オーディオブック

コロナ禍で電子書籍・オーディオブックを利用する兵士が増加:韓国陸軍が運営する電子図書館(記事紹介)

韓国・国防部が所管する国防広報院が発行する『国防日報』が、2021年1月5日付の記事において、韓国陸軍が運営する電子図書館における2020年の電子書籍の貸出数は17万冊で、2019年と比べて約55%増加したと報じています。

インターネット経由で接続できる「陸軍電子図書館」からは約5万冊、イントラネット上の「陸軍本部電子図書館」からは約12万冊貸し出されており、42万人いる陸軍兵士の3人に1人が1回以上利用した計算となるとしています。

記事では、コロナ禍により、休暇等での兵士の外出が制限され、営内で読書を楽しむ時間が増えたものの、冊子体の図書を閲覧できる各部隊の図書館施設が運営されていない日が多かったこと、また、兵士が日課後に携帯電話を使用することが可能となった中で、2020年1月に「陸軍電子図書館」の本格運用が開始されたことが、スマートフォンでの電子書籍の利用増につながったと分析しています。

「陸軍電子図書館」は、陸軍の全将兵・軍務員・生徒が利用可能で、約2万9,000冊の電子書籍と、約800点のオーディオブックを備えていますが、2020年によく貸し出されたタイトルの1位から5位までをオーディオブックが占めていたことから、陸軍では今後オーディオブックのタイトル数を拡充する方針とのことです。

三原市立中央図書館(広島県)、ビジネス書等の要約を閲覧できるサービス「flier(フライヤー)」の利用提供を開始:音声での聴取も可能

2020年11月22日、三原市立中央図書館(広島県)は、ビジネス書等の要約を閲覧できるサービス「flier(フライヤー)」の利用提供を2020年12月2日から開始することを発表しました。なお、要約は音声での聴取も可能となっています。

発表によれば、利用者が自身のスマートフォンやタブレットを同館のWi-fiに接続することにより、同サービスを利用できます。約2,200冊の要約を収録しており、毎日1冊ずつ追加されます。

図書館で時短読書 ~ビジネス書の要約サイト「flier(フライヤー)」が利用できます~(三原市立中央図書館, 2020/11/22)
https://www.mihara-city-library.jp/2020/11/22/%e5%9b%b3%e6%9b%b8%e9%a4%a8%e3%81%a7%e6%99%82%e7%9f%ad%e8%aa%ad%e6%9b%b8/

株式会社オトバンク、「オーディオブック利用調査2020」を公表

2020年11月17日、株式会社オトバンクが、「オーディオブック利用調査2020」を公表しました。

調査は、同社が運営するオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」のユーザー773人を対象に、10月6日から2020年10月11日にかけて実施されたものです。

調査結果のポイントとして、コロナ禍でオーディオブックの利用に変化あったとの回答は3割でそのうちの約7割が「聴く量が増えた」であったこと、オーディオブックの利用者の9割が「知識習得」に活用していること、オーディオブックの利用で読書習慣に増加の傾向が見られること、書籍で普段読まないジャンルにオーディオブックでチャレンジする人が約半数であること、等が指摘されています。

弊社では、「オーディオブックの利用傾向」に関する調査結果をリリースいたしました(オトバンク,2020/11/17)
https://www.otobank.co.jp/news/201117/

国際図書館連盟(IFLA)、「IFLAディスレクシアの人のための図書館サービスのガイドライン 改訂・増補版」の日本語訳を公開

2020年9月7日、国際図書館連盟(IFLA)が、「IFLAディスレクシアの人のための図書館サービスのガイドライン 改訂・増補版」の日本語訳の公開を発表しています。

IFLA Guidelines for Library Services to Persons with Dyslexia - Revised and extended published into Japanese(IFLA,2020/9/7)
https://www.ifla.org/node/93307

E2293 - 八王子市(東京都)のオーディオブック配信サービスについて

八王子市(東京都)では,2020年3月に「第4次読書のまち八王子推進計画 2020年度~2024年度」を策定し,「いつでも,どこでも,だれでも」読書に親しめるまち八王子の実現を基本指針に掲げている。図書館を中心として,家庭,地域,市民・市民団体,事業者,教育機関,行政などが連携した取組や,「いつでも,どこでも,だれでも」読書に親しめる環境を整備するとともに,全ての市民の読書活動を切れ目なく支援し,市民が,生涯にわたって,“読書”を楽しめる,知的好奇心あふれるまちをめざしている。

