リポジトリ

国文学研究資料館、「国文学研究資料館学術情報リポジトリ」の試験公開を開始

2015年3月20日、国文学研究資料館が、「国文学研究資料館学術情報リポジトリ」の試験公開を開始しました。紀要や館報等が公開されています。試験公開期間は3月31日までとのことです。

国文学研究資料館学術情報リポジトリ
https://kokubunken.repo.nii.ac.jp/

国文学研究資料館学 更新履歴 (2015/3/20付けで「国文学研究資料館学術情報リポジトリの試験公開を開始しました(~3月31日まで)。」とあります)
http://www.nijl.ac.jp/pages/about/news.html

D-Lib Magazineの2015年3・4月号が電子図書館の実践を特集

オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2015年3・4号が刊行されました。今号は、電子図書館の実践が特集テーマとなっています。ニュージーランドの国立図書館によるストレージのアウトソーシングの事例、北米研究図書館協会(ARL)の参加館以外の研究図書館を対象としたデジタルコレクション管理の実態についての調査、OpenDOARリポジトリのメタデータについての調査、フランスとドイツの電子学位論文のアクセスと制限についての調査、信頼できるデジタルリポジトリか否かについて自己監査を行ったDeakin Universityの事例、韓国におけるMLAをつなぐLinked Dataの事例等を扱った記事9本が掲載されています。

【Article】
Storage is a Strategic Issue: Digital Preservation in the Cloud
by Gillian Oliver, Victoria University of Wellington, New Zealand; Steve Knight, National Library of New Zealand

Managing Digital Collections Survey Results

研究データリポジトリのレジストリ“re3data.org”、“Databib”と統合、APIの最初のバージョンを公開

研究データリポジトリのレジストリ“re3data.org”が、研究データのリポジトリのダイレクトリー“Databib”とサービスの統合を進めており、第5回RDA総会でその進捗を報告し、統合されたレジストリのデータにアクセスできるAPIの最初のバージョンを公開を発表したとのことです。統合されたレジストリには、1,130以上のデータリポジトリが登録されており、毎週約10件程度のリポジトリが新規に追加されているとのことです。

Merger of Databib and re3data.org, first version of API available(re3data.org, 2015/3/9)
http://www.re3data.org/2015/03/merger-and-first-version-of-api/

API Documentation(re3data.org)
http://service.re3data.org/api/doc

ノースカロライナ大学の考古学者と図書館が協力し、考古学研究所コレクションのオンラインカタログを公開

ノースカロライナ大学の考古学研究所“Research Laboratories of Archaeology (RLA)”と同大学の図書館が協力し、RLAが収集したコレクションのオンライカタログを公開しました。RLAのコレクションには8,000以上の遺跡から収集した、800万以上のアイテムが含まれているとのことです。

オンラインカタログでは、コレクションの物理的特徴や場所、発見日等を調べることができ、画像があるものは画像も表示されるとのことです。これらの画像は図書館のリポジトリである“Carolina Digital Repository”にRLAが登録している60,000点の画像コレクションを利用しているとのことです。

Search the North Carolina Archaeological Collection
https://rla.lib.unc.edu/rla/

UNC Archaeologists and Librarians Produce Online Catalog of Artifacts(UNC Library News and Events, 2015/2/25)

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、リポジトリの相互運用性の向上を目指したロードマップを発表

2015年2月付で、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、リポジトリの相互運用性の向上を目指したロードマップ“COAR Roadmap: Future Directions for Repository Interoperability”を公開しました。

学術コミュニケーションは、研究成果のオープンアクセスへの要求、ピアレビューの新しい形、インパクトを測る様々な方法など、大きな変化を遂げつつあるとのことです。同時に、コミュニケーションやインタフェース等における技術開発も、関連するアプリケーションやシステム間の双方向のデータ交換を促進しているとのことです。

ロードマップでは、リポジトリのコミュニティにとって重要なトレンド、関連して起こすべきアクションのポイントをまとめており、将来的な相互運用性を目指し、COARの重点分野を把握できるものとなっているとのことです。

COAR Roadmap Future Directions for Repository Interoperability(COAR, 2015/2)
https://www.coar-repositories.org/files/Roadmap_final_formatted_20150203.pdf

リポジトリ用ソフト“DSpace”、バージョン5.0がリリース

オープンソースの機関リポジトリ用ソフト“DSpace”のバージョン5.0がリリースされています。改良点として、DSpaceのバージョン5を導入すると、過去のバージョン(1.x, 3 or 4)のデータベースも自動的に最新版に更新されること、新しいRDFのインタフェースでのLinked Open Data対応、OpenAIRE v3対応を含むOAI-PMHの改善などが挙げられています。

