ニュージーランド

ニュージーランド国立図書館、公共図書館向け新サービス“Kōtui”を開始

2011年9月29日に、ニュージーランド国立図書館(NLNZ)が、同国内の公共図書館を対象にした新サービス“Kōtui”の運用を開始したようです。“Kōtui”とは現地のマオリ語で「組み合わせる、織り交ぜる」といった意味のようです。図書館利用者は、この“Kōtui”を利用することで、同国の公共図書館が所蔵するコンテンツや資料(紙・電子を問わず)をインターネットを通じて検索できるようです。また公共図書館側にとっては、“Kōtui”を図書館システムとして利用することで、それぞれ自前で図書館システムを管理する必要がなくなるだけでなく、他の“Kōtui”加盟館とのリソースシェアリングが容易となる等の利点があるようです。

Kōtui
http://www.kotui.org.nz/

Kōtui (National Library of New ZealandのKōtuiサービス紹介ページ)
http://www.natlib.govt.nz/services/national-collaborative-services/kotui

New service opens up libraries 24/7 (National Library of New Zealand 2011/9/29付けのプレスリリース)

“Libraryhack”コンペの優秀者が発表(オーストラリア、ニュージーランド)

オーストラリアとニュージーランドの各国立図書館や州立図書館等が協力して開催していた“Libraryhack”というコンペの優秀者計10名が発表されています。コンペは4つの部門(“Data mashup/applications”、“Photo mashup”、“Digital media mashup”、“Ideas”)に分けられ、それぞれで表彰が行われたようです。表彰作品については“Libraryhack”のサイトで概要を見ることができるほか、それぞれが作成したウェブサイトでも利用することができるようです。

The Winners! (LibraryHack 2011/6/25付けの記事)
http://libraryhack.org/2011/06/25/the-winners/

Libraryhack winners dazzle with digital creativ (State Library of Queensland 2011/6/28付けの情報)
http://www.slq.qld.gov.au/__data/assets/pdf_file/0018/196020/MR_Libraryhack_winners_announced.pdf

参考:
“Libraryhack”というコンペが開催(オーストラリア、ニュージーランド)

5月1日~7日は「記録・アーカイブズ週間2011」(ニュージーランド)

2011年5月1日から7日までは、ニュージーランド・アーカイブズ・記録管理協会(Archives and Records Association of New Zealand)の定める、「記録・アーカイブズ週間2011」(Records and Archives Week 2011)のようです。2011年は “From the Hangi pit to the Weetbix kid: Recording the history of food in New Zealand”と題して「食べ物」をテーマに各種のイベントが開催されているようです。このうちの一つとして、ニュージーランド国立図書館では、同館の所蔵している「食べ物」に関連した写真資料をFlickrで公開しているようです。

Records and Archives Week 2011 (Archives and Records Association of New Zealandのウェブサイト)
http://www.aranz.org.nz/Site/events/RAW_2011.aspx

CA1738 - ニュージーランド国立図書館のデジタル文化遺産アーカイブプロジェクト / 岡本常将

 デジタル社会の進展により、これまでは紙で出版されていたものが、徐々に電子媒体にシフトしている。また、紙の資料のデジタル化も盛んに行われ、国立国会図書館でも現在、大規模なデジタル化作業が進行中である。...

ニュージーランドの国勢調査、クライストチャーチの地震により中止に

ニュージーランド統計局(Statistics New Zealand)は、2011年2月22日にクライストチャーチ付近で起きた地震により、同年3月に予定していた国勢調査を中止し、2011年中は行わない予定であることを発表しています。同国の国勢調査は5年に1度実施されており、過去にも1931年と1941年の2度、中止されているとのことです。

About 2011 Census(ニュージーランド統計局)
http://www.stats.govt.nz/Census/2011-census.aspx

国際ブルーシールド委員会、ニュージーランド・クライストチャーチの地震被害に対する声明を発表

2011年3月4日付けの国際図書館連盟(IFLA)のウェブサイトに、ニュージーランド・クライストチャーチの地震被害に関する、国際ブルーシールド委員会(International Committee of the Blue Shield)からの声明が掲載されています。声明では、今回の地震で人命が失われたこととともに、文化遺産地域や施設が甚大な被害を受けたことに対して、深い哀悼の意が表明されているようです。さらに、今後当局によって文化遺産の保護が適切に行われるであろうことを強く期待している等と述べられているようです。

