ニュージーランド

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)で開催された同国の漫画家に関するウィキペディアエディタソン(記事紹介)

2019年1月26日にニュージーランド国立図書館(NLNZ)で開催された同国の漫画家に関する記事を編集するウィキペディアエディタソンについて、同館の1月30日付のブロクで紹介されています。

同館では、研究図書館員が同国のマンガに関する資料を提供し、同館のカメラマンがウィキペディアに掲載する漫画家の顔写真の撮影を行ないました。

実施にあたっては、ウィキペディアの編集者が男性・米国人が中心でそのことがウィキペディアに影響していることから、同国の漫画家、特に女性の漫画家に焦点をあてて行なわれています。

成果としては、6記事が新たに公開されたほか、22記事の改善が行われ、その他、Wikidataに12アイテムが作成・追加されました。

開催日以降も記事の追加が続いています。

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)、学校図書館調査の結果を発表

2019年1月30日、ニュージーランド国立図書館(NLNZ)は、同館の学校向けサービス部局とニュージーランド学校図書館協会(SLANZA)・ニュージーランド図書館協会(LIANZA)が2018年5月に共同で実施した学校図書館調査の結果“School libraries and school library services in New Zealand Aotearoa”を発表しました。

調査の主な知見として以下があげられています。

・学校図書館の運営管理は国内で大きなばらつきがあり、特に異なる学校種別では、技術面、環境面、職員の能力といった面で大きな差がある。
・全種別の学校図書館が、保護者、家族、学校や、コミュニティとより深くかかわりたいと望んでいる。
・学校図書館の役割や意義に関する質問では、リテラシーの向上支援、カリキュラムを横断する学習、児童・生徒の福祉、といった点が広く支持されている。

ウェブアーカイブ用ツールWeb Curator Tool(WCT)のVer.2.0が公開

2018年12月21日、オランダ王立図書館(KB)は、選択的ウェブアーカイブのためのツールWeb Curator Tool(WCT)のVer.2.0がGithubで公開されたことを発表しています。

2017年の後半からニュージーランド国立図書館(NLNZ)とKBが共同で開発してきたもので、11月14日に開催された国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)のウェブアーカイブ会議ではプレビューが行われました。

WCTのインストールとサポートの改善、ドキュメントのreadthedocsプラットフォームへの移行、最新のウェブをアーカイブするためのニーズへの対応、が今回の更新の目的です。

WCTは、IIPCの主導により、2006年にNLNZと英国図書館(BL)により共同開発されましたが、2018年1月からはNLNZとKBにより更新のための作業が行われています。

E2086 - 環太平洋研究図書館連合(PRRLA)2018年総会<報告>

2018年9月16日から19日まで,環太平洋研究図書館連合(PRRLA;E1979参照)の2018年総会が米国・カリフォルニア大学バークレー校で開催された。12の国・地域の35の大学図書館から58人が出席し,日本からは筆者を含め東北大学附属図書館の職員2人が参加した。PRRLAの総会には通常図書館長と随行1人のみが参加できるが,今回は本学の館長及び副館長の都合が合わず,図書館職員2人での参加となった。他館においては複数年にわたり出席者が同一の場合もあり,職員同士の横のつながりが醸成されている様子がうかがえた。

OCLC Researchとオーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)、オーストラリア及びニュージーランドの研究図書館界の動向・優先事項等に関する調査を実施中

2018年10月5日、OCLCは、OCLC Researchが、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と連携し、オーストラリア及びニュージーランドの47機関を対象に研究図書館のイノベーションの動向と優先事項に関する調査を実施していると発表しています。

研究図書館界における動向・能力・優先事項に関する知見を得るために行なわれているもので、今後のOCLC・OCLC Research・CAULの連携の可能性を明らかにすることが期待されています。

2020年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の開催地は、ニュージーランド・オークランド

2018年8月29日、第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会のクロージングセッションにおいて、2020年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の開催地がニュージーランド・オークランドと発表されました。

