フランス

フランス国立図書館(BnF)、スポーツに関するデジタル化プロジェクトを募集中

2020年6月2日、フランス国立図書館(BnF)は、スポーツに関するデジタル化およびプロモーションプロジェクトの募集についての記事を掲載しました。

発表によると、BnFとパリ・サクレー大学、国立スポーツ博物館(le Musée national du Sport)が、2024年のパリオリンピックに向けて、スポーツの歴史のデジタル化とプロモーションに関する取組を協力して進めています。

今回の募集は以下の4つの分野で行われています。

1.スポーツと身体活動の歴史
2.スポーツ雑誌
3.スポーツ連盟の刊行物
4.画像、視聴覚資料とモノ資料

デジタル化された資料については、BnFが運営する電子図書館“Gallica”で公開される予定です。

フランス・文化省、文化セクターの活動再開を支援する文書をまとめたウェブページを公開

2020年5月11日、フランス・文化省が文化セクターの活動再開を支援する文書をまとめたウェブページを公開しました。

同ウェブページでは、同省と専門家が作成した、図書館、博物館・美術館、文書館、予防考古学の作業、書店、文化活動や芸術的・文化的教育に関係する機関、舞台芸術分野での活動、劇場等に関して、活動を再開する際の参考となるガイドラインがそれぞれ掲載されています。

図書館に関する文書は、以下のような章立てになっています。

1.全般的な基準
館内や備品の消毒、手袋等をはじめとした職員用の防具、受付窓口、空調設備について、以下をはじめとした具体的内容が記載されています。
・外出規制中閉館しており、開館までの5開庁日に人が立ち入っていない館は簡単な掃除と換気を行う。

・階段の手すり等のよく人の手が触れる場所は1日に2回以上消毒効果が証明されているもので掃除をする。

・3時間ごとに15分以上の換気を行う。

・消毒等の特定作業にのみ手袋を使用する。

・使用済みの手袋等は専用のごみ袋に入れ適切な手順で廃棄する。

DOAJ、カナダの学術プラットフォームÉruditとパートナーシップ関係を締結:フランス語学術雑誌等の可視性・発見可能性向上のため

2020年5月26日、DOAJ(Directory of Open Access Journals)は、カナダの学術プラットフォームÉruditとパートナーシップ関係を締結したことを発表しました。

両者のパートナーシップ関係は、Éruditのプラットフォーム上で流通する査読付オープンアクセス(OA)学術雑誌のDOAJへの収録を奨励・支援するプロジェクトの実施を目的として締結されました。現在、DOAJには131か国以上・75言語で出版された1万4,450タイトルのOA学術雑誌が収録されていますが、DOAJは2019年4月にフィンランド学会連盟(Federation of Finnish Learned Societies :TSV)等が発表した「学術コミュニケーションにおける多言語使用に関するヘルシンキ提言(Helsinki Initiative on Multilingualism in Scholarly Communication)」の署名機関として、英語以外の学術雑誌の収録に精力的に取り組んでいます。

ゲーム保存協会、フロッピーディスクの保存プロジェクトの開始を発表

2020年5月15日、ゲーム保存協会が、2020年度から、フロッピーディスクの保存プロジェクトを大々的に開始すると発表しました。

フランスにあるゲーム保存協会の姉妹団体「ラ・リュドテーク・フランセーズ」と、フランスにある膨大な量のゲーム・コレクションを管理する団体「MO5.com」の2団体と協力して2020年に開発した、オープンソースのハードウェア「ポリーヌ(Pauline)」を用いて実施されます。

ゲームに限らず図書館や大学、研究機関などからフロッピーディスクに関する相談を受け付けるとしています。

フロッピー保存の新時代がはじまります!(ゲーム保存協会, 2020/5/15)
https://www.gamepres.org/2020/05/15/pauline-tanjo/

フランス・文化省、オンラインで提供されている文化資源を統合的に検索できるウェブサイト“#culturecheznous”を公開中

2020年5月11日、フランス・文化省が、オンラインで利用可能な文化資源を統合的に検索できる同省のウェブサイト“#culturecheznous”(#自宅で文化)を紹介する記事を掲載しました。

