ヤングアダルト

ルクセンブルク・国民教育・幼年・青少年省とルクセンブルク国立図書館(BnL)、高校生を対象とした電子図書館サービス“read-y”の提供を発表

2020年7月6日、ルクセンブルク・国民教育・幼年・青少年省(Le ministère de l’Éducation nationale, de l’Enfance et de la Jeunesse)とルクセンブルク国立図書館(BnL)が、高校性を対象とした電子図書館サービス“read-y”を提供することが、BnLのウェブサイトで発表されました。

同サービスでは、若者が料金の縛りなく自由に書籍を選択し読書を楽しめるよう支援することを目的に、主に英語、ドイツ語、フランス語の2万点以上の電子書籍が提供されています。オフラインでの読書、電子書籍の予約、注釈やコメントの付与等の機能があり、プロジェクトに参加している公立学校、私立学校に通う高校生およびその教職員が利用可能です。アプリ版とウェブ版が提供され、スマートフォンやタブレット端末、パソコンから利用できます。

発表によると、同サービスは、教育目的の利用ではなく、娯楽としての個人による読書を想定したものであり、今後も要望に応じて提供する電子書籍を追加する予定であるとしています。

浦添市立図書館(沖縄県)、2020年7月1日から高校生以下の新規登録者を対象に市制施行50周年および開館35周年を記念した限定デザインの図書館利用カードを発行

2020年6月25日、沖縄県の浦添市立図書館は、2020年7月1日から、市制施行50周年および開館35周年を記念した限定デザインの図書館利用カードを発行することを発表しました。

同館は2019年8月から10月まで、同市内在住・在学の児童・生徒を対象に、市制施行50周年および開館35周年を記念した図書館利用カードのデザインイラストの募集を行いました。同館に関するもの、移動図書館「としょまる」に関するものの2種類のデザインに関する募集が行われ38点の応募がありました。今回発行される図書館利用カードはこの38点から選ばれた2作品のデザインによるものです。

浦添市立図書館の限定デザインの図書館利用カードは、2020年7月1日以降、同館または移動図書館「としょまる」で新規登録する同市内在住・在学の0歳児から高校生までの利用者を対象に発行されます。

【市制施行50周年・図書館開館35周年記念】浦添市立図書館利用カード限定デザインの発行開始!(浦添市立図書館,2020/6/25)
http://library.city.urasoe.lg.jp/docs/2020062500070/

韓国・国立子ども青少年図書館、映像の企画や編集方法といったYouTubeでの創作活動に関するオンライン講義を実施

韓国・国立子ども青少年図書館が、2020年6月19日と6月26日の両日、YouTubeでの創作活動についての講義を、同館ウェブサイトおよびYouTubeで実施すると発表しています。

同館のメイカースペース「未夢所(未来の夢・希望創作所)」で最も人気のあるプログラムである同講義をオンラインで公開するもので、2回にわたって行われる講義では、Vlog(日常動画)の撮影方法や映像の企画や編集方法といったYouTubeでの創作に関する全般的な内容が扱われます。

도전! ‘나도 미꿈소 유튜버!’ (挑戦!「私も未夢所YouTuber!」)(国立子ども青少年図書館,2020/6/18)
https://www.nlcy.go.kr/bbs/30010/bbsDetail.do?idx=1069173

韓国教育学術情報院(KERIS)、淑明女子大学校と共同で、生徒・学生を対象とした「人文学強化読書感想文コンクール」を実施:人文学的素養の涵養と読書活動の活性化が目的

2020年6月17日、韓国教育学術情報院(KERIS)は、淑明女子大学校と共同で、「人文学強化読書感想文コンクール」を実施すると発表しました。

全国の高校生と淑明女子大学校の学生が対象の同コンクールは、今回が2回目の開催で、入試中心の教育において、読書活動を活性化し、急激に変化するデジタル技術に人文学的な観点を取り入れて、生徒・学生の創造性とコミュニケーションを涵養することが目的です。

推薦図書100冊の中から1冊を選んで応募し、淑明女子大学校総長賞・KERIS院長賞には50万ウォン、優秀賞(2人)には30万ウォン、奨励賞(3人)には10万ウォンが授与されます。

인문학적 소양 함양 및 독서 활성화를 위한 고교-대학 연계‘인문학 강화 독후감 공모전’개최(人文学的素養の涵養および読書活性化のための高大連携「人文学強化読書感想文コンクール」開催)(KERIS,2020/6/17)
https://www.keris.or.kr/main/na/ntt/selectNttInfo.do?mi=1088&nttSn=36664

米・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)、人種差別に対する声明を発表

2020年6月8日、米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が、人種差別に対する声明を発表しました。

YALSAの使命は10代の若者が直面している課題を和らげることにあり、同理事会は、警察による残虐行為とあらゆる形の人種差別を強く非難するとともに、「ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter)」「全米黒人地位向上協会(NAACP)」といった活動を支持すると表明しています。

YALSAでは、協会の使命に沿った方法で、これらの活動と連携する方法を模索するとし、議員に対して、黒人の若者を支援するプログラムや組織のための資金提供を求めているとしています。

また、変化と正義のために若者が主導して行った平和的な抗議活動は、若者には働きかける力があり、彼らのコミュニティを変化させることができることを示しているとし、YALSAでは、全ての活動に公平性・多様性・包摂性を組み込んでいるものの、まだ不十分であり、今後も若者のためにより公平な協会・専門家・図書館サービスとなるよう努力を続けるとしています。