@iflawlic(Twitter,2018/8/29)
https://twitter.com/iflawlic/status/1034708515514929152
https://twitter.com/iflawlic/status/1034738717674614784

ニュージーランドの200を超す図書館でOCLCのILLシステム“WorldShare Interlibrary Loan”が利用可能に:OCLC・ニュージーランド国立図書館の合意

2018年7月30日、OCLCが、ニュージーランド国立図書館との連携を拡大し、ニュージーランド国内の200を超す図書館に対して、OCLCのILLシステム“WorldShare Interlibrary Loan”を提供することで合意したと発表しています。

ニュージーランド国立図書館では、加盟館が、蔵書の検索・目録作成・リソースの共有・コレクション管理等を行なうことができるTe Puna Servicesを運用し、OCLCがホスティングしていますが、ILLを管理するシステムをVDX(Virtual Document Exchange)から“WorldShare Interlibrary Loan”に変更することで、国内外の図書館資料へのアクセスを拡大させることを目的としています。

国際図書館連盟(IFLA)、2018年の国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

国際図書館連盟(IFLA)が、2018年の国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞図書館を発表しています。

同賞には56件の応募があり、10件のプロジェクトが選ばれました。応募の内訳は、館種別では大学図書館から35件、公共図書館から21件で、国別の応募数は中国の23件が最多で、ロシア5件、インド4件、オーストラリア3件、米国・ドイツ・フィリピン・フランスが2件と続きます。

第1位には、米国・ニューヨーク市のニューヨーク公共図書館(NYPL)、ブルックリン公共図書館、クイーンズ公共図書館による“2017 NYC Youth Amnesty”が選ばれました。同プロジェクトは、17歳以下の利用者の貸出資料の延滞による罰金を免除し、罰金の未払いで利用停止になっていた利用者に再び図書館を利用してもらう取組みです。取組みの結果、4万人以上の利用資格が復活しました。

カンタベリー大学、ニュージーランド地震に関するデジタルアーカイブ“QuakeStudies”をリニューアル:機能の改善やCCライセンスの付与など

2018年2月20日、ニュージーランドのカンタベリー大学は、2010年・2011年に発生したカンタベリー地震に関するデジタルアーカイブである“QuakeStudies”をリニューアルしたと発表しました。

新しい“QuakeStudies”では、検索性の向上、資料の表示ツールの改善、ユーザーフレンドリーなレイアウトへの改善、高度なナビゲーション機能の追加等が行われているほか、資料の調査や再利用のため、多くの登録資料にクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)が付与されました。

また、機能改善に加え、ストリートアートや公衆精神衛生キャンペーン“All Right?” に関する資料等が追加されています。

UC launches QuakeStudies 2.0(Univercity of Canterbury,2018/2/20)
http://www.canterbury.ac.nz/news/2018/uc-launches-quakestudies-20.html

オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)、オーストラリアとニュージーランドの機関リポジトリに関する年次調査報告書の2017年版を公開

2017年12月20日付けで、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)が、オーストラリアとニュージーランドの機関リポジトリに関する年次調査報告書“Research Publications Repository Survey 2017”を公開しています。

同調査は、2015年・2016年を除き、2009年以来、毎年実施されており、2017年調査では、両国の47の大学図書館から回答が得られました。

主な知見として、

・オープンアクセス(OA)の義務化は引き続き努力が必要。
・前回調査(2014年)から担当職員数が43パーセント増加。
・研究成果の公開のためのリポジトリ以外のリポジトリの設置などリポジトリ業務の多様化。
・研究管理システムとリポジトリ間のデータフローの自動化の拡大とそれにともなうセルフデポジットの減少。
・リポジトリへのORCID統合の増加。
・APC(論文処理加工料)に関して、図書館は、助言や資金提供により貢献。
・登録データの発見可能性が向上。

などがあげられています。

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