NISO(米国情報標準化機構)

図書館資源のディスカバリの未来(文献紹介)

米国情報標準化機構(NISO)の刊行する“Information Standards Quarterly”のvol.27, no.1に、Marshall Breeding氏による“The Future of Library Resource Discovery”と題する記事が掲載されています。

この記事は、NISOが2015年2月に公開した図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパー“The Future of Library Resource Discovery”の執筆者であるブリーディング(Marshall Breeding)氏自身による、ホワイトペーパーのサマリーです。

Marshall Breeding. Future of Library Discovery Systems. Information Standards Quarterly, 27(1), 2015, pp.24-30.
http://www.niso.org/publications/isq/2015/v27no1/breeding/
※pdfでは、“The Future of Library Resource Discovery”となっています。

参考:
米国情報標準化機構(NISO)、図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパーを公開

米国情報標準化機構(NISO)が、書誌データの語彙について、相互利用のための標準を策定するプロジェクトを開始

2015年3月18日、米国情報標準化機構(NISO)が、書誌データの相互利用のため、標準語彙を策定する3つのプロジェクトを承認すると発表しました。

このプロジェクトは、(1)世界的にネットワーク化された情報環境における新しい書誌の枠組みへのニーズや要件を総合的に検討する、(2)書誌分野において求められる活動のロードマップについて、関係者の合意形成を行う、という2点が目標とされ、「語彙の利用・再利用に関するポリシー」、「語彙の文書化」、「語彙の長期的な維持の要件」という3つがプロジェクトの内容となるようです。

NISOは図書館のみならず、図書館のシステムベンダーや抄録索引サービス、標準語彙やリソースを記述するためのメタデータの開発者や利用者による、当プロジェクトへの積極的な参加を求めているとのことです。

NISO Launches New Projects to Develop Standards for Bibliographic Vocabulary Exchange (NISO, 2015/3/18)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=0641282358290982226d2a535f1403ce877df9d7

NISO、図書館と出版社のシステムにおける利用者のプライバシー保護のフレームワーク構築においてアンドリュー・メロン財団から助成金を獲得

2015年3月11日、米国情報標準化機構(NISO)が、デジタルライブラリシステムにおいて利用者のプライバシーを保護するフレームワーク“Consensus Framework to Support Patron Privacy in Digital Library and Information Systems”の構築のために、アンドリュー・メロン財団から助成金を得たことを発表しました。助成金は、図書館や出版社、情報システムのプロバイダが、その事業においてプライバシー保護をどのように組み込めるかについての議論の支援や、これらのシステムにおける利用者データのプライバシーについてのフレームワーク構築のために使われるとのことです。

Mellon Grant Awarded to NISO to Explore Patron Privacy in Library and Publisher Systems (NISO, 2015/3/11)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=94b2624667c86e5c85a42d3ad8b7ed479234f570

米国情報標準化機構(NISO)、図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパーを公開

2015年2月23日、米国情報標準化機構(NISO)が、図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパー“The Future of Library Resource Discovery”を公開しました。NISOのDiscovery to Delivery (D2D) Topic Committee の委託を受け、ブリーディング(Marshall Breeding)氏が執筆したとのことです。

ペーパーでは、ディスカバリの現状についての概説、これらの技術・方法論・製品が今後の変化にどのように適応できるのかについての解説、現在のディスカバリのモデルの先を見通し、考えられる選択肢(特にLinked Dataに関して)の検討がなされているとのことです。

NISO White Paper Explores the Future of Library Resource Discovery(NISO, 2015/2/23)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=3e6b4a66b07a62f8ebe8b4b47739c48339ffd88c

The Future of Library Resource Discovery(NISO, 2015/2)

英国逐次刊行物グループ(UKSG)のTRANSFER実務指針、米国情報標準化機構(NISO)が維持管理へ

2015年2月9日、米国情報標準化機構(NISO)が、英国逐次刊行物グループ(UKSG)のTRANSFER実務指針(Transfer Code of Practice)について、今後は、NISOにて維持管理すると発表しています。

TRANSFER実務指針は、学術雑誌の出版元が変わる際に、移行元・移行先の出版社が実施すべき事項をガイドラインとしてまとめたもので、図書館や利用者が引き続き円滑にアクセスできるよう保証することを目指したものとのことです。最新バージョンである3.0については、NISOの実務指針として再刊行されました。