Blue Shield Statement on Christchurch (IFLA 2011/3/4付けのニュース)
http://www.ifla.org/en/news/blue-shield-statement-on-christchurch

“Libraryhack”というコンペが開催(オーストラリア、ニュージーランド)

オーストラリアとニュージーランドの各国立図書館や州立図書館等が協力して、“Libraryhack”というコンペを開催するようです。この“Libraryhack”とは、両国の国立図書館等から提供される図書館データを再利用することで、マッシュアップやアプリの開発を競うもののようです。現在は、2011年2月8日から4月30日まで、アイディアコンペへのエントリーを受付中とのことですが、オーストラリアもしくはニュージーランド在住であること等が参加条件となっているようです。

{Library:/hack/}
http://libraryhack.org/

ニュージーランド・クライストチャーチの地震の影響について、同地の図書館関係団体からの情報

2011年2月22日にニュージーランド・クライストチャーチ市付近で発生した地震により、同地の図書館にも影響が広がっているようです。クライストチャーチ市立図書館やニュージーランド図書館情報協会(LIANZA)等が、地震関連の情報をウェブサイトやブログで発信しています。それによると被害状況の詳細は2月23日現在では不明のようですが、いくつかの情報が掲載されています。
・ニュージーランド国立図書館、クライストチャーチ市立中央図書館、カンタベリー大学(University of Canterbury)のスタッフは無事という情報が入っている。
・クライストチャーチ市内の図書館は、今後新たな情報を発表するまで休館する。閉館中は資料返却は不要。
・市内の図書館職員は、クライストチャーチ市立図書館のブログやTwitter等を確認し、随時情報のアップデートに努めてほしい。
その他、英国BBCやTelegraphでは、図書館員や図書館利用者から、被災時の状況に関する談話を掲載しているようです。

Christchurch City Libraries closed until further notice (2011/2/22付け ChristChurch City Libraries Blogの記事)

ニュージーランド国立図書館、同館フォロアー等を対象としたTwitter利用調査結果を公表

ニュージーランド国立図書館のブログ“Library Tech NZ”の2011年2月17日付けの記事に、主に同館のTwitterのフォロアーを対象とした、Twitter利用者調査の結果が掲載されています。調査は、居住地、所属、同館サービスの利用経験の有無、同館のTwitterに対する意見、の4項目からなる質問で、ごく小規模のものであったようです。主な結果を挙げると、ニュージーランド在住の回答者が79.2%、図書館および文化機関の関係者からの回答が44.4%、同館利用者が62.6%、Twitterに対する意見としては、現状の1日2回のツイートが良いとする回答が62.5%であったようです。

Results of our twitter user survey (2011/2/17付け Library Tech NZの記事)
http://librarytechnz.natlib.govt.nz/2011/02/results-of-our-twitter-user-survey.html

公共図書館を通じた無料のインターネット環境の提供がもたらす効果は大きいという調査報告書(ニュージーランド)

ニュージーランド国立図書館のウェブサイトで、ニュージーランド政府や国立図書館等による、公共図書館とその利用者に対して無料のブロードバンドのインターネット環境を提供するプロジェクト、“Aotearoa People’s Network Kaharoa (APNK)”の効果を調査した報告書が公開されています。それによると、APNKは、利用者の家計や雇用、教育等に与える効果は大きく、また一方で図書館利用者の増加にもつながっているようです。主な調査結果としては、APNK利用者の44%が職探しに役立ったと回答したり、47%がコンピュータースキルの向上に役立った等と回答しているようです。また、回答者の3分の2以上からAPNKが図書館サービスの中心とみなされていたり、APNKによって図書館利用者が平均30%増加したりしたとのことです。

Aoteroa People's Network Kaharoa: An Impact evaluation Final Report
http://www.natlib.govt.nz/downloads/APNKImpactEvaluationReportFinal.pdf

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