ヤングアダルト

英・Libraries Connected、コロナ禍において公共図書館が児童向けに提供できるサービスのアイデア等をまとめたガイドを公開

図書館の支援を行う慈善団体である英国のLibraries Connectedは、コロナ禍において公共図書館が児童向けに提供できるサービスのアイデア等をまとめたガイド“How libraries can support children's wellbeing: Resource pack”を2021年4月付けで公開しています。

本ガイドの“Introduction”によれば、公共図書館のサービスが児童とその家族の(コロナ禍からの)回復に貢献できると思われる分野に焦点を当てたガイドであり、サービスのアイデアのほか、ケーススタディーや政府の支援に関するもの等、関連資料へのリンクも収録しています。

また、本ガイドは、Libraries Connectedが英・高学年の子ども及び教育図書館員協会(ASCEL)、英国読書協会(Reading Agency)との連携により2020年10月に開催したウェビナー“Children, Wellbeing and Libraries”での議論から着想を得たものとあります。

韓国国会図書館(NAL)、全ての特別市・広域市・道の教育庁と業務協約を締結:教育庁所管の小学校・中学校・高等学校において同館が構築したデジタルデータの利用が可能

韓国国会図書館(NAL)が、2021年4月21日に、慶尚南道教育庁と、知識情報の共有と読書文化の普及のため、包括的業務協約を締結したと発表しています。

これにより、慶尚南道教育庁および教育庁所管の小学校・中学校・高等学校では、同館が構築した3億1,000万ページ分のデジタルデータが、同館を訪問することなく利用することができるようになりました。教育政策の策定や、図書教育、授業の参考資料として活用できるとしています。

同館では、学術情報の共同活用と相互提供のため、2002年の「韓国学術情報協議会」発足以来、全国の大学・研究機関・地方公共団体等の4,960施設(大学図書館421館、専門図書館850館、公共図書館3,689館)と協定を結んで、同館が構築したデジタルデータを提供しています。

2018年からは、特別市・特別自治市・広域市・道・特別自治道の教育庁との協力を推進しており、今回の締結により、17の教育庁すべてと業務協約を締結したことになりました。

総務省、「2020年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」を公表

2021年4月20日、総務省が、「2020年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」を公表しました。

2020年度に74校・1万2,499人の高等学校1年生を対象に実施したテストおよびアンケートの結果を集計・分析したものです。

2020年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果の公表(総務省, 2021/4/20)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_03000346.html

2020年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果[PDF:27ページ]
https://www.soumu.go.jp/main_content/000746185.pdf

米国学校図書館員協会(AASL)、子どもの探索力を涵養するためのガイド“Developing Reflective Explorers and Innovators”を公表

2021年4月16日、米国学校図書館員協会(AASL)が、ガイド“Developing Reflective Explorers and Innovators”を公表したと発表しています。学習者が効果的な探索者となるために必要なスキルを身に着けることを学校図書館員が支援する際に主に直面する課題を示すために作成されたものです。

同ガイドでは、学習者・学校図書館員・学校図書館のための包括的なシナリオと活動が、AASLの「学校図書館基準」における、思考(Think)・創造(Create)・共有(Share)・成長(Grow)という4つの学習領域(domains)ごとにまとめられており、それらのコンテンツは、学習者の好奇心・創造性・協調性・批判的思考を育てることを意図したものとなっています。

AASL News
http://www.ala.org/aasl/
※「AASL Releases Guide to Inspire Future Generations of Explorers 3 days ago」とあります。

韓国国立子ども青少年図書館、人工知能(AI)・仮想現実(VR)・拡張現実(AR)を取り入れた体験型読書サービスの提供を開始

2021年4月1日、韓国国立子ども青少年図書館が、人工知能(AI)・仮想現実(VR)・拡張現実(AR)といった新技術を取り入れた新しい体験型読書サービスの提供を開始したと発表しています。第4次産業革命時代の子ども・青少年に、「読む」読書から「楽しむ」読書へと拡大された体験環境を提供することが目的です。

「こども資料室」等に備えられる「AI音声認識読書ロボット」では、子ども向けの童話・童謡・映像等約800種類の様々なコンテンツとAI・図書を融合させた面白い読書を提供します。

また、同館のメイカースペース「未夢所(未来の夢・希望創作所)」では、AI・VRといった技術を用いて読書活動を支援するとし、絵本を直接見て読んでくれる「AI読書ロボット」を備えて、文字を読めない子どもが読書を体験して興味を持ってくれるよう支援するとしています。

