検索エンジン

Google検索の発展を振り返る6分間の動画と、今後向かっていく3つのトレンド

Googleが、同社のブログに、Google検索の技術発展の歴史をまとめた6分間の動画と、今後の3つのトレンドを掲載しています。Googleの目標は人々が探し求めている答えを素早く見つけられるようにすることであり、たいていの人々は最新の検索機能について知る必要はないとしながら、以下のトレンドについて述べています。

・Universal Search:ウェブページ、画像、動画、ニュース等、多種多様な情報を網羅的に探せるようにする。
・Quick Answers:検索結果の上部に表示される情報(現在は、飛行機の時間、スポーツの試合結果、天気予報等)の種類を増やし、より難しい質問にも答えられるようにする。
・The Future of Search:検索に必要な時間を減らし、簡単なものにしていく。現在は、Googleインスタント検索やボイスサーチが提供されている。

The evolution of search in six minutes (Official Google Blog 2011/11/28付け記事)
http://googleblog.blogspot.com/2011/11/evolution-of-search-in-six-minutes.html

OCLC、ユタ大学らとデジタルリポジトリの検索エンジン最適化(SEO)に関する研究プロジェクトを開始

2011年10月27日、OCLC Researchが、ユタ大学、電子図書館連合(DLF)、マウンテンウェスト電子図書館(Mountain West Digital Library)と合同で、“Getting Found: Search Engine Optimization for Digital Repositories”と題した3年間の研究プロジェクトを行うと発表しました。米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)からの助成を受けているそうです。プロジェクトの目的は、図書館のデジタルリポジトリの検索エンジン最適化(Search Engine Optimization:SEO)で、検索エンジンにおける可視性を向上させるための戦略の構築と、優良事例のガイドラインを作ることとしています。

Congratulations to Kenning Arlitsch and Colleagues on IMLS Support for the "Getting Found" Project (OCLC 2011/10/27付けプレスリリース)
http://www.oclc.org/research/news/2011-10-27.htm

参考:
OCLC、バーチャルレファレンスサービスとQ&Aサイトの連携の可能性を探る研究プロジェクトを開始

英国Open University、英国のオープンアクセスリポジトリの全文検索エンジン“CORE”を開発

英国Open University(OU)の研究所であるKnowledge Media Instituteが、英国の142あるオープンアクセスリポジトリを全文検索できる“CORE”(COnnecting REpositories)を開発したようです。“CORE”はオンラインポータルサイトやモバイル端末からアクセスできる他に、“CORE”を実装したリポジトリや図書館サイトからも利用できるようで、すでにOUのリポジトリである“Open Research Online”で使われているようです。

OU develops UK’s first full-text search engine to aid research scholars (Open University 2011/9/30付けの記事)
http://www3.open.ac.uk/media/fullstory.aspx?id=22097

UK’s first open access full-text search engine to aid research (JISC 2011/10/3付けの記事)
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2011/09/openaccess.aspx

ディレクトリ型検索エンジン「Googleディレクトリ」がサービス終了

2011年7月20日、米国のGoogle社によるディレクトリ型検索エンジン「Googleディレクトリ」がサービス終了したそうです。現在、Googleディレクトリにアクセスすると、「Google ディレクトリはご利用いただけなくなりました。ウェブで必要な情報を探す最も速い手段は、ウェブ検索を使用することです。ウェブ上でディレクトリの参照を希望される場合は、dmoz.org の Open Directory Project にアクセスしてみてください。」というメッセージが表示されます。

Googleディレクトリ
http://directory.google.com/

Googleディレクトリ、サービス終了(SEMリサーチ 2011/7/21付け記事)
http://www.sem-r.com/news-2011/20110721011004.html

Yahoo!ラボ、ウェブサイトを「専門度」と「メジャー度」でランキングする「判定サーチ」をリリース

Yahoo!ラボが京都大学との共同開発によるウェブサイト検索サービス「判定サーチ」をリリースしたそうです。判定サーチでは、検索でヒットしたウェブサイト(最大60件)に対し、独自のアルゴリズムによって「専門度」と「メジャー度」という指標が与えられます。ウェブサイト検索ランキング、専門度、メジャー度を頂点とする三角形の「ランキングチューナー」上で赤い「ピン」の位置を変えることで、それらの指標によって検索結果を並び替えることができるようです。

判定サーチ
http://infocred.yahoo-labs.jp/hantei_search/search.php

ランキングチューナーで検索の新しい世界を体験しよう ~判定サーチ~(Yahoo! JAPAN Tech Blog 2011/7/12付け記事)
http://techblog.yahoo.co.jp/lab/hsearch/