同ウェブサイトは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて公開されたものです。考古学、博物館、記録映像、演劇、文化遺産、ダンス、古文書をはじめとした文化資源について、500近くの文化機関等がオンラインで提供しているコンテンツを検索し、コンテンツ提供機関のページにアクセスすることができます。

Nouveau site dédié #culturecheznous(Ministère de la Culture, 2020/5/14)
https://www.culture.gouv.fr/Nouveau-site-dedie-culturecheznous

フランス国立図書館(BnF)、2020年夏期中に段階的な開館を計画していることを発表

2020年5月7日、フランス国立図書館(BnF)が夏期中の段階的開館を計画していると発表しました。

同発表によると、BnFはフランス・文化省とともに、段階的なサービス再開計画のもと活動しています。この計画は、4月28日に首相が示した外出規制解除の戦略を受けたもので、政府と医療当局により定められた国の公衆衛生政策を考慮したものです。

プレスリリースでは、夏期中の段階的な開館に関して、まずは5月11日以降に開館に向けて館内の準備を進め、法定納本受付を再開すること、閲覧室の再開は貴重書を優先し、詳細なスケジュールと開館の判断については6月半ばに発表すること、展示会等のイベントは9月に再開予定であることが記載されています。

また、オンラインで利用可能なデジタル資料の提供、チャット・メールでのレファレンスの実施、電話レファレンスの再開をはじめとした、各種遠隔サービスの拡充を続けることが述べられています。

同館は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、3月14日から閉館しています。

フランス・文化省、外出規制中の文化財に関する活動についてのアンケートを実施

フランス・文化省文化財総局公共政策部(le département de la politique des publics de la direction générale des patrimoines du ministère de la Culture)が外出規制中のオンラインでの文化財利用活動に関するアンケートを2020年5月11日まで実施しています。

同省が運営するポータルサイト“FranceArchives”に掲載された記事によると、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出規制中に、オンラインで文化財をどのように利用しているか、文化財関連の情報へのアクセスに変化があったか等について焦点をあてた調査です。

Les activités patrimoniales en ligne pendant le confinement(FranceArchives)
https://francearchives.fr/en/actualite/232252231

国際シンポジウム「カタログ・レゾネ──デジタル時代のアーカイヴとドキュメンテーション」の報告書が公開

国立西洋美術館は、2020年4月16日付けのTwitterにおいて、国際シンポジウム「カタログ・レゾネ──デジタル時代のアーカイヴとドキュメンテーション」の報告書(デジタル版)を公開したことを発表しました。

同シンポジウムは、国立西洋美術館とウィルデンスタイン・プラットナー研究所の共催により、2019年7月に国立西洋美術館で開催されました。報告書は国立西洋美術館出版物リポジトリ上で公開されています。

@NMWATokyo(Twitter, 2020/4/16)
https://twitter.com/NMWATokyo/status/1250642445924089857

国際シンポジウム報告書 カタログ・レゾネ──デジタル時代のアーカイヴとドキュメンテーション(国立西洋美術館出版物リポジトリ)
http://id.nii.ac.jp/1263/00000753/

フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”、収録コンテンツに含まれる卵の画像を探すイベントを開催

2020年4月12日、フランス国立図書館(BnF)の電子図書館”Gallica”が、外出できない人のための「卵探し」(une chasse aux œufs)の企画に関する記事をブログに掲載しました。

同記事では、Gallica が提供する600万件ものデジタルコンテンツの中に隠れている卵を探し、見つけたものをInstagram、Twitter、Pinterestにハッシュタグ「#OeufsConfinés」をつけて投稿することが呼びかけられています。

そのほか、卵探しに役立つものとして、簡易検索、詳細検索(La recherche avancée)、同じ資料の中で近接する単語を探す検索サービス(La recherche par proximité)、GallicaのPinterestに加え、Gallicaのデータ利活用に関するウェブサイト”Gallica Studio”で公開されている2つのプロトタイプ、印刷資料内の画像を検索できる”Gallicapix”、類似画像を検索できる”Gallica Similitudes”も紹介されています。

新型コロナウイルス感染症の拡大と国立図書館の対応

新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、各国の国立図書館でも来館サービスの休止が相次いでいます。米国、英国、フランス、イタリア、ドイツ、中国、韓国の国立図書館について、各館ウェブサイトの情報から2020年4月15日時点での対応状況をまとめました。

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