その他、韓国国立中央図書館(NLK)が製作した保護者を対象としたVR図書館や、コロナ禍で来館できない利用者が、図書館のウェブサイトを通じARを用いた読書体験ができるサービス等も提供されます。

市立小諸図書館(長野県)、参議院長野県選出議員補欠選挙にあわせ、郷土コーナーのメインキャラクターを決める「第2回小諸図書館子ども選挙」を実施

市立小諸図書館(長野県)が、参議院長野県選出議員補欠選挙にあわせ、2021年4月25日に、郷土コーナー「こもろのひろば」のメインキャラクターを決める、第2回小諸図書館子ども選挙を実施します。

4月9日に公示され、4月11日と4月17日に立会演説が行われます。また、4月9日から4月24日まで期日前投票も行われています。有権者は17歳までの図書館利用者です。

立候補しているのは、キート(公約:小中学生向けの月刊雑誌を増やす/現在の郷土キャラクター)、うめちゃん(公約:グッズがもらえる「うめちゃんポイントカード」の作成)、石神ばんじょ(公約:「市立小諸図書館クイズ」の開催)の3候補です。

全国学校図書館協議会(全国SLA)、「学校図書館メディア基準」の改訂版を公開

全国学校図書館協議会(全国SLA)が、「学校図書館メディア基準」の改訂版を2021年4月1日に公表しました。

改定版は、学習指導要領に示されたカリキュラム・マネジメントやGIGAスクール構想による電子メディア等に対応し、学習活動に活用できる学校図書館の機能を発揮するのに必要な基準を示していると述べられています。

改定版の策定にあたって、2020年1月にパブリックコメントが行われていました。

「学校図書館メディア基準」を改訂しました(全国SLA)
https://www.j-sla.or.jp/news/sn/post-210.html

参考:
全国学校図書館協議会(全国SLA)、「学校図書館メディア基準」改訂案への意見を募集中
Posted 2020年1月8日
https://current.ndl.go.jp/node/39899

米国図書館協会(ALA)図書館史ラウンドテーブル (LHRT) 、2021年度の小論文賞を発表:若者の読書を刺激するための公共図書館でのオーサービジットの発展

2021年3月30日、米国図書館協会(ALA)図書館史ラウンドテーブル (LHRT) 、2020年度の小論文賞(Justin Winsor Library History Essay Award)を発表しました。

選ばれたのは、米・アイオワ大学図書館情報学部の准教授Jennifer Burek Pierce氏による“More Than a Room with Books: The Development of Author Visits for Young People in Mid-Century U.S. Public Libraries”です。

ALAの戦後計画委員会(Post-War Planning Committee)の一次資料や同時代の地方紙の記事をもとに、ニューアーク公共図書館のヤングアダルトサービス担当の図書館員であったBeatrice Schein氏が、第二次世界大戦後の図書館現場の現代化のためのALAの指令を超えただけでなく、他の公共図書館員が見習うべきロールモデルとなったことを徹底的に証明したものです。その結果、若い読者に刺激を与えるために、オーサービジットという活動が始まったとしています。

加西市立図書館(兵庫県)、女子のためのプログラミング教室「ガールズ×テック・プログラミング教室 in 図書館」を開催

兵庫県の加西市立図書館が、2021年4月25日、「ガールズ×テック・プログラミング教室 in 図書館」を開催します。

理系の場ではどうしても少数派かつ遠慮がちになってしまう女子のためのプログラミング教室で、図書館の本を参考に、プログラミング言語Scratchを使った簡単なプログラムを組む内容です。

対象は、小学校4年生から中学校3年生までの女子で、参加には、ノートパソコンやタブレット(キーボード必要)が必要です(貸出については要相談)。定員は10人です。

ガールズ×テック・プログラミング教室 in 図書館(加西市立図書館,2021/4/1)
https://www.city.kasai.hyogo.jp/site/library/14406.html

北米の都市図書館協議会(ULC)、公共図書館によるSTEM教育のためのリソースを公開

2021年3月31日、北米の都市図書館協議会(ULC)が、公共図書館によるSTEM教育のための2つのリソースを公開したことを発表しました。

1つは、“Partners for Middle School STEM Strategic Playbook”であり、青少年のための包括的で強固なSTEM分野の学習環境を推進するための、プログラム構築や部局を横断した連携に関するガイドです。もう1つは、“Building the STEM Workforce: Quickstart Toolkit”であり、STEM分野の教育になじみがない図書館に、短期的な戦略等を提供することを目的としたツールキットです。

発表によると、これらのリソースは、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)の助成を一部受けて作成されました。

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