イラク

イラク国立図書館・文書館、テロの応酬の中で休館に

再建中のイラク国立図書館・文書館が、テロの応酬が続く中でとうとう11月21日から無期限の休館に入りました。図書館はスンニ派とシーア派の民兵が衝突している場所にあり、度重なる銃撃戦や爆撃によって、直接被弾したわけではないようですが図書館も被災し、スタッフも犠牲になっているようです。

Saad Eskander館長の手紙、11月の日記が公開されています。

また、バクダット大学も、教職員の誘拐・殺人が起こり、12月初めに休校になっているようです。

Iraq National Library and Archive Closed Due to Violence

CA1522 - イラク図書館・文書館の戦禍と復興支援 / 安田浩之

長期的なスパンで考えた場合,図書館資料の保存にとって最大の敵は災害であり,この中には人為的な災害ともいうべき武力紛争も含まれる。武力紛争の際に,文化財を民族の文化的アイデンティティの象徴とみなして破壊したり,無政府状態に乗じて略奪するなどの行為が跡を絶たない。図書館や文書館も破壊・略奪の対象となることが多く,イラクにおける昨年の戦闘でも,多くの文化施設が被害を受け,文化財が破壊・略奪された。…

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