ヤングアダルト

経済産業省、「STEAMライブラリー」構築事業を開始

2020年10月27日、経済産業省は、「STEAMライブラリー」構築事業の開始を発表しました。

授業・個人探究に利用できるデジタル教材集を国内外の教育産業と学校・研究機関・産業界との協力によって開発し、それらを掲載した「STEAMライブラリー」の試験構築が行われます。2021年3月から誰でも同ライブラリーにアクセスし、授業や家庭学習場面で利用できるとしています。

発表によれば、「STEAM」とは、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Arts(人文社会・芸術・デザイン等)・Mathematics(数学)の頭文字をとった言葉であり、「教科タテ割りの、詰め込み勉強」から「学際研究的で、創造的な学び」へとシフトさせていく考え方です。経済産業省は、2019年6月に取りまとめた「未来の教室ビジョン」において、「学びのSTEAM化」を今後の教育改革の重要な柱の一つとして掲げています。

法務省、読書週間にあわせ、特別矯正監等の推薦図書を全国の刑事施設・少年院で紹介する「読書の日2020」を実施中

法務省が、読書週間にあわせ、2020年10月27日から11月9日まで、同省の特別矯正監等の推薦図書をポスターを用いて全国の刑事施設・少年院で紹介する「読書の日2020」を実施中です。

コロナ禍による、同省の特別矯正監・矯正支援官等の民間協力者による矯正施設訪問等の活動の代わりとなる試みとして、同取組により、受刑者や少年院在院者の読書への興味を高め、読書を通じて自身の生き方、生命の尊さ、基本的人権等を考えさせることで、改善更生の一助とすることを意図したものです。

同取組は、一般財団法人日本出版クラブが後援しています。

上川陽子法務大臣が,「読書の日2020」企画に関し,杉特別矯正監等の表敬を受けました(令和2年10月23日)(法務省)
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho06_00174.html

【イベント】児童青少年委員会公開オンラインセミナー「学校図書館の現場から公共図書館のYAサービスに期待すること」(12/7・オンライン)

2020年12月7日、日本図書館協会(JLA)の児童青少年委員会により、セミナー「学校図書館の現場から公共図書館のYAサービスに期待すること」がオンラインで開催されます。

講師は横山道子氏(神奈川県立藤沢工科高校 学校司書)であり、高校生と学校図書館について、公共図書館のヤングアダルト(YA)サービスへの期待について話されます。

定員は90人(先着順・要事前申込)であり、参加費は無料です。

お知らせ一覧(JLA)
http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx
※2020年10月28日付で、「児童青少年委員会 公開オンラインセミナー「学校図書館の現場から公共図書館のYAサービスに期待すること」開催のご案内」と掲載されています。

成田市(千葉県)、給食センター玉造本所・分所において、読書週間にあわせ「おはなし給食」を提供中

2020年10月27日、千葉県の成田市が、給食センター玉造本所・分所において、読書週間(10月27日から11月9日まで)にあわせ、「おはなし給食」を提供中であると発表しています。

中学校の教員からの提案をきっかけに、給食センターと学校図書館の司書が共同で、2017年度から実施しています。

展示コーナーを設けておすすめの本と関連メニューを紹介している学校図書館もあると紹介されています。

読書週間に合わせて「おはなし給食」を実施しています(成田市,2020/10/27)
https://www.city.narita.chiba.jp/kosodate/page0151_00004.html

東京女子大学図書館、コロナ禍の中で人とつながる場を提供し閉塞感を打ち破ることを目的に開催する「方言甲子園ー高校生ご当地アピール動画コンテストー」の作品を募集中

東京女子大学図書館が、「方言甲子園ー高校生ご当地アピール動画コンテストー」を実施するとし、全国の高校生および大学受験生を対象に、2020年12月13日まで動画を募集しています。

方言甲子園は、「コロナ禍で自由な活動が制限される中、日本各地の魅力を楽しみながら共有することで人とつながる場を提供し、閉塞感を打ち破ること」を目的に開催されるもので、ご当地の魅力をその地方の方言を使ってアピールするショート動画(2分以内)を投稿することで参加できます。

応募作品は順次同館公式サイトで公開され、閲覧者の投票や視聴回数によって各賞が決定されます。投票期限は2021年1月10日で、結果発表は2021年1月中旬が予定されています。

東京女子大学が「方言甲子園」の作品を12月13日まで募集中 -- 全国の高校生・大学受験生を対象としたご当地アピール動画コンテスト(大学プレスセンター,2020/10/27)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-44588.html

日本財団、「読む・書く」をテーマとした「18歳意識調査」の結果を公表:コロナ禍の影響による読書量の変化も調査

公益財団法人日本財団が、2020年10月26日付けのプレスリリースにおいて、第30回「18歳意識調査」の結果を公表しています。

「18歳意識調査」は、同財団が継続的に実施している「18歳」の若年層を対象としたインターネットアンケート調査です。毎回様々な切り口からテーマを設定して調査を行っており、第30回のテーマは「読む・書く」でした。

