ヤングアダルト

オーテピア高知図書館、オーテピアティーンズ部を創設

高知県が、2020年8月20日付で、オーテピア高知図書館が、7月18日にオーテピアティーンズ部を創設し、高知県内在住の中学1年生から高校3年生等(13歳から18歳)を対象にメンバーを募集していることを発表しています。

読書や創作活動が好きな10代が、読書の楽しさを発信することによって、普段本を読まない、図書館を利用しない同世代に読書や図書館に興味を持ってもらうことを目的とした活動で、図書館が所蔵している本の紹介文や、展示テーマに沿ったエピソード、オリジナルイラストなどを作成し、図書館へメールで投稿するといった活動を行います。

オーテピアティーンズ部の創設とメンバー募集 (高知県,2020/8/20)
https://www.pref.kochi.lg.jp/press2/2020072100109/

塩尻市立図書館(長野県)、「体験!GIGAスクール」展を開催中

長野県の塩尻市立図書館において、2020年8月4日から2020年9月29日にかけて、「体験!GIGAスクール」展が開催されています。

文部科学省のGIGAスクール構想により、同市では、早ければ2020年度中に市内の小中学校に通う児童・生徒用のタブレットと通信環境が整備される計画であることから、授業で使うアプリケーションをいれたタブレットを自由に触れる体験コーナーを用意したものです。あわせて、保護者を対象とした、子どもとスマホ・ゲームの関わり方に関するテーマブックも展示されています。

テーマブックス【児童】体験!GIGAスクール(塩尻市立図書館)
https://www.library-shiojiri.jp/themebooks/theme.html?id=1574

清教学園中・高等学校(大阪府)、図書館を使った探究的な学びのカリキュラム「リブラリア・カリキュラム」が生徒の人生に役立ったかについて調査した結果を発表

2020年9月3日、大阪府河内長野市にある清教学園中・高等学校が、「「主体的・対話的で深い学び」を通じ、生徒の賜物を育む探究学習の教育効果に関する研究-「卒業論文」を振り返る、15歳から28歳へのアンケート調査-」を公表しました。

清教学園リブラリア(図書館)のスタッフが、2019年度日本私学教育研究所委託研究として、同校の図書館を使った探究的な学びのカリキュラム「リブラリア・カリキュラム」が生徒の人生にどんな影響を与えているのか、履修者616人を対象として振り返りアンケート調査を行い、探究学習の長期的な教育効果の検証を行ったものです。

調査結果として、これまで皮膚感覚において「よい」と信じてきた、自由なテーマ設定による探究学習の効果が、今回の調査により裏付けられたとしています。

また、追加調査として、13人への個別インタビューを行っていますが、今回の調査結果には含まれておらず、その結果を踏まえた研究を進めて改めて報告を行うとしています。

埼玉県立浦和第一女子高等学校の生徒30人が新潮社の発売前の新刊図書のゲラ読みを実施

2020年8月21日、埼玉県立浦和第一女子高等学校図書館は、同校の生徒が新潮社の発売前の新刊図書のゲラ読みを実施したことを報告しました。

この試みは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休校していた2020年5月に、新潮社からの依頼を受けて行われました。生徒への告知は同館がGoogle Classroomを使って実施し、応募した30人の同校生徒がゲラ読みを行いました。募集は著者の名前を伏せて行われたため、当該新刊図書の著者から、率直な意見が聞けてよかったという反響があったことを伝えています。

同校の近隣書店では、生徒がゲラ読みを実施した発売後の図書を生徒の感想とともに陳列しています。

【図書館】発売前の新刊のゲラ読みに挑戦!(埼玉県立浦和第一女子高等学校,2020/8/21)
https://urawaichijo-h.spec.ed.jp/ichijo/blogs/blog_entries/view/54/a23ebf9c33103e2b2314055b2181604a

静岡市立図書館、静岡東高等学校マンドリン部との協力企画「YAコンサート2020 音楽が彩る本の世界」を開催

2020年9月12日、静岡市立中央図書館で、静岡市立図書館と静岡市内に所在する静岡県立静岡東高等学校マンドリン部との協力企画「YAコンサート2020 音楽が彩る本の世界」が開催されます。

静岡市立図書館は、ヤングアダルト(YA)世代に当たる中高生の図書館来館のためのきっかけ作りとして、2016年から市内の中学・高校の音楽部との協力企画「YAコンサート」を開催しています。5回目を迎える2020年の同企画では、静岡東高等学校マンドリン部2年生の生徒によるおすすめ本の紹介とその本に関連する曲の演奏が行われます。また、同館内のYA特集コーナーでは、静岡東高校の学校図書委員会によるおすすめ本の展示が併せて実施されます。

なお、2020年の「YAコンサート」は、新型コロナウイルス感染防止のため初めての試みとして、演奏を2階の吹き抜けで行い、1階書架スペースの自由な場所で読書をしながら同館の利用者が演奏中の音楽を鑑賞するという図書館全体をコンサートホールに見立てた新しいスタイルで開催されます。

