教科書

宮城教育大学創立50周年記念展示「歴史のなかの教科書―思い出の教科書との再会」が開催中

2015年10月16日から18日まで、宮城県のせんだいメディアテークで、宮城教育大学創立50周年記念展示「歴史のなかの教科書―思い出の教科書との再会」が開催されています。

宮城教育大学附属図書館が収集・保存する教科書は約5万冊にも及ぶとのことで、同館の所蔵資料のなかから、江戸時代の教科書である往来物をはじめ、明治時代から現代に至る多様な教科書の変遷の軌跡を、展示するものとのことです。

また、18日には、展示解説と朗読「教科書と児童文学」も開催されるとのことです。

宮城教育大学創立50周年記念展示「歴史のなかの教科書―思い出の教科書との再会」について(宮城教育大学)
http://www.miyakyo-u.ac.jp/news/event/50-2.html
http://www.miyakyo-u.ac.jp/news/pdf/poster.pdf
※2つ目のリンクはポスターです。

「歴史のなかの教科書」(せんだいメディアテーク)
http://www.smt.jp/event/2015/07/event_52302.html

参考:
国立教育政策研究所 教育図書館、蔵書検索で国定期・旧制中学校教科書の検索ができるようになったことを発表
Posted 2015年2月24日

国立教育政策研究所 教育図書館、蔵書検索で国定期・旧制中学校教科書の検索ができるようになったことを発表

2015年2月23日、国立教育政策研究所 教育研究情報センター 教育図書館が、蔵書検索で、国定期・旧制中学校教科書、約20,000冊の検索ができるようになったことを発表しました。戦前教科書については、明治初期・明治検定期・国定期・旧制中学校教科書、約36,000冊が検索できるとのことです。

平成25・26年度日本学術振興会・科学研究費補助金(研究成果公開促進費データベース)により作成されたとのことです。

国立教育政策研究所 教育図書館(2015.02.23付けニュースに「蔵書検索(OPAC)で、国定期・旧制中学校教科書(約20,000冊)の検索ができるようになりました。」の記述あり)
http://www.nier.go.jp/library/index.html

国立教育政策研究所 教育図書館OPAC
http://nieropac.nier.go.jp/webopac/topmnu.do

大学生の教科書についての意識調査(米国)

2014年2月7日、米国のBook Industry Study Group(BISG)の行った、学生を対象とする高等教育のコンテンツに関する意識調査の結果の概要が発表されました。

この調査では、技術的な変化と学生の好みを反映して、伝統的な紙媒体の教科書が変化する様子を分析しているのことです。毎年2回、前年の秋に完了した調査を2月に、当年の春に完了した調査を7月に発表するとのことです。今回発表されたのは4冊目とのことです。また、今回は、ケンタッキー大学、オースティンのテキサス大学、オハイオ大学システムなどで行った、インタビュー調査の結果も含まれているとのことです。

本文は有料ですが、調査結果の一部(4冊目のパート1)の概要が紹介されています。

・2010年10月から2013年10月にかけて、正規の教材が必要ないコースを専攻していると回答した学生の割合は4%から11%に増加した。これは、学生が何を“必要とされている”と認識するのかがより柔軟になっており、教員に指示される代替教材の選択肢が増えている、あるいは購入を避けていることが示唆されている。
・学生によって報告される必要な教材は、1冊以上のコアとなる教科書から、新しいデジタルの代替手段へと向かっており、一方でオープンな教材はあまり影響力を持っていないようである。

国際出版連合(IPA)がオープン教育リソースについてポジションペーパーを公表

国際出版連合(IPA)が、2013年5月28日付けでプレスリリースを出し、オープン教育リソース(Open Education Resources: OER)についてIPAの立場を表明する文書“IPA Position Paper: Publishers and Open Educational Resources can work together”を公表しています。OERについてその価値を認めたうえで、持続可能性、品質、効果について課題があることを指摘しています。また、教育資料の提供において考慮すべき問いを複数列挙しています。

Free Content Comes at a High Price: IPA Raises Questions about Open Educational Resources(2013/5/28付け)
http://www.internationalpublishers.org/images/stories/EducationalPublishing/IPA%20OER%20position%20statement%20Press%20Release.pdf

IPA Position Paper: Publishers and Open Educational Resources can work together

大学図書館による教科書貸出プログラム 学生の懐事情に配慮(記事紹介)

2013年3月4日付けのInside Higher Education等が、米国の大学図書館が実施している教科書貸出プロジェクト“Textbooks on Reserve”というプログラムを紹介しています。

