公文書館

デジタル・レポジトリ・ソフトウェアの評価プロジェクト

米国の研究図書館グループ(RLG)と国立公文書館(NARA)が2005年に発表した「信頼できるデジタル・リポジトリの認証のための監査チェックリスト(An Audit Checklist for the Certification of Trusted Digital Repositories)」のフレームワークを活用した、レポジトリソフトウェア(DSpace、Eprints、Greenstone等)の評価プロジェクトの進捗報告が、D-Libに掲載されています。

この評価プロジェクトは、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校が、2004年から07年までの3ヵ年計画で、LC(米国議会図書館)のNDIIPP(National Digital Information Infrastructure Preservation Program)のもとで進められている『ECHO DEPository Project』の一環として進められているものです。

Using the Audit Checklist for the Certification of a Trusted Digital Repository as a Framework for Evaluating Repository Software Applications

デジタル保存のためのエミュレーション用オープンソースモジュールの開発(オランダ)

オランダ王立図書館(KB)、オランダ国立公文書館が、デジタル情報の保存のためのエミュレーション用オープンソースモジュールの設計・開発について、Tessella Support Services plc社と契約を締結したと発表されています。開発は2007年の4月までに終えられる予定です。

Emulation as a digital preservation strategy - Tessella
http://www.tessella.com/Media%20Centre/PressReleases/ModularEmulationPressRelease.htm

米国公文書館の戦略計画

米国公文書館(NARA)が、2007会計年度から2016会計年度までの10年間の戦略計画を発表しています。

E514 - よくわかる公文書講座−国立公文書館の子ども向けウェブサイト

公文書というと,大人でさえ「難しい」「よくわからない」と思いがちである。そんな公文書,特に歴史資料として重要な「歴史公文書」について子どもにもわかりやすく解説するウェブサイトを,国立公文書館が7月3日に開設した。名称は「ぶん蔵」,公文書の研究者「ぶん蔵博士」や公文書…

NARAは休館中ですが、でもいらっしゃい!

米国公文書館(NARA)は洪水被害のため、現在(2006年7月12日)のところ休館中で、観光客も中に立ち入れない状況がつづいています。
当初は入り口前にテントを張って、グッズの販売をしたり、館内ツアーを目当てにやってきた観光客にパンフレットを渡したりしていたそうですが、先週の水曜日(7月5日)から、アーキビストたちは所蔵資料のファクシミリ版を館外に展示して、そこでミュージアムトークを始めているそうです。

At National Archives, the Show Must Go On
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/
2006/07/05/AR2006070501697.html

上記記事を紹介している記事(Lisnews)
http://college.lisnews.org/academic/06/07/10/2131217.shtml

北アイルランド国立公文書館の建て替え計画

英国北アイルランド国立公文書館(PRONI)ではすでに旧式となってしまった現在の建物に代わり、新しい建物への建替え計画が持ち上がっているそうですが、約3,000万ポンド(約63億円)の費用がかかるとのことで、政府は頭を痛めているとのことです。
PRONIは、英国に3か所設置されている国立公文書館の一つで、政府文書ばかりではなく個人が寄付した記録なども保管され、歴史研究者やジャーナリストのほか、家系の調査にもよく利用されています。所蔵する資料は数百万点におよび、総延長に換算すると、約53キロメートルに及ぶとのことです。

Public records office unfit
http://www.belfasttelegraph.co.uk/news/story.jsp?story=697636

NARAなど、米国連邦政府のデジタル資源保存プロジェクトを立ち上げる

米国公文書館(NARA)は6月28日,カリフォルニア大学サンディエゴ・スーパーコンピュータセンター(SDSC)および全米科学財団(NSF)と共同で、米国連邦政府が作成したデジタル資料の保存を開始すると発表しました。
対象となるのは連邦政府の行政府が作成した、もしくは行政府に対して作成されたデジタル資料で、網羅的ではなく選定がおこなわれる模様です。SDSCが管理するサーバー上で保存および提供をおこなうとのことです。

The National Archives and the San Diego Supercomputer Center Sign Landmark Agreement to Preserve Critical Data
http://www.archives.gov/press/press-releases/2006/nr06-119.html
http://www.sdsc.edu/Press/2006/06/062706_nara.html

市町村合併の際、公文書はどのように扱われたか?

地方公共団体の公文書館を対象に、国立公文書館が2006年5月に行った「市町村合併時の公文書保存に関するアンケート」の結果が発表されています。これによると、回答した42館のうち、合併した旧市町村の公文書の所在・保存状況の調査を行ったのが13館、受け入れを行ったのが5館(うち3館は一部のみ)だったとのことです。
この状態を問題視した国立公文書館・総務省は、公文書の適切な保存・利用に向けた取り組みを促進するため、2006年6月29日付けで、総務省の大臣官房総括審議官から各都道府県知事宛ての文書「市町村合併時における公文書等の適切な保存に係る一層の推進について」を出しています。

市町村合併時における公文書等の保存の適正化について - 国立公文書館
http://www.archives.go.jp/news/060707.html

洪水のため米国公文書館が休館

6月25日から26日にかけて、ワシントンD.C.を襲った記録的な豪雨がもたらした洪水のため、米国公文書館(NARA)は休館を余儀なくされています。少なくとも7月11日までは休館が続くとのことです。
FOXNews.comによれば、調査の結果、一部の映画フィルムが冠水したのを除いては、文書類に被害はなかったとのことですが、電気系統が被害を受け、エアコンが動かないとのことです。特に重要な歴史文書については湿気対策がされているものの、その他の文書や個人の伝記などは対策がされておらず被害のおそれがあるため、産業用の除湿機が導入されているとのことです。

Officials Work to Protect Buildings, Artifacts From Floods - FOXNews.com
http://www.foxnews.com/story/0,2933,201411,00.html
Status Page for the National Archives building in Washington, DC - NARA

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