学術文献検索サービス“Microsoft Academic Search”が大幅アップデート 検索可能分野が5から14に増加へ

米国のMicrosoft社は2006年から“Live Search Academic”という学術文献検索サービスを提供していました。2008年5月に同サービスを中止した後、同社の研究部門Microsoft Research Asiaが2009年10月に同種のサービス“Microsoft Academic Search”をリリースしました。当初はカバーされる分野がコンピュータサイエンスのみでしたが、2011年3月に化学、工学、数学、物理学の4分野が追加されていました。

2011年6月のアップデートによって、Microsoft Academic Searchの検索可能文献数は1,570万から2,710万へと増加したそうです。また、今後数か月間で、生物学・生物化学、臨床医学、免疫学、微生物学、分子生物学・遺伝学、神経科学、薬理学・毒性学、植物学・動物学、精神医学・心理学、の9分野が追加され、カバーされる分野は全部で14になるそうです。

その他、新機能として、地図上で研究機関を探すことができる“Academic Map”や、2つの機関の間で出版文献数、被引用数、h-indexなどの指標を比較するツール“Compare Organizations”などがリリースされたそうです。

Microsoft Academic Search

慶應義塾大学の学生が開発、ウェブページの「見た目の雰囲気」を考慮した検索エンジン「かわいい検索」がリリース

2011年6月29日、慶應義塾大学SFCの学生とgooラボの共同開発による「かわいい検索」がリリースされました。現在はブログ記事のみを検索対象としているそうです。ITmediaニュースに掲載された開発者インタビューによると、かわいい検索を開発した動機は、Googleなどの検索エンジンではウェブページの「見た目の雰囲気」という要素が無視されていることに気付いたことだったそうです。開発に当たって、ブログの記事の雰囲気を解析するために、「ひらがな」「漢字」「画数」「絵文字」「顔文字」「行間」「文長」など12つの特徴に注目し、記事を「ゆるかわ」「キュート」「きれい」「おもしろ」「まじめ」の5種類に分類する数式を考案したそうです。

かわいい検索
http://kawaii-search.jp/

Googleに負けないものを作りたい――女子大生が挑む日本独自の「かわいい検索」(ITmediaニュース 2011/6/29付けニュース)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1106/29/news114.html

かわいい検索を、SFCの学生と一緒につくりました(gooラボスタッフブログ 2011/6/29付け記事)

Google、情報検索関連の情報に特化した新たな公式ブログ“Inside Search”を開設

2011年5月18日にGoogleは、情報検索関連の情報や開発チームに関する情報等を提供するために、“Inside Search”という新たな公式ブログを開設したと発表しています。

Inside Search
http://insidesearch.blogspot.com/

Introducing our official search blog (Inside Search 2011/5/18付けの記事)
http://insidesearch.blogspot.com/2011/05/introducing-our-official-search-blog_18.html

OCLC、検索結果表示画面における利用者の視線の動きについて、WorldCatとGoogleブックスとの比較分析を行ったレポートを公開

2011年2月11日に、OCLCが“The Use of Eye-Tracking to Evaluate the Effects of Format, Search Type, and Search Engine on the User’s Processing of a Search Results Page”と題するレポートを公開しています。これは、検索サービスのフォーマットが、利用者の検索結果の確認にどのような影響を与えているのかを把握するために行われたものとのことで、既知の資料か否か、あるいは書籍か論文か等の条件を変えながら、被験者がWorldCatとGoogleブックスそれぞれの検索結果表示画面を見たときに、どのような視線の動きを示すのかを比較分析したものとのことです。その結果、書籍を探す際には、書籍タイトルに付随する書誌情報の記述領域(著者名、出版日付、書籍の概要等)は、WorldCatとGoogleブックスの双方で重視されていたものの、論文を検索する際には、Googleブックスの利用者にとってよりタイトルが重視されていること等が明らかになったとのことです。

CiNiiの国内学術論文が「Yahoo!検索 論文検索」から検索可能に

2010年11月10日、国立情報学研究所(NII)は、ヤフー株式会社と協力して、CiNiiが提供している学術論文約400万件のデータを、ヤフーが新たにサービスを開始する「Yahoo!検索 論文検索」から利用できるようになったと発表しています。「Yahoo!検索 論文検索」では、検索結果一覧ページに論文のタイトルや著者名、抄録などの基本情報が表示されるとのことで、ここで目的の論文情報をクリックすると、CiNii上の論文情報詳細ページに移動するようです。さらに、本文のPDFファイルがある論文はこの詳細ページからダウンロードすることができるとのことです。

Yahoo!検索 論文検索
http://ronbun.search.yahoo.co.jp/

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