調査は「全国の17歳~19歳男女」を対象とし、2020年9月29日から10月5日にかけて実施されました。回答数は合計1,000(男性500、女性500)となっています。なお、調査に際し、「印刷業・出版業/マスコミ・メディア関連/情報提供サービス・調査業/広告業」の関係者は対象から除外されています。

調査では本や新聞を「読む」こと、文章を「書く」ことについて幅広い質問が行われ、その中には「コロナ禍の影響で読書量は増えましたか」という質問も含まれています。調査結果として報告書要約版と自由回答の一覧が公開されており、報告書詳細版は11月掲載予定となっています。

米国学校図書館員協会(AASL)、2020年の“National School Library of the Year Award”を発表:テキサス州の“Mesquite Independent School District”

2020年10月19日、米国学校図書館員協会(AASL)が、テキサス州・メスキートの“Mesquite Independent School District(メスキート独立学区)”を、2020年の“National School Library of the Year(NSLY)”に選んだことが発表されています。

NSLYは、AASLの学校図書館基準『学習者、学校図書館員、学校図書館のための全国学校図書館基準』の実現事例を示す、単一、もしくは学校区単位の学校図書館を表彰する賞です。

メスキート独立学区は、ダラス郡東部の約60平方マイルの地域をカバーしており、49のキャンパスで生徒約38,000人が学んでいます。各キャンパスでは学校図書館を教育プログラムの重要な構成要素としており、研究・読書に加えて、生徒のコラボレーション、クラブの会合、拡大学習(extended learning)等の活動にもスペースを提供しています。

米国図書館協会(ALA)、暴風雨の被害を受けたマリオン公共図書館が仮設図書館でサービスを実施するための資金を提供:ノートパソコン・タブレット・プリンター・Wi-Fiを購入

2020年10月5日、米国図書館協会(ALA)は、8月10日に発生した暴風雨デレチョの被害を受けた、イリノイ州・マリオン公共図書館に対し、Library Disaster Relief Fundを通じ1万ドルの資金を提供したと発表しています。

同館が設置した仮設図書館において、地域住民に対してサービスを行なえるよう、ノートパソコン、タブレット、プリンター、Wi-Fiのホットスポットを購入するために用いられます。

資金の提供は、十分なサービスを享受できていない住民の支援、暴風雨により大きな被害を受けた地域へのWi-Fiを用いたインターネットへのアクセス提供、リソースが限られた児童生徒のオンライン学習の支援、復興期間中における継続的な質の高い図書館サービスの提供、を目的としており、同館の館長による、これらサービスの必要性は当面のものだが、同地域の長期的なニーズに答えるためにも役立つと発言が紹介されています。

国際図書館連盟(IFLA)、子どものプライバシーに関して国際連合の意見照会に回答を提出

2020年10月1日、国際図書館連盟(IFLA)情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)が、プライバシー権に関する国際連合の人権高等弁務官事務所(Office of the High Commissioner for Human Rights:OHCHR)の意見照会に対して、回答を提出したことを発表しました。

同意見照会は、子どものプライバシー権に焦点を当てたものです。発表の中で、IFLAは、社会・教育・娯楽の側面における、子どものプライバシー、アイデンティティ、技能等に関して、以下の内容等を回答したと述べています。

・知的自由の観点からの子どものプライバシー
・子どものプライバシーとメディア・情報リテラシーの関わり
・子ども、ヤングアダルトのプライバシーに関する技能構築についての図書館の経験
・図書館における子どものプライバシー保護や利用者データ取扱い時についての参考事例やガイドライン

総務省、「令和3年度総務省所管予算概算要求の概要」を公表

2020年9月30日、総務省が、「令和3年度総務省所管予算概算要求の概要」を公表しています。

デジタル活用支援の総合的な推進(新型コロナウイルス感染症対策を通じて明らかとなった我が国社会全体のデジタル化の遅れを速やかに克服し、「新たな日常」の構築を通じた質の高い持続的な成長を実現するため、知識やスキルが十分ではない利用者に対する助言・相談等、国民利用者がデジタル技術を十分に活用できる環境の構築に向けた取組を総合的に支援)、インターネット上の違法有害情報対策、地方公共団体における防災情報の伝達体制の強化(防災拠点(学校の体育館及びグラウンド等の避難所・避難場所、官公署)及び災害発生時の情報伝達手段の強化が望まれる公的な拠点(博物館、文化財、自然公園等)においてWi-Fi環境の整備を行う地方公共団体等に対し、その費用の一部を補助)、民主主義の担い手である若者に対する主権者教育の推進、等が挙がっています。

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