CLIR(図書館情報資源振興財団)

米図書館情報資源振興財団がデータキュレーションの実践と教育の現状を調査した報告書を刊行

2012年8月2日、米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、“The Problem of Data”という報告書を刊行しました。

報告書は、“The Problem of Data: Data Management and Curation Practices Among University Researchers”と“Data Curation Education: A Snapshot”の2つの部分からなり、前者は、高等教育機関所属の研究者やポスドク、博士課程学生等に対するインタビューを行い、研究者らのデータキュレーションの実践や方法を調査したものです。後者では、図書館情報学大学院におけるデータキュレーション教育の現状を調査したものとのことです。

The Problem of Data (CLIRの報告書公開ページ)
http://www.clir.org/pubs/reports/pub154

図書館情報資源振興財団(CLIR)が報告書“Core Infrastructure Considerations for Large Digital Libraries”を公表

米国の図書館情報資源振興財団(Council on Library and Information Resources:CLIR)が、2012年7月付けで、“Core Infrastructure Considerations for Large Digital Libraries”と題したレポートを公表しました。HathiTrustのような大規模電子図書館を支えるシステムの中核となる要素について調査し、まとめたものです。

Core Infrastructure Considerations for Large Digital Libraries(PDF:24ページ)
http://www.clir.org/pubs/reports/pub153/pub153.pdf

大規模データ解析を活用した人文・社会科学研究助成プログラム“Digging into Data Challenge”の報告書が公表

米国の図書館情報資源振興財団(Council on Library and Information Resources:CLIR)が、2012年6月付けで、“One Culture. Computationally Intensive Research in the Humanities and Social Sciences”と題した報告書を公表しました。これは、全米人文科学基金(NEH)等による助成プログラム“Digging into Data Challenge”に関する報告書で、同プログラムに初めて採択されたプロジェクトについて紹介し、今後の研究の方向性などについて議論するという内容のものです。

One Culture. Computationally Intensive Research in the Humanities and Social Sciences(CLIR)
http://www.clir.org/pubs/reports/pub151

Digging Into Data
http://diggingintodata.org/

人文学研究のデジタル化に対応 CLIRとNITLEが新たなデジタル出版モデル“Anvil Academic”を発表

2012年2月13日、米国の図書館情報資源振興財団(Council on Library and Information Resources:CLIR)と米国立技術・教養教育研究所(National Institute for Technology and Liberal Education:NITLE)が、新たな人文学のデジタル出版モデルとして“Anvil Academic”を発表しました。これは人文学研究が大規模なデータセットに基づいて行なわれるようになってきていることを受けて、これまでの伝統的な研究論文では表現できなかった、デジタル技術を反映させた新たな形式での学術出版を目的としているようです。Anvil Academicで出版される学術書は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスで提供され、モバイル端末等でも利用できるものとなるようです。また、Anvil Academicを通じて刊行される学術書全てを、「米国デジタル公共図書館」(DPLA)で採用される標準やプロトコルに対応させるとともに、Anvil AcademicはEuropeanaの技術要件や、人文・社会科学の学術図書のオープンアクセスを推進するコンソーシアム“Open Access Publishing in European Networks”(OAPEN)のガイドラインに沿ったものとなるようです。

「ローマは一日にしてデジタル化されず」 図書館情報資源振興財団が古典研究におけるデジタル技術の活用状況をまとめたレポートを公開

2011年8月18日、米国の図書館情報資源振興財団(Council on Library and Information Resources: CLIR)が、“‘Rome Wasn't Digitized in a Day’: Building a Cyberinfrastructure for Digital Classicists”と題するレポートを公開しています。このレポートでは、おおよそ600年頃までのギリシア・ローマ古典や古代中近東の古典の研究における、デジタル技術活用の現状についてまとめたもののようです。レポートでは、どのようなプロジェクトがあり、それらのプロジェクトでどのようにデジタル技術が使われているか、また古典研究に限らずより広く人文学全体に視野を広げ、いわゆるデジタル人文学領域において、どのようなサイバーインフラが作られているか等をまとめているようです。

“Rome Wasn't Digitized in a Day”: Building a Cyberinfrastructure for Digital Classicists (PDF)
http://www.clir.org/pubs/reports/pub150/pub150.pdf

デジタルフォレンジックと文化遺産コレクションにおけるボーンデジタルコンテンツ(米国)

2010年12月15日、図書館情報資源振興財団(CLIR)が、「デジタルフォレンジックと文化遺産コレクションにおけるボーンデジタルコンテンツ」(Digital Forensics and Born-Digital Content in Cultural Heritage Collections)と題したレポートを公開しています。デジタルフォレンジックとは、コンピュータに関する犯罪や法的紛争・訴訟等に対して、捜査に必要な機器やデータ、電子的記録を収集・分析し、その法的な証拠性を明らかにする科学的調査手法等を指すようです。CLIRの説明によると、今日、図書館や文書館等はボーンデジタルでの文化遺産の収集管理を行っており、そのために新たな課題に直面しているが、このレポートは、そのようなボーンデジタルの保存等の問題に対する新たなアプローチとして、デジタルフォレンジックという電子的な法的資料の収集管理を行う分野を紹介するものであるとのことです。

Digital Forensics and Born-Digital Content in Cultural Heritage Collections
http://www.clir.org/pubs/abstract/pub149abst.html

図書館情報資源振興財団(CLIR)、2009-2010年の年次報告書を刊行

2010年11月29日に、米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が2009-2010年の年次報告書を刊行しています。

2009--2010 Annual Report
http://www.clir.org/pubs/annual/10annrep.pdf

2009--2010 Annual Report (2010/11/29付け CLIRのニュース)
http://www.clir.org/pubs/annual/annual.html

米国議会図書館と図書館情報資源振興財団、米国の録音資料の保存の現状に関するレポートを刊行

米国議会図書館(LC)の全米録音資料保存委員会(National Recording Preservation Board)と図書館情報資源振興財団(CLIR)が、米国の録音資料の保存の現状に関するレポートを刊行しています。技術的課題や教育の必要性、著作権など、デジタル環境下における録音資料の保存の現状についてまとめられています。

The State of Recorded Sound Preservation in the United States: A National Legacy at Risk in the Digital Age(CLIR)
http://www.clir.org/pubs/abstract/pub148abst.html

CLIRとDLFが合併

図書館情報資源振興財団(CLIR)と電子図書館連合(DLF)が合併すると発表しています。

Digital Library Federation to Continue Programs in Council on Library and Information Resources
http://www.clir.org/news/pressrelease/09dlfclir.html
http://www.diglib.org/DLF-CLIR_Merger_Press_Release.pdf

米国内の「デジタル人文学センター」に関する調査報告書

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、国内のデジタル人文学センターに関する調査報告書を刊行しています。ここで言うデジタル人文学センターとは、「新しいメディアや技術を用いて人文学に基づく研究・教育・知的取り組み・実験が行われる要素」であり、ミッションを共有する人々が集う物理的および/または仮想的な場所とされています。報告書では、32のデジタル人文学センターについて、概要(物理的/仮想的場所、研究分野、設立日、歴史、ミッション、ユーザの範囲)、ガバナンス、管理(スタッフ等)、運営(活動、評価、知財管理等)、持続可能性、パートナーシップを分析しています。

A Survey of Digital Humanities Centers in the United States

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