【Article】
Storage is a Strategic Issue: Digital Preservation in the Cloud
by Gillian Oliver, Victoria University of Wellington, New Zealand; Steve Knight, National Library of New Zealand
ノースカロライナ大学の考古学研究所“Research Laboratories of Archaeology (RLA)”と同大学の図書館が協力し、RLAが収集したコレクションのオンライカタログを公開しました。RLAのコレクションには8,000以上の遺跡から収集した、800万以上のアイテムが含まれているとのことです。
オンラインカタログでは、コレクションの物理的特徴や場所、発見日等を調べることができ、画像があるものは画像も表示されるとのことです。これらの画像は図書館のリポジトリである“Carolina Digital Repository”にRLAが登録している60,000点の画像コレクションを利用しているとのことです。
オープンソースの機関リポジトリ用ソフト“DSpace”のバージョン5.0がリリースされています。改良点として、DSpaceのバージョン5を導入すると、過去のバージョン(1.x, 3 or 4)のデータベースも自動的に最新版に更新されること、新しいRDFのインタフェースでのLinked Open Data対応、OpenAIRE v3対応を含むOAI-PMHの改善などが挙げられています。
2014年10月21日、インドの博物館・美術館の国家的なポータル“Museums of India”が公開されました。インドの主要な博物館・美術館10館のポータルで、デジタルリポジトリも兼ねているとのことです。インド先端電算技術開発センター(Centre for Development of Advanced Computing:C-DAC)がインド文化省が承認を得て開発し、提供するポータルで、構築には、Human-Centred Design & Computing Groupが開発したバーチャル博物館ソフトウェア“JATAN”が使用されているとのことです。
2014年10月16日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)がRepository Observatoryの第3号を公開しました。今回は、機関リポジトリ(IR)と最新研究情報システム(CRIS:Current Research Information System)の相互運用性という特集が組まれています。巻頭の「IRとCRISの相互運用性について知っておくべき7つのこと(7 things you should know about…IR-CRIS interoperability)」という記事では、