米国情報標準化機構(NISO)とOCLCは、「図書のメタデータのワークフローの能率化」(Streamlining Book Metadata Workflow)と題する白書を公表しました。白書は、2009年3月18日から19日にかけて行なわれた出版社と図書館員のシンポジウムの追跡調査として作成されており、メタデータの作成、変換、利用の現況についての分析が行なわれています。
米国図書館協会(ALA)2008年年次大会の中で開催された米国書籍産業研究グループ(BISG:Book Industry Study Group)と米国情報標準化機構(NISO)によるジョイントフォーラムの講演資料が公開されています。
電子ブックを中心とした電子リソースの検索や発見の向上に向けた技術、規格、識別子など(actionable ISBN、ISTC(International Standard Text Code)、ISNI(International Standard Name Identifier)、Institutional Identifiers、KBART、ONIX-PL、ERMI、SERU)について現在の検討状況が報告されています。
NISO Z39.7-2004: Information Services and Use: Metrics & statistics for libraries and information providers - Data Dictionary http://www.niso.org/dictionary/
米国情報標準化機構(NISO)が、統合図書館システム(ILS)や電子資源管理システム(ERMS)などの間での、費用・ファンド・ベンダー・インボイスなどにかかわる情報の交換を促進すべく、新しい標準を策定するプロジェクト“CORE(Cost of Resource Exchange)”を始めると発表しました。これにより、1利用あたりの費用をリアルタイムに知ることができるようになることなどが期待されています。