IFLA(国際図書館連盟)が2013年の国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞館を発表しています。第1位には、視覚障害のある学生にニーズに応えるサービスを提供するタルトゥ大学図書館(エストニア)が選ばれています。第2位にはSaskatoon Public Library(カナダ)、第3位にはKhakas Republican Children's Library(ロシア)が選ばれています。
国際図書館連盟(IFLA)が「メディア・情報リテラシーに関するモスクワ宣言(Moscow Declaration on Media and Information Literacy)」を発表しました。2012年6月24日~28日にロシア・モスクワで開催された「知識社会に向けたメディア・情報リテラシーに関する国際会議」において採択されたものです。
2012年3月15日、サンクトペテルブルクにあるロシア最古の公共図書館であるロシア国立図書館(National Library of Russia)が、Ex Libris社の統合図書館システム“Aleph”の導入を決定したと発表されました。これまで使用してきた独自開発システムからのシステム更新のようです。発表文によると、現在Alephを使用している国立図書館は世界に25館存在し、モスクワにあるロシア国立図書館(Russian State Library)も導入済みとのことです。
2012年2月1日、学術出版大手のElsevier社が、ロシア基礎科学財団(Russian Foundation of Basic Research:RFBR)との間で150の研究機関に同社の電子リソースプラットフォーム“SciVerse ScienceDirect”の利用と、検索サービス“SciVerse Scopus”のトライアルを提供するという契約に至ったと発表しています。この1年間の契約は、2014年までの同社-RFBR間の協力プログラムの一環だとされています。
デューク大学図書館が、1917年~1932年の東アジア・太平洋地域(中国、日本、ロシア、韓国・朝鮮、ハワイ、サンフランシスコ)の写真アーカイブを公開しました。これは、社会学者・写真家のシドニー・ギャンブル(Sidney D. Gamble)氏のコレクションをデジタル化したもので、1908年~1916年のものも今後追加される予定とのことです。中国の写真が3,510枚と多いですが、日本の写真も京都、東京、鎌倉、宮島など、合計169枚が公開されています。ギャンブル氏のメモ書きから作成した、写真の内容を表す「タグ」や撮影地などのファセットから、絞り込んでブラウジングできるようになっています。