関西大学図書館(大阪府)、同大学の教員による「SDGs推薦図書」を高等学校向けに貸出:2020年9月15日まで申請を受付中

2020年8月25日、大阪府の関西大学図書館は、同大学の教員が学生向けに推薦した持続可能な開発目標(SDGs)に関する図書について、高等学校向けに貸出することを発表しました。

関西大学図書館は、2019年度のSDGsの達成に貢献するための図書館の特性を活かした取組み「KU Library thinks SDGs」において、同大学教員の推薦文が入った「本の帯」を巻いた図書を館内に展示する試みを行いました。2020年度に「KU Library thinks SDGs」の第2弾を実施するにあたって、若い世代がSDGsに対する理解を深められるよう授業や校内展示に活用可能なツールとして役立てることを目的として、同大学の教員が学生向けに推薦した「SDGs推薦図書」の高等学校向けの貸出を実施します。

「SDGs推薦図書」の貸出は、関西大学図書館が「KU Library thinks SDGs」第2弾を実施する2020年9月21日から2021年1月30日までの期間に行われます。対象は2019年度の「KU Library thinks SDGs」で展示された教員推薦図書の一部にあたる30冊であり、「本の帯」が巻かれた状態で貸出されます。

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、設立125周年記念プロジェクトの一環で作成したシークワーズを公開

2020年8月20日、米国のニューヨーク公共図書館(NYPL)の、ヤングアダルトのボランティア団体(Teen Advisory Group:TAG)による同館の設立125周年記念プロジェクトの一環で作成されたシークワーズが公開されました。

NYPLで最も借りられた本のリスト“Top 10 Checkouts of All Time”に含まれる本に関連する単語のリストをTAGのメンバーが作り、それをもとに、ヤングアダルトサービスを担当する司書がパズル作成アプリケーション“Discovery Education's Puzzlemaker”を用いて作成したものです。

NYPLのウェブページでは、ジョージ・オーウェルの『1984』、レイ・ブラッドベリの『華氏451度』、J・K・ローリングの『ハリーポッター』シリーズ、ハーパー・リーの『アラバマ物語』に関するシークワーズが公開され、PDFをダウンロードできます。

E2290 - 英国の子どもの読書傾向に関する調査レポート

 

 E2290

英国の子どもの読書傾向に関する調査レポート

国際子ども図書館企画協力課・繁元康太(しげもとこうた)

 

   子どもたちはどのような本を読んでいるのだろうか――本稿では,子どもの読書に関する英国の調査レポート“What Kids Are Reading”を紹介する。この調査は,英国ダンディー大学教授のトッピング(Keith Topping)氏が毎年実施しているもので,レポートは学習支援ソフトウェアの開発等を行っている米国企業Renaissance Learning社(以下「ルネッサンス社」)の英国支社から刊行されている。

韓国・法務部、少年院の読書活動支援を目的に、韓国国立中央図書館(NLK)・韓国出版文化産業振興院と業務協約を締結

2020年8月19日、韓国・法務部は、少年院の読書活動支援を目的に、韓国国立中央図書館(NLK)・韓国出版文化産業振興院と業務協約を締結したと発表しています。

報道によると、NLKは、今後、全国の少年院に専門の講師を派遣し、読書文化プログラムを実施したり、各地域の図書館の連携による読書メンタリングといった読書指導プログラムを行う計画とのことです。また、韓国出版文化産業振興院では、現在5つの少年院で実施中の少年院読書活動支援事業を10の少年院に拡大する予定とのことです。さらに、これらの機関では今月中に全国の少年院に無料で4,000冊の図書を寄贈し、今後毎年続けていくと紹介されています。

福井県立図書館、開館70周年記念企画「ライブラリーステイ -図書館に泊まって災害を学ぶ-」を開催

福井県立図書館が、2020年10月3日から10月4日にかけて、同館および福井県ふるさと文学館・福井県文書館において、開館70周年記念企画「ライブラリーステイ -図書館に泊まって災害を学ぶ-」を開催します。

新型コロナウイルス感染症の拡大や、各地での豪雨災害の発生により、常に災害に備える意識を持ち、準備をしておくことが必要になっていることから「災害」をテーマに、図書館・文書館・文学館3館の資料や機能を活用した宿泊体験を行なうことで、防災について学ぶ企画です。

対象は、小学5年生から中学生で、新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで、館内ツアー(避難体験)、災害を題材にした福井の文学作品紹介、講座「アマビエとは何者?」、災害時の対処法講座、段ボールベッドで宿泊(避難所体験)、本の調べ方講座、秋の夜長の読書タイム、ビブリオバトル等が行われます。

定員は10人で参加には事前の申し込みが必要です。応募者多数の場合は書類選考により受講者を決定されます。参加費として保険料300円程度必要です。食費(夕食・朝食)や、夜具は主催者が負担します。

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