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国立情報学研究所(NII)、目録所在情報サービス(NACSIS-CAT/ILL)の再構築開始を発表

2021年6月17日、国立情報学研究所(NII)が、目録所在情報サービス(NACSIS-CAT/ILL)の再構築開始を発表しています。

再構築は、「これからの学術情報システムの在り方について(2019)」を踏まえて行われるもので、大学図書館のシステムと連携し、デジタル化された学術資料(電子ジャーナル、電子ブック等)への対応を含む新たな図書館システム・ネットワーク構築の一環として実施されます。

2022年からの稼働開始が目指されてる電子リソース管理サービスでは、国内外の出版社・学会等から大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)に提出された電子リソース製品の利用条件やタイトルリスト等、共通性の高いデータを蓄積し、公開許諾が得られたデータについて利用可能にするとしています。システムには、電子リソースの管理プラットフォームとして世界で多数導入されているEx LibrisのAlmaが採用されます。

Ex Libris社、米国の高等教育機関における教材の管理・アクセス・活用に関するレポートを公開

2021年5月12日、ProQuest社傘下の図書館システムベンダEx Libris社が、米国の高等教育機関における教材の管理・アクセス・活用に関するレポート“Managing, Accessing and Using Course Materials”の公開を発表しました。

同レポートには、Ex Libris社が調査機関のAlterlineに委託し、2020年12月に実施された調査の結果がまとめられています。調査対象は、米国の103人の教職員、257人の学生です。

主な結果として、教材管理の負担は教職員が負っていること、新しい教材を探すうえで、学術図書館は十分に利用されておらず、教職員はウェブサイトの検索や同僚からの推薦等を多く活用していることが挙げられています。また、オンライン学習への移行が学生のオンライン教材へのアクセスを支援するという新たな負担を教職員にもたらしていること、教職員は教材のコスト削減に努めていること等が述べられています。

そして、図書館は、専門知識を活用することで教育や学習へのさらなる関与が可能であり、教材の購入、デジタル化等における図書館の支援に教職員は関心を持っていると指摘されています。

米国の学術図書館における、物理媒体・電子媒体のリソースの動向(記事紹介)

2021年4月28日、ProQuest社傘下の図書館システムベンダEx Librisは、米国の学術図書館における、物理媒体・電子媒体のリソースの動向に関するブログ記事を公開しました。

Ex Librisが提供するクラウド型図書館システム“Alma”のデータを用いて2020年11月に実施した調査を基に、2010年から2019年にかけての物理媒体・電子媒体のリソースに対する図書館の支出動向が分析されています。調査対象は、“Alma”を導入している米国の図書館の内、無作為に抽出された10館です。

結果として、全ての対象館で物理媒体への支出が減少し、電子媒体への支出が増加する傾向が見られ、以前は物理媒体への支出が電子媒体を上回っていたものの現在は逆転していること等が示されています。なお、同調査には新型コロナウイルス感染症の影響は反映されていないことを指摘しています。

Ex Libris、DataCiteとの連携を発表:研究情報管理システムEx Libris Esploro上で公開した研究成果に自動で永続的識別子を付与

2021年3月10日、ProQuest社傘下の図書館システムベンダEx LibrisがDataCiteとの連携を開始することを発表しました。

発表によると、研究情報管理システムEx Libris Esploro上で公開された研究成果に対し、DataCiteが提供するサービスにより自動で永続的識別子(PID)が自動で付与されます。これにより、研究者や図書館員は、当該機関の研究成果をシームレスに公開でき、識別子を介して、公開した研究成果やそのもととなったデータの発見、引用、追跡が容易となると述べられています。

Ex Libris Esploro Integrates with the DataCite Service(Ex Libris, 2021/3/10)
https://exlibrisgroup.com/press-release/esploro-integrates-with-datacite-service/

オランダ王立図書館(KB)、デジタル資産管理システム“Rosetta”の利用についてEx Librisと複数年契約を締結

2021年2月15日、オランダ王立図書館(KB)が、デジタル資産管理システム“Rosetta”の利用についてEx Librisと複数年契約を締結したと発表しました。

背景として、紙資料の大規模なデジタル化、デジタルのみでの出版への移行、同館ウェブアーカイビングの取組により、デジタルコレクションの量・多様性が大幅に増したため、保存に関する新たなアプローチが必要となったことを挙げています。

Dutch National Library steps into a new future of digital archiving(KB, 2021/2/15)
https://www.kb.nl/en/news/2021/dutch-national-library-steps-into-a-new-future-of-digital-archiving

Ex Librisのクラウド型図書館システム“Alma”とディスカバリーサービス“Primo”がFedRAMP認証を取得

2019年9月24日、ProQuest社傘下のEx Librisは、Ex Librisの製品であるクラウド型図書館システム“Alma”とディスカバリーサービス“Primo”がFedRAMP認証を取得したことを発表しました。

FedRAMP (the United States Federal Risk and Authorization Management Program)は、米国政府のプログラムであり、連邦政府機関が使用を計画しているクラウド製品およびサービスに対して、セキュリティ評価、認証、継続的監視に関する標準化されたアプローチを提供するものです。

これからの学術情報システム構築検討委員会、「電子リソース管理システムの利用可能性の検証について(2017年度最終報告)」を公表

2018年3月29日、これからの学術情報システム構築検討委員会の電子リソースデータ共有作業部会が、「電子リソース管理システムの利用可能性の検証について(2017年度最終報告)」(2018年3月28日付)を公表しました。

同部会で実施している、電子リソース業務のワークフロー改善に関する検討結果で、2017年度に実施した、Ex LibrisのAlmaを利用した電子リソース業務のワークフロー検証報告です。

2018年度は、検証結果をもとに実運用時におけるさらなる課題の洗い出しを進めるとし、実際の業務で発生するものと同一の情報を図書館サービスプラットフォーム(LSP)に登録し、試行的な業務運用を行なうとしています。

電子リソース管理システムの利用可能性の検証について(2017年度最終報告)の公開について(これからの学術情報システム構築検討委員会,2018/3/29)
https://www.nii.ac.jp/content/korekara/2018/03/2017.html

Ex Libris、サービスのオープン化を推進するための“Developer Network”を公開

2014年4月28日、Ex Libris社が、開発者やITの専門家がEx Libris社と協力し、同社のサービスの適用や拡張を体験するためのオープンな環境である“Ex Libris Developer Network”を公開したと発表しました。

APIについてのドキュメント、技術ガイド等を提供する“Docs”、Ex Libris社の開発メンバーによるアドバイスや技術的なガイド、ベストプラクティスなどを提供する“Tech Blog”、コードやアプリケーション、またGitHub上で公開されるコードへのリンクを提供する“Codes & Apps”、意見交換を行うオンラインフォーラムである“Forum”、開発者がインタフェースの実装の管理や利用統計の確認に使用するツールを提供する“Dashboard”から構成されるとのことです。

Primo、Alma、Alephなどのサービス・製品からも情報を探すことができます。

同ネットワークへの参加者はEx Libris社のサービス・製品のユーザであるか否かは問われないとのことです。

Ex Libris Accelerates Openness with the New Developer Network(Ex Libris, 2014/4/29付)

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