DSpace 5 is Now Available!(DuraSpace, 2015/1/20)
http://duraspace.org/articles/2436

SourceForge
https://sourceforge.net/projects/dspace/files/

GitHub
https://github.com/DSpace/DSpace/

DSpace 5.x Documentation
https://wiki.duraspace.org/display/DSDOC5x/DSpace+5.x+Documentation

参考:
E1459 - DSpaceコミッター就任の鈴木敬二さんにインタビュー カレントアウェアネス-E No.242 2013.08.08
http://current.ndl.go.jp/e1459

“OpenAIRE”が新しいフェーズ“OpenAIRE2020”へ

欧州の新しい研究開発・イノベーション政策“Horizon2020”の開始から1年を経た2015年1月より、EUが助成した研究成果をオープンアクセスで提供するリポジトリを連携させる“OpenAIRE”が、“OpenAIRE2020”という新しいフェーズへと移行するとのことです。“OpenAIRE2020”は、“Horizon2020”の研究成果の監視を支援し、欧州委員会のITのバックエンドシステムと緩やかに連携して、研究成果公開をレポートするインフラとなるとのことです。

OpenAIRE2020には、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)等も参加を表明しているようです。

OpenAIRE2020: A new horizon for open science(OpenAIRE, 2014/12/2)
https://www.openaire.eu/news-events/openaire2020-press-release

Open Access in Horizon 2020(OpenAIRE)
https://www.openaire.eu/oa-publications/h2020/open-access-in-horizon-2020

Research data management(JISC, 2014/12/5)

研究データリポジトリのレジストリ“re3data.org”に登録されたリポジトリが1,000件を突破

2014年11月20日、研究データリポジトリのレジストリ“re3data.org – the Registry of Research Data Repositories”に登録されたリポジトリが1,000件を超えたと発表されました。

2012年8月に、23件の登録で始まったre3data.orgは、現在では、平均して週に10件程度のリポジトリが登録されているとのことです。2014年3月に“Databib”との統合プロジェクトを開始し、現在ではDatabibのデータは全てre3data.orgに統合済みとのことです。

re3data.orgは、ドイツのGerman Research Foundation、米国の博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)から助成を得ているとのことです。

Over 1,000 research data repositories indexed in re3data.org(re3data.org, 2014/11/20)
http://www.re3data.org/2014/11/over-1000-research-data-repositories-indexed-in-re3data-org/

Search for Repositories(re3data.org)

インドの博物館・美術館のポータル、デジタルリポジトリが公開

2014年10月21日、インドの博物館・美術館の国家的なポータル“Museums of India”が公開されました。インドの主要な博物館・美術館10館のポータルで、デジタルリポジトリも兼ねているとのことです。インド先端電算技術開発センター(Centre for Development of Advanced Computing:C-DAC)がインド文化省が承認を得て開発し、提供するポータルで、構築には、Human-Centred Design & Computing Groupが開発したバーチャル博物館ソフトウェア“JATAN”が使用されているとのことです。

それぞれの館から、また、絵画や彫刻等の種類、紙やテラコッタ等の材質、芸術家、水彩や彫刻等の技術、中央アジアのアンティーク等のコレクションからコンテンツを検索することができます。

COARがRepository Observatory第3号で機関リポジトリとCRISの相互運用性を特集

2014年10月16日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)がRepository Observatoryの第3号を公開しました。今回は、機関リポジトリ(IR)と最新研究情報システム(CRIS:Current Research Information System)の相互運用性という特集が組まれています。巻頭の「IRとCRISの相互運用性について知っておくべき7つのこと(7 things you should know about…IR-CRIS interoperability)」という記事では、

・CRISとIRの主な違いは何か?
・CRISとIRは共存しない? CRISがIRに取って代わることがあるのはなぜか?
・CRISは商用製品のみ? そしてIRはオープンソースばかりか?
・リポジトリはどうやったらCRISの役割を果たせるか? すでに事例はあるか?
・CRISとIRの相互運用性というフレーズを最近よく耳にするが、どういう意味か?
・それでは、CRIS+IRというアーキテクチャがベストなのか?
・CRISとIRの相互運用性が他に応用できそうな領域は?

という7点について触れられています。

Third Edition – IR and CRIS

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