があります。

Announcing the 2016 edition of What Kids Are Reading(Renaissance Learning)
https://www.learnalytics.com/insights/wkar2016/

韓国国立子ども青少年図書館、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国から子ども担当司書等を招いて研修を実施

2015年11月2日から18日まで、韓国国立子ども青少年図書館は東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国の子ども担当司書20名とASEANの事務局職員2名、計22名を招いて研修を実施したとのことです。

この研修は、韓国外交部とASEAN事務局の支援(韓・ASEAN協力基金)を受けて、2010年に開始され、今年で6年目になるもので、現在まで100名のASEAN諸国の子ども担当司書が参加しているとのことです。

今年は、この間の運営ノウハウを基に、図書館の子ども向けサービスの概要と子ども担当司書にとって必要な素養教育、創造的読書文化プログラムの企画及び運用事例など、理論と実践の両者ともの充実したプログラムが行われたとのことです。

韓国国立子ども青少年図書館は、この研修を通じてASEAN諸国の子ども担当司書の業務能力強化と子どもサービスの品質向上など、アジアの国々の図書館が同時に発展するためのものを提供するとともに、ASEAN諸国の図書館が情報共有及び人的交流を通した参加交流ネットワークの構築したとのことです。

[NLK] 아세안 사서들, 한국의 어린이청소년 독서진흥 공유 및 협력 네트워크 구축 (韓国国立中央図書館,2015/11/19)

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