ヤングアダルト

スコットランド国立図書館(NLS)、青少年を対象に“Home”をテーマとした短編映画のコンペティションを開催

2020年4月27日、スコットランド国立図書館(NLS)は、19歳未満の青少年を対象に“Home”をテーマとした短編映画コンペティションを開催することを発表しました。

NLSは同コンペティションの開催趣旨として、新型コロナウイルス感染症の影響によるロックダウンの経験を若年層が共有する機会の提供を挙げています。受賞作品はNLSの動画アーカイブへ保存され、賞の授与も行われます。

スコットランドに在住する19歳未満の全ての青少年に応募資格があります。応募作品は“Home”を主題としタイトル・クレジットを含めて5分以内の映像であれば、携帯電話・タブレット・カメラ等の撮影手段や、映画のジャンル、言語、アニメーション・ドキュメンタリー・実写といった形式は特に指定しない、としています。また、“Home”をどのように解釈するかも製作者に委ねられており、家族・介護者・ペット・オンラインコミュニティなど映画への参加者にも制限はありません。ただし、著作権で保護された音楽の使用は不可、としています。

コンペティションはNLSとスコットランド青少年映画祭(Scottish Youth Film Festival:SYFF)との共催で実施されます。応募の期限は2020年8月31日です。

米国議会図書館(LC)、児童・生徒を対象とした音楽教育のオンライン授業で利用可能な情報源のガイドを公表

2020年5月13日、米国議会図書館(LC)が、K-12の児童・生徒を対象とした音楽教育のオンライン授業で利用可能な情報源のガイド“K-12 Music Education Resources at the Library of Congress”を公表しました。

新型コロナウイルス感染症の拡大にともなって、音楽や舞台芸術に関するオンライン授業を行う教員を支援するために作成されました。作成に当たっては、同分野の教員と図書館員が協力し、オンライン授業を補完するLCの基本的な情報がまとめられています。

同ガイドには、LCが教育での活用のために公開している一次資料(primary resource)や、音楽部門・アメリカ民俗センター(AFC)・国立視聴覚資料保存センター(NAVCC)が提供している専門的な情報、LCのウェブサイトから利用可能なデジタル資料、ポッドキャスト、オンラインコンサート、オンライン講義、オンライン展示が含まれ、オンライン授業のプランに組込むことが可能です。

同ガイドは今後も情報を更新する予定であり、LCの舞台芸術閲覧室(Performing Arts Reading Room)のウェブページで公開されており、教室での授業が再開された後でも効果的に活用できることも意図されています。

熊本市立図書館、学校図書館用の図書利用カードで「熊本市電子図書館」を利用可能とすると発表

2020年4月27日、熊本市立図書館が、5月2日から、学校図書館用の図書利用カードで「熊本市電子図書館」を利用可能とすると発表しました。

これまで、利用するためは、同館等が交付する図書館カードが必要であったものを、小中学生の利用に便宜を図るため制度を改めたものです。

5/2(土)から 学校の図書利用カードで電子図書館が利用できます。(熊本市立図書館, 2020/4/24)
https://www.library.city.kumamoto.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=131&comment_flag=1&block_id=1400#_1400

鳥取県、今こそできる!じっくり読書キャンペーン「読書感想文・絵てがみコンクール」を開催:鳥取県立図書館も様々なテーマのお薦め本をウェブサイトで紹介

鳥取県が、今こそできる!じっくり読書キャンペーン~ 「読書感想文・絵てがみコンクール」を開催します。

学校の臨時休業期間中に家庭で多くの時間を過ごす児童・生徒が、多くの本に触れ合い、心を豊かにする読書活動を推進していくことを目的に開催されます。

対象は、県内の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校の児童・生徒で、感想文部門と絵てがみ部門があります。

フィクション、ノンフィクションを問わず自由に選んだ図書で応募可能で、教科書、副読本でも可としています。また、鳥取県立図書館でも司書が様々なテーマのお薦め本をウェブサイトで紹介しています。

締切は2020年5月31日で、知事賞優秀賞等では各部門で賞状及び副賞(図書カード(最高1万円分)、県産品等)が授与されます。

米・サウスカロライナ州の公共図書館員がビデオゲーム「あつまれ どうぶつの森」を活用してゲーム内に図書館を構築(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)によるアドヴォカシーのためのイニシアチブ“ilovelibraries”の2020年4月14日付の記事で、新型コロナウイルス拡大により外出が制限される中、米・サウスカロライナ州の図書館員によるビデオゲームを活用した試みが紹介されています。

同記事で紹介されているのは、同州チャールストン郡公共図書館のBaxter-Patrick James Island分館でヤングアダルトサービスを担当する、Tina Chenoweth氏によるビデオゲーム「あつまれ どうぶつの森(Animal Crossing: New Horizons)」を活用した試みです。「あつまれ どうぶつの森」は、建物・インフラの整備や家具・装飾品の作成などを行いながら、プレイヤーが無人島を開発するゲームです。オンラインコードにより、世界中のプレイヤーはお互いの島を訪れて、島の探索や素材の交換、プレイヤー同士の交流などを楽しむことができます。Chenoweth氏はこの「あつまれ どうぶつの森」上で、Baxter-Patrick James Island分館を再現しました。

韓国・文化体育観光部、オンライン授業を開始した学校を支援することを目的に、所管する国立博物館・美術館の展示資料や教育コンテンツを各館のウェブサイトを通じて提供すると発表

