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図書館流通センター(TRC)、令和元年台風第15号による図書室浸水被害を受けた茂原市立東中学校(千葉県)へ726冊の新品書籍を寄贈

2020年1月7日、千葉県の茂原市立東中学校は、図書館流通センター(TRC)から同校へ寄贈された図書の贈呈式を行ったことを発表しました。

報道によると、同校は令和元年台風第15号で校舎が被災したことで図書室に雨水が入り込む浸水被害が発生し、人気小説などの文学作品を中心に大量の蔵書を廃棄しなければならない事態となりました。茂原市教育委員会から相談を受けたTRCが、話題の新刊や廃棄図書と同じ小説等の書籍を中心に、同校へ新品書籍726冊の寄贈を行っています。同校図書室は台風第15号による被災以来閉鎖されていましたが、校舎の修理が2019年12月に完了し、今回のTRCからの寄贈により蔵書が確保されたことで再開の目途が立った、としています。

7日に行われた贈呈式では、TRCの担当者から同校の図書委員長に目録が贈呈され、寄贈への返礼として同校の吹奏楽部が打楽器五重奏を披露しました。

文部科学省、「令和元年度市町村教育委員会における小学校プログラミング教育に関する取組状況等調査の結果について」を公表

2020年1月9日、文部科学省が、「令和元年度市町村教育委員会における小学校プログラミング教育に関する取組状況等調査の結果について」を公表しました。

2020年度から小学校プログラミング教育が必修となるにあたり、市町村教育委員会における小学校プログラミング教育に関する取組状況等を調査し結果について取りまとめたものです。

調査結果のポイントによると、小学校プログラミング教育の実施に向けて、約93%の教育委員会が、2019年度末までに各校に1人以上、教員に実践的な研修を実施したり、教員が授業の実践や模擬授業を実施済み・実施予定と回答した一方、約7%の教育委員会においては、最低限必要と考えられる指導体制の基礎が整っていないとしています。

新着情報(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※令和2年1月9日欄に「令和元年度 市町村教育委員会における小学校プログラミング教育に関する取組状況等調査の結果について」とあります。

全国学校図書館協議会(全国SLA)、「学校図書館メディア基準」改訂案への意見を募集中

全国学校図書館協議会(全国SLA)が、2020年1月31日まで、「学校図書館メディア基準」改訂案への意見を募集中です。

2000年の制定後の、学習指導要領改訂、児童生徒の学習内容・学習活動の変化、近年の出版状況や新たな電子メディアの普及等をふまえ改訂されたものです。

蔵書の配分比率のうち特に小学校を大幅に見直し、また、視聴覚メディアの最低基準数を見直したり、電子メディアの数量基準数を収載したことなどが特徴であると説明されています。

お知らせ(全国SLA)
https://www.j-sla.or.jp/news/sn/
※2019年12月25日欄に「学校図書館メディア基準 改訂案への意見を募集します」とあります。

学校図書館メディア基準 改訂案への意見を募集します(全国SLA)
https://www.j-sla.or.jp/news/sn/post-193.html

韓国・国立障害者図書館、同館ウェブサイトでの数式及び数学記号の音声変換規則の提供を開始

韓国国立中央図書館(NLK)は、所管する国立障害者図書館が、2020年1月6日から数式及び数学記号の音声変換規則の提供を開始したと発表しています。

韓国の通信社NEWSISの報道によると、数学関連の視覚障害者等用資料の作成にあたり、これまで数式を読むための規則が存在せず、作成者が任意に表現していたことによる学習の困難さが問題になっていたことから、その標準化を目指して制定されたものです。

小学校から高校1年生までの数学教育課程の内容や教科書に基づいて数式の音声変換規則を定めており、MathSpeakの規格も取り入れているとのことです。今後、大学の数学の内容まで範囲を拡大する予定としています。

@national.library.of.korea(Facebook, 2020/1/5)
https://www.facebook.com/national.library.of.korea/posts/2589821841135064

柏市立図書館(千葉県)、貸出カウンターの黒板アートを高校生が担当すると発表

2019年12月24日、千葉県の柏市立図書館が、図書館本館一階貸出カウンターにある黒板の黒板アートを千葉県立柏高等学校美術部の生徒が担当すると発表しました。

黒板アートには、「ようこそとしょかんへ」の言葉とともに季節のイラストをチョークで描いており、これまでは図書館職員が担当していましたが、今回、柏高等学校美術部の生徒がお正月にちなんだイラストを考えてチョークで描くものです。

展示期間は2020年から1月5日から1月31日までです。

貸出カウンターの黒板アートを高校生が担当します(令和元年12月24日発表)(柏市,2019/12/25)
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/020300/p053261.html

香川県立図書館、高松商業高校の本を使った授業で生まれた作品を展示する「本を使って授業をしたら・・・美術・書道編@高松商業高校」を実施

香川県立図書館が、2019年12月24日から2020年2月2日まで、高松商業高校の本を使った授業で生まれた作品を展示する「本を使って授業をしたら・・・美術・書道編@高松商業高校」を行ないます。

