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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2021年1月16日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、出版者に対し、ALIAが2021年に試行する「オンラインストーリータイム」に登録する絵本を募集すると発表しました。
「オンラインストーリータイム」は、公共図書館の分館が少額の年間使用料を支払うことで、出版社がオンラインでの読み聞かせでの絵本の利用を許可するという枠組みで実施される取組です。コロナ禍において、オンラインでの読み聞かせが人気だったことを受けて行われるもので、今回の試行は、2022年に恒久的な協定を締結するに先立ち、同取組が、出版社・図書館・コミュニティーのニーズにどれだけ応えるのかをALIAとオーストラリア出版協会(APA)が評価するために行われます。
参加館は使用料を支払うことで、登録された絵本を用いて読み聞かせの動画を作成し自館のソーシャルメディアに投稿することができます。動画を使用できる期間は6か月です。300から400の公共図書館の分館から支払われる各館あたり150オーストラリアドルの年間使用料をもとに、2022年1月に出版社に対して約4万から6万オーストラリアドルを支払うとしています。使用料150オーストラリアドルの内訳は、運営費に25オーストラリアドル、出版社および著者・イラストレーターへの支払いとして125オーストラリアドル、となっています。
2020年12月12日、新潟県の燕市立図書館が、市内の中央公民館2階第1会議室で、「かんたんな手話を使った絵本の読み聞かせ講座」を開催します。
燕市聴覚障がい者協会が講師となり、手話による簡単なあいさつと手話を使った絵本の読み聞かせについて学ぶ講座です。参加するためには燕市立燕図書館への申し込みが必要で、定員は30人です。参加費は無料で誰でも参加することができます。
かんたんな手話を使った絵本の読み聞かせ講座(燕市立図書館,2020/12/4)http://www.lib-city-tsubame.niigata.jp/event/event.html#20201212http://www.lib-city-tsubame.niigata.jp/event/img/20TSU.pdf ※2つ目のリンクはチラシです。[PDF:117KB]
2020年11月14日、京都市図書館は、京都府立植物園(京都市左京区)の催し「秋は植物園」に参加することを発表しました。
「秋は植物園」は、2020年11月21日・22日に京都府立植物園の大芝生地で開催される催しです。植物園内の紅葉の下で、自然の素材を使った手作り体験会等が行われます。京都市図書館は21日の催しへ参加します。
同館は出前事業専用軽ワゴン車「青い鳥号」に積まれた、植物に関する児童書・絵本とともに参加します。「青い鳥号」に積まれた資料は、同館の図書館カードがあればその場で貸出することも可能です。また、同館職員による紙芝居の実演も予定されています。
「秋は植物園」および同館の事業に参加するためには、植物園への入園料が必要です。
2020年9月11日から10月13日まで、埼玉県の越谷市立図書館が、同館児童読書コーナーでおはなし会40周年記念展を開催しています。
2020年8月に40周年を迎えた同館のおはなし会を記念して、2008年度から2019年度の期間に、「たくさん語られたおはなし」「みんなで楽しんだものがたり絵本」「みんなで楽しんだかがく絵本」の3種類のおはなし・絵本をランキングとともに紹介・展示する企画です。
京都府の宇治市東宇治図書館が、2020年8月26日、同館が入居する東宇治コミュニティセンターにおいて「夏休み!ぬいぐるみの図書館おとまり会~新しい生活様式編~」を開催します。通常の「ぬいぐるみの図書館おとまり会」に加え、ぬいぐるみに手作りマスクを付けるワークショップを行うものです。
また、宇治市西宇治図書館では、8月5日・6日・7日・12日・13日・14日に「夏休みひとりじめおはなし会」を開催します。絵本・物語などの読み聞かせを同館職員がマンツーマンで行うものです(1人15分程度・1冊まで)。3密を避け、1人ずつ個別に読み聞かせを行う催しです。
8月の行事予定(宇治市図書館)https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/10/18307.html
2020年6月23日、米国図書館協会(ALA)の児童図書館サービス部会(ALSC)、および、図書館サービス等を通じて子どものリテラシー強化に取り組むColorado Libraries for Early Literacy (CLEL) が“Virtual Storytime Services Guide”を公開しました。
あらゆる館種がデジタルコレクションを拡大し、オンラインでのプログラムの提供を模索している中、利用者のために高品質で有意義なオンライン体験を図書館が提供できるよう作成されたものです。
ツール、推奨される方法、著作権に関する考察、多様な子どもやその家族へのサービス、オンラインでの読み聞かせの促進、子ども向けのその他のオンラインプログラム、早期リテラシーを支援するための他のリソースといった内容が含まれています。
2020年4月29日、熊本県の八代市立図書館は、2007年に出版された絵本『給食番長』について、八代弁版の読み聞かせ動画を公開したことを発表しました。
『給食番長』の八代弁への翻訳と読み聞かせは、八代市立図書館スタッフ一同により行われました。同館ウェブサイト上で読み聞かせ動画と八代弁による『給食番長』のシナリオが公開されています。
なお、同館は絵本の著者及び出版社の許可の下で、読み聞かせ動画を作成・公開しています。
熊本初!『給食番長』が八代弁できけるごたるよ!(八代市立図書館,2020/4/29)https://www.yatsushiro-lib.jp/topics/2020/3061/
『給食番長』[PDF:4ページ](八代市立図書館)https://www.yatsushiro-lib.jp/files/kyuusyoku/kyuusyoku.pdf ※八代弁による絵本のシナリオです
2020年5月13日、日本図書館協会(JLA)が、「新型コロナウイルス感染症に係る図書館活動についての協力依頼に対する回答について」を公表しています。
4月24日にJLAが発出した「新型コロナウィルス感染症に係る図書館活動についての協力依頼(公衆送信権等の時限的制限について)」への回答を受けてのものです。
JLAからの依頼事項の「1 各図書館で所蔵された資料を用いた読み聞かせやお話し会を録音又は録画し、図書館利用者に対し、インターネットなどにより公衆送信することを、お認めいただきたい」に関しての進展が早急に見込まれることから、そこに注力するとし、JLA児童青少年委員会から提供を受けた「読み聞かせでよく用いられる著作リスト」を出版社・著作者に提示し、一点でも多くの著作物の公衆送信権等に関する許諾を得ていくとしています。
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