2020年4月10日、韓国・文化体育観光部は、新型コロナウイルス感染症の影響で、オンライン授業を開始した学校での活用を目的に、所管する国立博物館・美術館の展示資料や教育コンテンツを各館のウェブサイトを通じて提供すると発表しました。

国立中央博物館は、同館ウェブサイトの「オンライン学習映像資料室」において、学校の授業支援を目的に、国立博物館の展示資料や教育コンテンツ150点を選定し公開しました。博物館の教育プログラムとして製作した子ども用歴史アニメ、青少年用の進路探索映像、教員用の文化財に関する講義資料などが含まれます。国立中央博物館では、学校の授業に容易に活用できるよう、150のコンテンツを「先史から統一新羅時代」「高麗から大韓帝国時代」「他の国と地域」「博物館の世界」の4つの項目に分け、コンテンツごとに学年別教科と単元名を掲載したリストも提供しています。

国立民俗博物館では、同館ウェブサイトの「子どもオンライン教育資料」において、韓国・フィリピン・インド・タイといった多くの国の文化関連の学習教材、資料情報カードといったものを含む「多文化パッケージ」コンテンツ約120件を見ることができます。

カナダ出版者協会(ACP)及びアクセス・コピーライト、新型コロナウイルスの感染拡大をうけ“Read Aloud Canadian Books Program”を開始:加盟出版社の本を用いた教員・図書館員によるオンラインでの読み聞かせにおける著作権使用料を免除

2020年3月26日、カナダ出版者協会(ACP)及びカナダの著作権管理団体のアクセス・コピーライト(Access Copyright)が、新型コロナウイルスの感染拡大をうけ“Read Aloud Canadian Books Program”の開始を発表しています。

ACP加盟出版社の本を用いた教員・図書館員によるオンラインでの読み聞かせや動画の投稿における著作権使用料を免除するもので、教員・図書館員からの要請に応じたものです。

ACPとアクセス・コピーライトでは、同プログラムを活用した教員や図書館員に対して、ハッシュタグ#ReadAloudCanadianを用いて、ACP、アクセス・コピーライト、著者、出版者へのメンションとともにSNSに投稿するよう求めています。

英国図書館情報専門家協会(CILIP)、新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ、図書館員が子ども・若者に本を推薦するライブ配信番組“National Shelf Service”を開始:推薦本は電子書籍として貸出可能

2020年4月3日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)が、新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ、図書館員が子ども・若者向けに本を推薦するライブ配信番組“National Shelf Service”を開始すると発表しました。

自宅に退避していても、子どもの読書への動機や熱意を維持することは不可欠であることから、子どもやその家族の新しく多様な読書体験を支援することを目的に、平日の11時から毎日、YouTubeを使って行われます。

内容は、1人の図書館員が1つの本を毎日推薦するもので、選ばれた本は、地域の図書館で電子書籍として借りることができます。

National Shelf Service launches this Monday(CILIP, 2020/4/3)
https://www.cilip.org.uk/news/499503/National-Shelf-Service-launches-this-Monday.htm

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館中の米・セントルイス郡図書館、子どもを対象に、ドライブスルー方式で朝食・昼食やおむつを提供

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館中の米・セントルイス郡図書館が、NPOのOperation Food Searchと連携し、2020年3月30日から、18歳以下の子どもを対象に、同館の9つの分館の駐車場において、毎週月・水・金の10時から12時まで、ドライブスルー方式で、朝食と昼食の無償提供を行っています。

また、4月3日からは、毎週金曜日の10時から12時まで、NPOのSt. Louis Area Diaper Bankと連携し、4つの分館の駐車場で、ドライブスルー方式で3歳以下の子どもを対象におむつ25枚を配布する取組も開始しました。おむつの寄附も受け付けるとしています。

4月4日付の同館Twitterによると、同日、5,700件以上の食事と1万8,000枚以上のおむつが提供されたとしています。

韓国、新型コロナウイルス感染症の感染拡大をうけ、子どもの遠隔教育環境の構築推進を発表:低所得層の子どもへのタブレット端末の無償貸与や通信費の支援等

2020年4月1日、韓国の教育部と科学技術情報通信部は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大をうけ、両者が連携して、子どもの遠隔教育環境の構築に総力をあげると発表しました。

(1)通信3社(SKテレコム・KT・LG U)と協議し、データ使用料を心配せずに教育コンテンツを無料で利用できるよう支援
※5月末まで、デジタル教科書・eラーニング・韓国教育放送公社(EBS)のウェブサイト等の教育コンテンツを利用する際、データ使用量を消費しないようにする等

(2)IPTVによる韓国教育放送公社(EBS)の教育コンテンツのリアルタイム配信及び追加料金なしでの視聴の実現
※今後ケーブルテレビや衛星放送にも拡大予定

(3)低所得者層へのタブレット端末貸与のため、サムソン電子(3万台)、LG電子(6,000台)からの寄贈

(4)低所得階層の子どもへのオンライン学習に必要なスマートデバイスの貸与及び通信費の積極支援
※低所得層の子どもを対象に、31万6,000台(学校・教育庁が保有する23万台・教育部からの追加の5万台・サムソン電子やLG電子からの寄贈3万6,000台)を無償貸与

(5)国内のソフトウェア開発企業による遠隔教育ソリューションの活用/普及のための共同

ページ