ニュージーランド

Wiley社、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と3年間の転換契約を締結

2021年11月3日、Wiley社は、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と転換契約(原文“transformational agreement”)を締結したと発表しました。契約は2022年に開始され、その期間は3年間となっています。

この契約によってCAULのメンバーはWiley社の全てのハイブリッド誌及び購読誌にアクセス可能となるほか、52の参加機関に所属する研究者はWiley社の全てのハイブリッド誌においてオープンアクセス出版が可能になるとあります。

英・オックスフォード大学出版局(OUP)、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)とRead & Publish契約を締結

2021年10月22日、英・オックスフォード大学出版局(OUP)は、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)とRead & Publish契約を締結したと発表しました。

この契約によってオーストラリアとニュージーランドの47大学の教職員・学生約200万人は、同出版局刊行全ての査読誌へのアクセスと同出版局のハイブリッド誌でのオープンアクセス(OA)出版が可能になります。

Springer Nature社、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と転換契約を締結

2021年10月20日、Springer Nature社は、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と転換契約を締結したと発表しました。

同社にとってはアジア・太平洋地域で初となる転換契約であり、CAULにとってはこれまでで最大規模の転換契約です。参加機関の研究者は、学術誌2,000誌以上において研究成果をオープンアクセス(OA)で公開できるようになるほか、Springer、Palgrave、 Macmillan、Adisのポートフォリオに含まれる学術誌2000誌以上やnature.com上の学術誌にアクセス可能となります。

発表によれば、この枠組みはコンソーシアムレベルで合意されたものであり、CAULのメンバー(オーストラリア及びニュージーランドの47大学)と、外部の7機関が適用対象になります。

英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と転換契約を締結

2021年10月14日、英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)は、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と転換契約(transformative agreement)を締結したと発表しました。2022年の同出版局刊行学術誌におけるオープンアクセス(OA)出版を支援するものです。

オプトイン方式の契約であり、CAULに加盟する39大学とニュージーランド大学図書館員協議会(CONZUL)に加盟する8大学は、2022年の契約への参加を選択できます。契約参加機関の所属研究者は380誌以上の学術誌に論文が掲載できるようになるほか、機関が現在購読している同出版局の学術誌コレクションへのアクセスが可能になります。

CAULのBob Gerrity氏は、今回の契約により、オーストラリア・ニュージーランドの大学に所属する研究者にとってOA出版の機会が大幅に増加したとコメントしています。

E2434 - ニュージーランド国立図書館の外国資料の除籍とIAへの寄贈

   2021年7月13日,ニュージーランド国立図書館(NLNZ)は,同館の外国刊行資料コレクション(Overseas Published Collections:OPC)のうち除籍予定の書籍の大部分を,国際的なデジタル・ライブラリーを運営する米国の非営利団体Internet Archive(IA)に寄贈すると発表し,賛否の声が上がっている。

デジタルアーカイブの資料で作成するGIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP 2021”が開催中

2021年9月29日、Europeanaが、TwitterでGIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP”の開催を発表しました。作品募集は10月1日から31日にかけて行われます。

“GIF IT UP”は、コンテンツ・パートナーから利用できるパブリックドメインやオープンライセンスの動画・画像・テキスト等を使用して作成したGIFアニメのコンペティションです。応募作品の中から、優勝、次点(3作品)、people's choice賞等が選ばれ、賞品が授与されます。

2021年は、Europeana、DPLA、ニュージーランド国立図書館のDigitalNZ、オーストラリア国立図書館のTrove、日本のジャパンサーチ、インド・コルカタのDAG Museumsに加え、米国のシカゴ美術館もコンテンツ・パートナーとして協力しています。

また、10月1日付で、GIFアニメの作り方に関するEuropeanaのブログ記事が公開されています。

E2425 - 2021年IIPC総会・ウェブアーカイブ会議<報告>

  国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC;CA1893参照)の総会およびウェブアーカイブ会議(WAC;E2182ほか参照)が, 2021年6月14日から16日まで, ルクセンブルク国立図書館の主催によりオンライン形式で開催された。国立国会図書館(NDL)からは筆者がリモート形式で参加した。本稿では, オンライン開催の経緯や会合の内容を報告する。

英国の機関リポジトリアグリゲーターCORE、1つのオンラインプラットフォーム上でのアラビア語の学術情報の共有・集約を目指すArabic Digital Reform Institute (ADRI)と連携

2021年8月19日、英国の機関リポジトリアグリゲーターCOREが、1つのオンラインプラットフォーム上でのアラビア語の学術情報の共有・集約を目指すArabic Digital Reform Institute (ADRI)との連携を発表しました。

ADRIでは、COREのAPIを用いてオープンアクセスコンテンツを集約し、アラビア語のコンテンツとして提供するとしています。

ADRIは、ニュージーランドとバーレーンに拠点を持つ社会的企業で、同サービスは、2022年1月からサブスクリプション方式により利用可能となります。

Partnership Announcement: ADRI and CORE(CORE,2021/8/19)
https://blog.core.ac.uk/2021/08/19/partnership-announcement-adri-and-core/

国際図書館連盟(IFLA)による図書館員を対象とした音楽コンテストで最高点を獲得した4作品が発表される

2021年8月17日、国際図書館連盟(IFLA)の、若手図書館員のための活動を行っている“New Professionals Special Interest Group”が、図書館員を対象とした音楽コンテスト“NPSIG Music Contest 2021”で最高点を獲得した4作品を発表しました。

図書館の価値や重要性を表現する音源・ミュージックビデオとして17か国から応募のあった70曲の中から、創造性・オリジナリティ・歌詞・メロディ・ユーモア・地域性・民族性を基準に審査員7人によって選ばれました。

4作品は以下の通りで、協賛企業からの賞品も授与されます。

1.Yellow Paper Bird 
セルビア・ポジャレバツの公共図書館Ilija M. Petrovic
※ポーランドの過去100年間の音楽を収録したBOXセット「100for100」

2.Book Junkies 
ポーランド・ブウォツワベクのZdzisław Arentowicz市立図書館
※電子資料のプラットフォームLegimiへの4人分のアクセス権

3.Reading Mojito
中国・広西師範大学図書館
※国際音楽資料情報協会(IAML)の会員資格

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)、除籍予定の外国書籍をInternet Archiveに寄贈

2021年7月13日、ニュージーランド国立図書館(NLNZ)が、Internet Archiveと合意を締結し、同館のOverseas Published Collections(OPC)のうち、除籍を予定している外国書籍をInternet Archiveに寄贈すると発表しました。

発表によると、NLNZは、2018年半ばから所蔵する外国書籍の内、除籍するものの選定を開始しており、同館が除籍対象とし、他の図書館から譲渡の希望がない資料は、廃棄される可能性がありました。

寄贈された書籍は、デジタル化が行われ、2年以内にInternet Archiveが提供する電子書籍提供サイト“Open Library”において“Controlled Digital Lending(CDL)”のもと提供されます。書籍自体は、Internet Archiveがもつ米国内の保管施設で長期的に保存されるとあります。

その他、OPCの内、2015年に策定した蔵書構築方針や収集計画に合致する資料は保持され、一部は国内外の図書館で保管し相互貸借で利用可能とすること、権利者から申し出があった書籍については“Open Library”での提供が停止されること等が述べられています。

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