美術の授業で、生徒が画家の人生や作風について本で調べ、「その画家がリンゴを描いたとしたら」というテーマで描いた絵を展示(約20作品)する「なりきりリンゴ」と、書道の授業で、生徒が本から好きな言葉やフレーズを抜き出し、筆で書いた作品を展示(約20作品)する「筆で書くーあの言葉、このフレーズ」の2種類あります。

あわせて、画家の伝記や画集、書道の入門書や書道の作品で使用した生徒の好きな言葉が掲載された本など関連書籍約50冊も展示されます。

県立図書館で高松商業高校の「本を使って授業をしたら・・・」の展示を行います(香川県, 2019/12/20)
https://www.pref.kagawa.lg.jp/content/dir4/dir4_5/dir4_5_1/wb0rh1191126160246.shtml

オーストラリア図書館協会(ALIA)、OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2018年調査の結果を受け学校図書館への投資を教育大臣へ要望

2019年12月4日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は、ダン・テハン教育大臣に対して、オーストラリアの生徒と諸外国の生徒との拡大する技能格差へ対処するための重要戦略として、学校図書館への投資を要望することを発表しました。

これは2019年12月3日に公開が発表された、OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2018年調査の結果を受けたものです。同調査で、オーストラリアの生徒は中国やシンガポール等の他国の生徒と比べて、「数学的リテラシー」「読解力」「科学的リテラシー」の得点が低いことが明らかとされています。

ALIAのCEOであるSue McKerracher氏は「PISA2018の調査結果は、生徒が知識集約型経済での成功に必要な教育を受けられるように、オーストラリアの全ての学校に学校図書館と資格のある図書館職員が求められていることを強調するものである。また、言語能力や読解力は子どもの出生時からの重要課題となるべきであることから、我々は早期の言語教育とリテラシー戦略への要望も押し進める」とコメントしています。

竜王町立図書館(滋賀県)、中学生を対象とした居場所「ふらっとスペースYoruca?(よるか)」を開設

滋賀県の竜王町立図書館が、2019年11月27日、「ふらっとスペースYoruca?(よるか)」を開設しました。

毎月1回、水曜日午後3時から中学校の完全下校時間まで、視聴覚室・会議室を主に中学生を対象とした居場所として開設するもので、彦根市を中心に滋賀県で遊ばれている「カロム」や囲碁・将棋、くつろぎスペースが用意されています。

今後は生徒を見守るボランティアも募集する予定としています。

「「ふらっとスペースYoruca?(よるか)」オープン!」『としょかんだより』No.231(2019年12月)
http://lib.town.ryuoh.shiga.jp/toshokandayori/dayori231.pdf

竜王町立図書館
http://lib.town.ryuoh.shiga.jp/

奈良県王寺町、町内の3小学校・2中学校の図書室に「雪丸図書システム」を導入:貸出・返却時に同町公式キャラクター「雪丸」が児童・生徒に語りかけ

2019年12月6日に発行された奈良県王寺町の広報紙・広報おうじ『王伸』の第704号において、同町が10月から町内の3小学校・2中学校の全ての図書室で、児童・生徒だけで図書の貸出や返却・蔵書検索等が可能な「雪丸図書システム」を導入したことが紹介されています。

「雪丸図書システム」は、ぬいぐるみの形をした同町公式キャラクター「雪丸」のロボットが図書の貸出や返却の際に、児童・生徒の名前を読み上げたり、話しかけたりするものです。

報道によると、「雪丸ロボット」は同町の町立図書館で会話や絵本の読み聞かせをするぬいぐるみと同じタイプであり、児童・生徒が通いたくなる学校図書室作りと読書習慣の定着を目指して導入された取り組みです。

広報おうじ「王伸」 No.704 [PDF:13.7MB](王寺町,2019/12/6)
http://www.town.oji.nara.jp/material/files/group/2/191206_A3.pdf#page=9
※p.16に「学校図書室に雪丸図書システム導入」とあります。

柏市教育委員会(千葉県)、市立図書館本館の書棚をプロデュースする「市内中学生おすすめ本展示プロジェクト」を実施:地元の書店との連携企画

千葉県の柏市教育委員会が、「市内中学生おすすめ本展示プロジェクト」を実施すると発表しました。

市内の中学校の代表が、柏市立図書館本館の書棚をプロデュースするもので、以下の手順で2019年12月15日に実施されます。

1.グループで「おすすめ本」の紹介を行うとともに意見交換をし、交流を図る。
2.講師(市内書店の店長)から本の魅力の伝え方を学び、自分のおすすめ本のPOPを作成する。
3.本の効果的な展示方法をみんなで考え、実際に棚づくりを行う。
4.成果物(作成した本棚)を、本館に設置する。併せて、ポスターと報告書を作成し、分館や学校図書館等に配布する。

図書館本館での展示は12月24日からです。

市立図書館初の書店とのコラボ企画中学生による図書館本館 書棚まるごとプロデュース(令和元年12月9日発表)(柏市, 2019/12/10)
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/020300/p053079.html

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