取り上げられているのは、ロバート・モリス大学、テキサス大学サンアントニオ校、パトリック・ヘンリー・カレッジの3つの大学の図書館で、各館でそれぞれ実施しているものです。貸出期間はいずれも2時間から3時間程度と短いものとなっています(テキサス大サンアントニオ校の場合は場合によっては4時間、あるいは1泊から2日間も可能)。このプログラム実施の背景には、大学で使用する教科書が高額なものとなっており、学生の懐事情への配慮があるとのことです。

なお、2011年の“ACRL News”72(9)に、テキサス大学サンアントニオ校のプログラムについての紹介記事が掲載されています。

Borrow Instead of Purchase: Two Universities and One College Pilot “Textbook Reserve” Programs (INFOdocket 2013/3/4付けの記事)

教科書に関する大学生の意識調査、電子版より紙を好むという回答が多数(米国)

米国のBook Industry Study Group(BISG)の行った、大学の学生を対象とする教科書に関する意識調査の結果の概要が公表されています。それによると、75%の学生は電子版より紙版の教科書を好むと回答しており、その理由としては、見た目や感触に加えて、古本として売れるということも挙げられていたとのことです。一方、電子版を好むと回答した学生は、低価格、利便性、持ち運び可能性などを評価しているとのことです。また、15%の学生は海賊版の教科書をウェブで入手したことがあり、友人の教科書をコピーしたことがある学生も多かったとのことです。

College Students Want Their Textbooks the Old-Fashioned Way: In Print(2011/1/6付けBISGのプレスリリース)
http://www.bisg.org/news-5-603-press-releasecollege-students-want-their-textbooks-the-old-fashioned-way-in-print.php

BISG Survey Finds Students Prefer Print(2011/1/17付けPulishers Weeklyの記事)

マクミラン社、授業内容に応じて編集可能な電子教科書“DynamicBooks”を発表

大手出版社のMacmillan社は、大学の教員が、自分の授業の内容に応じて既存の教科書の内容を編集することができる電子教科書“DynamicBooks”を発表しています。不要な章を削除したり、教員自身の文章や図や動画を付け加えたりすることができ、オリジナル部分と変更部分は区分けされて表示されるものとのことです。2010年8月に100タイトルでの発売開始を予定されているようです。

Dynamicbooks
http://dynamicbooks.vitalbook.com/

Textbooks That Professors Can Rewrite Digitally(2010/2/21付けNYTimesの記事)
http://www.nytimes.com/2010/02/22/business/media/22textbook.html

Format War Heats Up Among Publishers of Electronic Textbooks(2010/2/22付けThe Chronicle of Higher Educationの記事)
http://chronicle.com/article/Format-War-Heats-Up-Among/64323/

バーンズ&ノーブル社、大学生向けに教科書のオンライン貸出を開始

米国の書店大手のバーンズ&ノーブル社(Barnes & Noble)が、大学生向けに教科書のオンライン貸出プログラムを開始しています。オンライン貸出では印刷された教科書を購入するよりも50%以上の低価格で入手することができ、全米の大学生で換算すると数百万ドルの節約になるとのことです。オハイオ州立大学やメリーランド大学など米国の25大学で導入されており、大学の書店の電子取引サイトにアクセスするか、キャンパス内のバーンズ&ノーブルの書店から利用できるようです。

Barnes & Noble First to Offer Multi-Channel Textbook Rental Program(バーンズ&ノーブルのプレスリリース)
http://www.barnesandnobleinc.com/press_releases/2010_jan_11_textbook_rental.html

フロリダ州の大学出版会、オンライン版教科書を無料で提供開始

フロリダ州大学システムの公式出版会である“University Press of Florida”が、オンライン版教科書の無償提供、印刷版教科書の廉価提供を開始するということです。これは、デジタルリポジトリ、オンデマンド印刷、従来の出版社のそれぞれの強みを組み合わせることによって、上昇する教科書費用の問題を解決し、高品質の学問知識を学生や教師に広く普及させることを目的としたパイロットプロジェクトです。

University Press of Floridaのプレスリリース
http://www.upf.com/news/OrangeGrovePressRelease.pdf

University Press of Florida
http://www.upf.com/

米国での教科書電子化の取組み

米国カリフォルニア州では、財政難への対応として、学校の教科書の電子化への取組みが行われており、この度、高校の数学と科学の電子教科書についての審査が行われ、16点のうち10点が合格したとのことです。使用するかどうかは学校の判断とのことです。また、同じ記事で、ヴァージニア州での電子教科書の取組みも紹介されており、内容の改定がしやすいこと、費用が安いことなどが利点として言及されています。

California offers free digital textbooks to schools
http://www.gcn.com/Articles/2009/08/18/Free-digital-textbook-initiative.aspx

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