ノルウェー

ノルウェー・Unitが組織するコンソーシアム、Taylor & Francis社と“Read and Publish”契約で合意

2019年10月4日、ノルウェー国内の研究機関等の高等教育および研究におけるICTや共同サービスを担当するUnit(Direktoratet for IKT og fellestjenester i høyere utdanning og forskning:Norwegian Directorate for ICT and Joint Services in Higher Education and Research)は、ノルウェーの研究機関を代表して、Taylor & Francis社と“Read and Publish”契約で合意したことを発表しました。契約期間は2020年から2022年までの3年間です。

この契約にはノルウェー国内の23の研究機関が参加しています。契約参加機関の研究者は、理学・工学・医学・社会科学・人文科学にまたがるTaylor & Francis及びRoutledgeのジャーナルへアクセス可能になると同時に、それらのジャーナルで追加費用を支払うことなく研究成果をオープンアクセス(OA)化することができます。

デジタル時代における「場所としての図書館」の可能性:公共図書館と「公共圏」の関係(文献紹介)

ギリシャ・アテネで開催された第85回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会のサテライトミーティングとして、2019年8月21日から23日にかけて、同国サモス島のピタゴリオで開催されたサテライトミーティングの発表資料として、ノルウェーのオスロ・メトロポリタン大学アーカイブズ学・図書館情報学科のElin Golten氏による“Public Libraries as Place and Space - New Services, New Visibility”と題する文献が公開されています。

公共図書館は独立した空間(arena)として、市民の会話と討論の場となることを明記したノルウェーの2014年の図書館法改正に関連し、そのことが、場所としての図書館の正当性を再確認することになるか、また、デジタル時代の図書館を発展させる可能性をもたらすかを検討したものです。

【イベント】国際シンポジウム「博物館と多文化社会―いかに博物館は多文化社会における対話の場となりうるか」(10/26-27・佐倉)

2019年10月26日と27日に、国立歴史民俗博物館において、同館主催の国際シンポジウム「博物館と多文化社会―いかに博物館は多文化社会における対話の場となりうるか」が開催されます。

先住民族の歴史や文化に関連する博物館のとりくみに焦点をあて、カナダ、ノルウェー、台湾、そして日本の博物館における最先端の成果と経験に基づいて、多文化社会における博物館の役割について話し合うことを目的としています。

参加費は無料ですが、事前の申込必要です(先着順)。

内容は以下の通りです。

10月26日 
●セッション1:カナダ・ノルウェー
司会:アラン・エルダー氏(カナダ歴史博物館)

・ジョナタン・レネ氏(カナダ歴史博物館)
「新しいカナダ歴史ホールにおける先住民の声」

・ジスガング・ニカ・コリソン氏(ハイダ・グアイ博物館)
「Saahlinda Naay-モノをまもる家:Kay Llnagaayのハイダ・グアイ博物館」

・ジェレミー・マクゴーワン氏(北ノルウェー美術館)
「内からの脱植民地化? 北欧の博物館スペースのコロニアルな盲点をひらく」

ノルウェー・Unitが組織するコンソーシアム、Springer Nature社と“Read and Publish”契約で合意

2019年7月5日、ノルウェー国内の研究機関等の高等教育および研究におけるICTや共同サービスを担当するUnit(Direktoratet for IKT og fellestjenester i høyere utdanning og forskning:Norwegian Directorate for ICT and Joint Services in Higher Education and Research)は、ノルウェーの研究機関を代表して、Springer Nature社とオープンアクセス(OA)出版等に関する契約で合意したことを発表しました。契約期間は2020年から2022年までです。

2019年6月27日付のSpringer Nature社のプレスリリースによると、この契約は“Read and Publish”契約として締結されています。この契約によって、ノルウェーの研究者はSpringerLink掲載の論文へのアクセスと同社のハイブリッドジャーナルへの研究成果のOA出版が可能になります。また、2019年中の、Unit構成員によるSpringerのジャーナルへのアクセスも保証されています。

欧州研究図書館協会(LIBER)、研究データ管理支援のケーススタディー2件を公表

2019年5月15日、欧州研究図書館協会(LIBER)の研究データ管理(RDM)に関するワーキンググループが、RDM支援に関するケーススタディ2件を公表しました。

