カレントアウェアネス-E

E2380 - 水害の記録・記憶をつくる市民参加型プロジェクト

   東北大学災害科学国際研究所は,2020年11月6日に,水害の地域を特定して分析する目的に加えて内水氾濫の記録をアーカイブとして残すことも目標に「みんなでSNSマッピングプロジェクト」を立ち上げた。本稿ではこのプロジェクトについて紹介する。

E2379 - AI蔵書点検サポートサービス実証実験の成果と課題

船橋市西図書館(千葉県)では,京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)が開発した人工知能(AI)による蔵書点検サポートサービス「SHELF EYE」(シェルフアイ)について実証実験を行っている。「SHELF EYE」は本の背表紙画像をAIで解析して蔵書点検の効率化を支援するシステムである。本稿では,当館で実施した「SHELF EYE」と従来の蔵書点検との比較実験の成果,今後の展望について紹介したい。

E2378 - 小平市立図書館によるレポート作成支援講座のオンライン実施

小平市中央図書館(東京都)は,2020年11月28日に,オンライン講座「START UP!レポート作成支援講座」を実施した。本稿では,当イベントの実施背景と実施内容を報告し,最後に総括を行う。

E2377 - コロナ禍における熊本市立図書館の取組み

新型コロナウイルス感染症対策として新しい生活様式の実践や不要不急の外出自粛などが求められ,図書館へ来館することを控える人も多い中,コロナ禍あるいはポストコロナの時代に対応した図書館サービスを考え実践していくことは多くの図書館の課題となっていることだろう。今回は,コロナ禍における熊本市立図書館の取組みとして,電子図書館,長期間帰省中の大学生等への図書館カード発行,熊本県立図書館資料の貸出返却の3点について,概要や背景,今後の展望等を報告する。

E2382 - 第2回SPARC Japanセミナー2020<報告>

   2020年12月18日に第2回SPARC Japanセミナー2020「プレプリントは学術情報流通の多様性をどこまで実現できるのか?」がオンラインで開催された。

E2381 - Elsevier社からのOA出版割引を含めた契約の提案について

   大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE;E1189参照)は,2020年8月24日にElsevier社からのオープンアクセス(OA)出版割引を含めた契約の提案に合意した。本稿では,この合意に至るまでの経緯とその提案内容について紹介する。

E2372 - 2020年度NDLデジタルライブラリーカフェ<報告>

ディスカッションでは,データの利用拡大には,流行や時事によらず多様に使える汎用的なオープンデータセットの提供や,巨大で多様なデータの統合的な分析に使えるように,メタデータへの日本十進分類法(NDC)による分類付与やData Catalog Vocabulary(DCAT)等の標準的な語彙とWARPからの出力項目との対応表の作成・公開が有効等の意見があった。

E2371 - 図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響

国立国会図書館(NDL)では,2014年および2019年に「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」を実施した(E1667,E2225参照)。公共図書館に関する意識や情報行動の変化を把握するために,数年に一度程度の頻度でこのような調査を行うことを想定していたが,2020年,新型コロナウイルス感染症の流行により人々の意識や行動に大きな変化が生じたことが推測されたため,2019年に続けて2020年12月11日から15日にかけて調査を実施した。

E2373 - 第31回保存フォーラム:戦略的「保存容器」の使い方<報告>

2020年12月16日から2021年1月15日まで,国立国会図書館(NDL)は,第31回保存フォーラム「戦略的「保存容器」の使い方―さまざまなカタチで資料を護る―」を開催した。保存フォーラムは,図書館等における資料保存に関する知識の共有,実務的な情報交換を意図した場である(E2236ほか参照)。今年は新型コロナウイルス感染症感染防止のため,オンライン会議ツールWebex Eventsを利用した参加登録者限定のオンライン動画配信という形で開催し,302人の参加があった。

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