飛鳥未来プロジェクト実行委員会(奈良県)、飛鳥地域の本好きな子どもにオンライン読書を提供するためのクラウドファンディングを実施中:同地域の図書館の司書とも連携

2020年6月11日、飛鳥未来プロジェクト実行委員会(奈良県)が、飛鳥地域の本好きな子どもにオンライン読書を提供するためのクラウドファンディングを開始しました。

新型コロナウイルスの感染拡大のため、子どもの図書館利用にも制限があることから、その課題を解消するために行われるものです。文部科学省のGIGAスクール構想により、飛鳥全地域の小・中学生にタブレット端末が付与される機運が高まっていることをうけ、そのタブレットで利用可能なKindleアプリを利用しKindle Unlimitedとの契約を行なって、約1年間のオンライン読書環境を提供します。利用者は、クラウドファンディングの実行後、小・中学生を対象に募集を行なって決定されます。

飛鳥未来プロジェクトは、飛鳥地域(橿原市、三宅町、田原本町、高取町、明日香村)に係るプロジェクトで、田原本町・橿原市・明日香村が後援しています。同事業は同地域の図書館の司書と連携して行うとし、司書は、子どもの興味関心や、今後読んでいったらより良い書籍の推薦などを行います。また1年間のプロジェクト終了時には発表機会(ビブリオバトルやプレゼンテーションなど)が設けられます。

目標金額は100万円で期限は6月30日です。

英国図書館情報専門家協会(CILIP)情報リテラシーグループ(ILG)、家庭学習支援サイトBBC Bitesizeとフェイクニュースに関する指導において連携

2020年5月29日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)情報リテラシーグループ(ILG)が、BBCの家庭学習支援サイトBitesizeとフェイクニュースに関する指導において連携していることを発表しました。

連携して実施するFact or Fakeキャンペーンでは、中等教育機関の生徒を対象としたもので、スマートフォン等を使用するにあたってフェイクニュースや誤った情報を見分ける方法についての動画を提供しています。

CILIP Information Literacy Group partners with BBC Bitesize on Fake News(CILIP ILG,2020/5/29)
https://infolit.org.uk/cilip-information-literacy-group-partners-with-bbc-bitesize-on-fake-news/

国立公文書館アジア歴史資料センター、「アジア歴史ラーニング -デジタル資料で学ぶ日本とアジア-」を公開

2020年5月28日、国立公文書館アジア歴史資料センターが、「アジア歴史ラーニング -デジタル資料で学ぶ日本とアジア-」を公開しました。

学習指導要領改訂やアクティブラーニング、学び直しへの関心の高まりを受けて作成されたものです。

トップページにある6つのテーマをクリックすると、それぞれにおいて「国内の動き」「外交」「戦争・軍事」「世界の動き」の4つに分かれた年表ページが表示されます。年表からは、用語の解説や二次利用の際の手引きのほか、関連する資料画像やテキストを見ることができる用語ページへのリンクが用意されています。

「アジア歴史ラーニング -デジタル資料で学ぶ日本とアジア-」の公開のお知らせ (2020年05月28日)(アジア歴史資料センター)
https://www.jacar.go.jp/news/news04_others.html#20200528

米国図書館協会(ALA)、女性参政権100周年委員会(WSCC)と連携し、子ども向けの女性参政権に関する図書のセットを公共図書館・学校図書館に寄贈

2020年5月26日、米国図書館協会(ALA)は、 女性参政権100周年委員会(Women’s Suffrage Centennial Commission:WSCC)と連携し、公共図書館と学校図書館を対象に、子ども向けの女性参政権に関する図書のセット(6,000セット)を寄贈すると発表しました。

WSCCは、2020年が、女性参政権に関する合衆国憲法修正第19条が1920年に批准されて100周年にあたることを記念して議会によって創設されたもので、図書の選定と同プロジェクトへの資金提供を行っています。

各セットは、小学生・中学生・高校生を対象とした各1冊ずつ、合計3冊の図書で構成されています。

ALAの本部及び米国学校図書館員協会(AASL)・児童図書館サービス協会(ALSC)・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)からのワーキンググループが、申し込みへの対応、多様な本からなる推薦本リストや寄付に対応したプログラムや展示のアイデアを作成するとしています。

また、ALAとWSCCでは、オンラインで女性参政権の歴史に関するシリーズを共催するとしています。

東近江市立図書館(滋賀県)、学校休校中の学習支援施策としてホールなどのスペースを開放

滋賀県の東近江市立図書館が、2020年5月16日から31日まで、学校休校中の学習支援施策として、ホール等のスペースを自主学習の場として開放しています。

開放しているのは、能登川図書館は集会ホール、永源寺図書館は視聴覚ホール、五個荘図書館は館内奥・閲覧スペース、湖東図書館は視聴覚ホールです。

新型コロナウイルス感染予防対策として座席数を限定しているほか、窓を開放して常時換気しています。

図書館の学習スペースをご利用ください(東近江市立図書館, 2020/5/19)
http://www.city.higashiomi.shiga.jp/lib/0000011636.html

参考:
浅口市(岡山県)、新型コロナウイルス感染拡大防止のための市立小学校の臨時休業期間中、市立図書館において児童の緊急一時預かりを実施中
Posted 2020年3月9日
https://current.ndl.go.jp/node/40430

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