公文書館

ドイツ連邦公文書館、デジタル化した写真10万点をWikipediaから提供

ドイツ連邦公文書館(Bundesarchiv)が2008年12月4日、公民連携(PPP)の試験的プロジェクトの1つとして、デジタル化した写真10万点をWikipediaを通じて公開したことを発表しました。Wikipediaを通じて公開する方がより多くの人に見られ利用されること、また普通の人は、写真を探すときに公文書館のウェブサイトを見ることは思いつかないだろうと考えられることから、この提携を始めたとのことで、最終的には1,100万点の写真をWikipediaから提供する予定とされています。

なお、特定の人物が撮影されている写真と、Wikipediaの当該の記事、さらにドイツ国立図書館(DNB)の名称典拠データとがリンクされています。DNBの典拠データとWikipediaの人物記事とのリンクは、すでに2005年から行われています。

Commons:Bundesarchiv - Wikimedia Commons
http://commons.wikimedia.org/wiki/Commons:Bundesarchiv

写真のギャラリー
http://commons.wikimedia.org/wiki/Commons:Bundesarchiv/Gallery
全写真の目次

DAFフォーラム「MLAの連携「デジタルへの実践と課題」」の資料(日本)

博物館・美術館・公文書館・図書館のデジタルアーカイブについての連携を模索する取組みが、慶應義塾大学メディアセンター本部を中心とするデジタルアーカイブフォーラム(Digital Archive Forum: DAF)として進められています。

DAFが11月に開催したフォーラム「MLAの連携「デジタルへの実践と課題」デジタル化における著作権、保存、流通、利用を実践から考える」の講演資料・映像が公開されています。

OCLC、国立国会図書館、国立公文書館、東京国立博物館、国文学研究資料館、慶応義塾大学、日本出版販売株式会社のそれぞれから発表されています。

2008年度 MLAの連携「デジタルへの実践と課題」 資料
http://daf.lib.keio.ac.jp/index.php/jpn/Resources/2008_mla_resources

歴史的映像のリテラシー教育プログラム、英国アカデミー賞候補に!

英国公文書館が提供する歴史教育・学習プログラム“Learning Curve”のコンテンツの1つに、歴史的映像資料を提供するとともに、歴史の記録として映像資料を扱う際の利点と問題点を考える、7~11歳の子ども向けプログラム“Focus On Film”が提供されています。
このほど“Focus On Film”が、2008年の「英国アカデミー賞子ども部門」候補に選ばれたことが発表されています。なお投票に参加できるのは、14歳以下となっています。
受賞者の発表は、11月30日の予定です。

National Archives website short-listed for Children's BAFTA
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/stories/218.htm

Focus On Film

「公文書管理の在り方に関する有識者会議」が最終報告を発表

国の文書館理の今後のあり方や国立公文書館制度の拡充等について検討を行ってきた「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」はこのほど、これまでの議論の成果をまとめた最終報告『「時を貫く記録としての公文書管理の在り方」~今、国家事業として取り組む~』を発表しました。

「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/koubun/index.html

「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」が最終報告を小渕担当大臣及び麻生総理大臣に提出
http://www.archives.go.jp/news/081104_01.html

オランダ国立公文書館、写真コレクションの一部をFlickrで公開

オランダ国立公文書館(Nationaal Archief)は、写真共有サイトFlickr上での、同館が所蔵する写真コレクションの一部公開を開始しました。オランダへの移民の写真、第一次および第二次世界大戦の写真、1928年アムステルダムで開催されたオリンピックの写真などが今後もアップロードされていくということです。

Nationaal Archief's photostream
http://www.flickr.com/photos/nationaalarchief

オランダ国立公文書館ニュースリリース(オランダ語)
http://www.nationaalarchief.nl/nieuws/nieuws/Nationaal_Archief_op_Flickr_The_Commons.asp?ComponentID=15674&SourcePageID=12907#1

英国公文書館、第二次世界大戦について対話的に学べるオンラインサイトを開設

英国公文書館(NA)が、第二次世界大戦について、デジタル化された公文書・記録資料・録音資料をもとに学習できるウェブサイト“Learning Curve: World War II”を開設しました。公文書・記録資料に基づき、学習者が「なぜ、○○が起こったと考えられるか」を解き明かすといった課題が設定されており、インタラクティブに学べるようになっています。内容はKey Stage(KS)3~4(=日本の中学生・高校1年生)向けとされています。

The National Archives Learning Curve | World War II
http://www.learningcurve.gov.uk/worldwar2/default.htm

なおLearning CurveはNAが提供する学習コンテンツの総称で、このほかにも歴史や歴史上の人物について学べる数多くのコンテンツが提供されています。

The National Archives Learning Curve
http://www.learningcurve.gov.uk/

September 16, 2008付けPeter Scott's Library Blogの記事

紙もデータも混在している個人文書に、オックスフォード大はどのように立ち向かうのか?

現代の政治家・作家・科学者・知識人の個人文書は、紙媒体によるノートや手紙ばかりでなく、電子メールやワープロのデータ、画像データなど、デジタル形式の記録が混在しています。
英国オックスフォード大学のボードリアン図書館(Bodleian Library)は、アンドリュー・メロン財団(Andrew W. Mellon Foundation)から50万ポンド(約1億円)の資金援助を得て、電子と紙が混在する「ハイブリッド」な個人資料の収集・管理・保存・利用をおこなうシステムを開発するプロジェクト“futureArch”を、3年計画で開始すると発表しています。
このプロジェクトでは、利用者提供サービスの改善も検討しており、具体的に、デジタル化とアーカイブへのアクセスによる資料の提供、紙媒体とデジタル資料の統合検索、資料のメタデータ提供を計画しています。

「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」の中間報告『時を貫く記録としての公文書管理の在り方』が公表される

「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」が、中間報告『時を貫く記録としての公文書管理の在り方~今、国家事業として取り組む~』をまとめ、公表しています。

時を貫く記録としての公文書管理の在り方~今、国家事業として取り組む~
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/koubun/chukan.pdf

大統領の肉声から大事件の証言まで・・・歴史的証言を集めたCDをNARAが発売

米国国立公文書館(NARA)が、同館が所蔵する歴史的音源から、大統領や発明家、科学者、市民運動のリーダー、大事件の証言者などの肉声といった、生々しい歴史的な音源をセレクトして収めたCD 4タイトルを発売すると発表しています。

National Archives Launches “Audio Archives” Series on CD
http://www.archives.gov/press/press-releases/2008/nr08-120.html

第1回「国際アーカイブズの日」記念日本大会アピール

国際公文書館会議(ICA)は、設立60周年の2008年から設立日の6月9日を「国際アーカイブズの日」と定め、加盟国に記念行事等の開催を呼びかけていましたが、日本では同日、「国際アーカイブズの日」記念講演会が東京で開催されました。この講演会の場で、アーカイブズの位置づけ、役割、アーキビストの使命などを再認識し、アーカイブズ文化の発展を期すとともに、アーカイブズの機能と役割について国民の認識を深めることを求める「第1回「国際アーカイブズの日」記念日本大会アピール」が採択されています。

第1回「国際アーカイブズの日」記念日本大会アピール - 国立公文書館
http://www.archives.go.jp/news/pdf/080613_03.pdf

「国際アーカイブズの日」記念講演会報告 - 国立公文書館
http://www.archives.go.jp/news/pdf/080613_02.pdf

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