デザイン・工学・技術科学の分野に焦点を当てたオランダ・デルフト工科大学の事例と言語学の研究開発支援サービスに焦点を当てたUiTノルウェー北極大学の事例です。

事例研究では、研究者が期待する支援サービスの特徴、RDM支援への需要と課題、ポリシーの現状、2機関におけるデータ管理と支援サービスの実施内容を検討しています。

Two new LIBER Case Studies on Research Data Management Support released(LIBER,2019/5/15)
https://libereurope.eu/blog/2019/05/15/two-new-liber-case-studies-on-research-data-management-support-released/

ノルウェー・Unitが組織するコンソーシアム、Elsevier社と試験的なナショナルライセンス契約を締結

2019年4月23日、ノルウェー国内の研究機関等の高等教育および研究におけるICTや共同サービスを担当するUnit(Direktoratet for IKT og fellestjenester i høyere utdanning og forskning:Norwegian Directorate for ICT and Joint Services in Higher Education and Research)は、Unitが組織するノルウェーの高等教育・研究のためのコンソーシアムとElsevier社が試験的なナショナルライセンス契約を締結したことを発表しました。

契約期間は2年間で、ノルウェー国内の7つの大学と39の研究機関は、この契約により、Elsevier社や提携学会等が出版するジャーナルへアクセス可能な他、所属する研究者は自身の研究成果をOAで出版することができます。

また、Unitとエルゼビア社は、ノルウェー研究組織の需要に即して、さらにエルゼビア社のOA提供が改善されるように、共同してこの試験的なライセンス契約の監視等を行う、としています。

北欧におけるオープンアクセス(OA)誌の状況(文献紹介)

2019年3月19日付けで、フィンランド・Hanken School of EconomicsのBo-Christer Björk氏による“Open access journal publishing in the Nordic countries”と題したLearned Publishing誌の記事が公開されています。記事では、北欧5か国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)におけるオープンアクセス(OA)誌の状況についての調査結果が紹介されています。

要点として下記の点が挙げられています。

・調査で存在が判明した北欧のOA誌は437誌あり、これは北欧の学術誌全体の約3分の1である。
・上記OA誌のうち、OA誌のディレクトリであるDOAJに収録されているのは42%のみであり、また、現地語で刊行されたものは少ない。
・上記OA誌の39%はボーンデジタルであり、残りはある時点でOAに移行したものである。
・非営利のポータルの提供や、政府からの経済的支援、OAの認知度の向上が、北欧におけるOA誌増加を促進している。

ノルウェー・Unit、Wiley社とオープンアクセス(OA)出版等で合意

ノルウェー国内の研究機関等の高等教育および研究におけるICTや共同サービスを担当するUnit(Direktoratet for IKT og fellestjenester i høyere utdanning og forskning:Norwegian Directorate for ICT and Joint Services in Higher Education and Research)が、 2019年3月14日付けで、Wiley社とオープンアクセス(OA)出版等で合意したと発表しました。

契約期間は3年間で、35のノルウェーの機関は、Wiley社のジャーナルへのアクセスが可能なほか、同機関に所属する研究者は自動的に識別されてWiley社のジャーナルにおいてOAで論文を公表することも可能です。また35の機関は、研究者のアカウントを簡単に管理し、詳細なレポートを作成するオープンアクセスアカウントダッシュボードが利用できます。

ノルウェーの研究機関、Elsevier社の雑誌の購読を停止することを発表

2019年3月12日、ノルウェー国内の研究機関等の、高等教育および研究におけるICTや共同サービスを担当するユニット(Unit – Direktoratet for IKT og fellestjenester i høyere utdanning og forskning)は、今後、ノルウェーの研究機関等でのElsevier社の出版物の購読を停止することを発表しました。

ノルウェーは2024年までに公的な助成を受けた研究成果のOA化を目指しており、Elsevier社との交渉では、ノルウェーの研究者の論文の即時OA化、OAでの出版でも支払総額は増加しないこと、契約の透明性、購読コンテンツへの永続アクセスの保証、論文発行数に基づいた支払モデルを条件に挙げています。両者は今後も継続して交渉を行うと述べています。

ユニットのプレスリリースでは、ノルウェーの研究者の論文は同社の雑誌に年2,000本程度掲載されており、2018年は総額で900万ユーロの購読料と100万ユーロのOA化の費用を支払ったとしています。2019年発行分の論文へのアクセスはできないものの論文の投稿は従来通り可能で、2018年までに刊行された論文の多くにアクセスできると述べています。

E2115 - 研修「公立図書館と大学図書館の共通点と相違点」<報告>

2018年11月7日,大阪大学附属図書館は,豊中キャンパス(大阪府豊中市)にある総合図書館で平成30年度大阪大学職員研修「公立図書館と大学図書館の共通点と相違点」を開催した。

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