UKSG Transfer Code of Practice to be Maintained by NISO(NISO, 2015/2/9)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=a0d43901fbfd7674d20a70dfee8c78f9014b9a86

Transfer Code of Practice version 3.0(NISO RP-24-2015)
http://www.niso.org/apps/group_public/download.php/14411/rp-24-2015_Transfer.pdf

Transfer(NISO)

NISOがInformation Standards Quarterlyを刊行、今号はデジタルコンテンツのライセンスがテーマ

2015年2月6日、米国情報標準化機構(NISO)が、季刊誌“Information Standards Quarterly”(2014, vol.26, no. 4)を刊行しました。今号はデジタルコンテンツのライセンスがテーマとなっています。

Information Standards Quarterly (ISQ) Winter 2014 Volume 26, no. 4
http://dx.doi.org/10.3789/isqv26no4.2014

NISO、論文の入手可能性やライセンス表示についての推奨指針を公開

2015年1月5日付で、米国情報標準化機構(NISO)が論文の入手可能性やライセンス表示についての推奨指針“Access License and Indicators”を公開しました。論文が自由に利用できるのかどうか、また、再利用の条件などのライセンス表示のためのメタデータの要素を定義するものとのことです。

NISO Publishes Recommended Practice on Metadata Indicators for Accessibility and Licensing of E-Content(NISO, 2015/1/15)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=641bc3f6540b533afee9e7db9edebb6dd5b0ed81

Access License and Indicators(NISO RP-22-2015)(NISO, 2015/1/5)
http://www.niso.org/publications/rp/rp-22-2015

Access and License Indicators
http://www.niso.org/workrooms/ali/

参考:
E1622 - 論文のアクセス権・ライセンス権を表現する試み<文献紹介>

NISO、標準化業務の最新動向と将来戦略をまとめたドキュメントを公開

2015年1月12日、米国情報標準化機構(NISO)が、標準化業務の最新動向と将来戦略をまとめた“NISO Strategic Directions”を公開しました。“Business Information Topic Committee”、“Content and Collection Management Topic Committee”、“Discovery and Delivery Topic Committee”について、スコープと最新動向が示されています。

NISO Identifies Emerging Trends and Strategic Directions for Future Standards Work(NISO, 2015/1/12)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=114cb1c0077ab7c95398d2631331b49dfc3bc272

NISO、SUSHIプロトコルを改訂

2015年1月8日、米国情報標準化機構(NISO)が、Standardized Usage Statistics Harvesting Initiative (SUSHI) Protocol (ANSI/NISO Z39.93-2014)を改訂したと発表しています。

SUSHIは、電子情報の利用統計データを自動的に収集するモデルを定義するもので、今回の改訂により、リクエスト時に複数のフィルターやレポート属性を使えるようになったとのことです。

NISO Publishes Revised SUSHI Standard and Supporting Documentation(NISO, 2015/1/8)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=2895fae13f1068deb6b405161a9f27a0ecff1d56

The Standardized Usage Statistics Harvesting Initiative (SUSHI) Protocol(ANSI/NISO Z39.93-2014)(NISO)
http://www.niso.org/apps/group_public/download.php/14217/Z39-93-2014_SUSHI-1_7.pdf

Altmetricsに関するNISOプロジェクト、第2期の活動計画承認

米国情報標準化機構(NISO)は2014年12月15日付けで、代替的な評価指標(いわゆるAltmetrics)に関する研究開発プロジェクト“NISO Alternative Assessment Metrics (Altmetrics) Initiatice”の第2期の活動計画を承認したことを発表しました。

同プロジェクトはAltmetricsに関する標準・推奨実践を定めることを目的に,スローン財団の助成を受け開始されたものです。2013年から開始された第1期の活動では研究者、図書館員、大学経営層、助成機関、出版関係者らの意見を集約し、今後プロジェクトで検討すべき課題を整理していました。第2期では以下の5つのトピックについて扱うこととし、2016年3月までの標準策定を目指すとしています。

・代替的な評価指標の定義の確立
・研究成果のタイプに応じた適切な指標とその集計方法の確立
・指標の元になるデータの質の向上のための方針立案
・学術コミュニケーションにおける恒久的な識別子利用の推進
・ステークホルダーの種類ごとの、主なユースケースの作成

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