株式会社メディアドゥ、出版社のオーディオブック制作支援とAmazon傘下Audibleへのオーディオブック提供事業に着手

2020年7月16日、株式会社メディアドゥは、出版社のオーディオブック制作を支援し、Amazon傘下のオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスAudibleへ提供することにより、オーディオブック分野へ本格的に取り組むことを発表しました。

同社はオーディオブック分野への取り組みを進める背景として、オーディオブックは米国・欧州・中国で大きく伸長中の分野であり、日本国内でもスマートフォン等の普及などを背景に、本格的な拡大が見込まれる分野であること、新型コロナウイルス感染症を想定した「新しい生活様式」で、新しい読書の楽しみ方としてオーディオブックの定着が予想されることを挙げています。

メディアドゥ、出版社の音源制作を支援し、アマゾン傘下Audibleにオーディオブックを提供(メディアドゥ,2020/7/16)
https://mediado.jp/service/3030/

カナダの出版団体Booknet Canada、オーディオブックの利用実態調査の結果を発表

2020年6月8日、カナダの出版団体Booknet Canadaが、同国におけるオーディオブックの利用実態調査報告書“Press Play: Audiobook Use in Canada 2020”を公表しました。2年に1度実施している調査で、英語を話しオーディオブックを利用する成人500人を対象に行われました。

プレスリリースでは、

・2018年調査で毎日利用しているとの回答者が7%であったものが、今回の調査では、24%が毎日1回やそれ以上利用していると回答。

・何をしているときに利用しているかについての調査では、通勤・通学時が37%、家事が37%、散歩26%等となっている一方、38%はオーディオブックだけを利用していると回答。

・オーディオブックの探し方では、友人・図書館員・書店・SNS等からの提案が38%、「読了」した本の著者の別のタイトルが30%、冊子体や電子書籍で読んだ本をオーディオブックで利用したとの回答が17%。

アイルランド政府、公共図書館のオンラインサービス需要の大幅増への対応として図書館による電子書籍・オーディオブック整備に20万ユーロの追加支援を実施

2020年5月31日、アイルランドの農村・コミュニティ開発省(Department of Rural and Community Development)のMichael Ring大臣は、公共図書館の電子書籍・オーディオブック整備に20万ユーロの支援を実施することを発表しました。

この政府による支援は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大幅に増加した公共図書館のオンラインサービス需要への対応として行われ、感染症拡大初期の2020年3月に行われた20万ユーロの支援への追加として実施されます。また、アクセシブルな電子書籍再生用ソフトウェア“EasyReader”向けコレクションの充実へ2万ユーロの支援を行うことも併せて発表されています。

アイルランド政府は、新型コロナウイルス感染症による社会活動の制限の撤廃に向けた計画として、“Roadmap for reopening society and business”を発表しており、公共図書館は2020年6月8日に開始予定の第2段階において、人数制限・ソーシャルディスタンシングの確保・厳格な手指消毒等の条件の下で、再開館する見込みです。

奈良市立図書館及び八王子市立図書館(東京都)、オーディオブック配信サービスを開始:通勤・通学時の読書機会の拡大や読書バリアフリー法への対応

奈良市立図書館及び東京都の八王子市立図書館が、オーディオブック配信サービスを開始しています。

京セラコミュニケーションシステム株式会社の公共図書館システム「ELCIELO」と株式会社オトバンクの「audiobook.jp」を連携させて実現したサービスで、奈良市立図書館では2020年5月1日から、八王子市立図書館では2020年6月1日からサービスを開始しています。

京セラコミュニケーションシステム株式会社や奈良市立図書館のプレスリリースによると、両市では、視覚障がい者向けサービスや通勤・通学時の読書機会の拡大、読書バリアフリー法への対応として同サービスを導入したとのことです。

韓国・大統領所属図書館情報政策委員会、新型コロナウイルス感染症に関する世界各国の図書館政策及び国内の公共図書館の運営状況(第2報)を発表

2020年4月17日、韓国・大統領所属図書館情報政策委員会が、同委員会がとりまとめた新型コロナウイルス感染症に関する各国の図書館にかかわる政策(4月16日付)、及び、文化体育観光部図書館政策企画団がとりまとめた、韓国国内の公共図書館の臨時休館や代替サービスの現状(4月9日付)について発表しました。

3月31日発表分に続く第2報です。

国内公共図書館の運営状況ですが、2月11日から現在までの間で臨時休館している館は1,141館中1,109館(97.2%)となっています。

また、4月9日午前9時現在、休館のため代替サービスを行っている館は877館(76.9%)で、行っているサービスとしては、

・貸出サービス:894館(78.4%)
スマート図書館(274館)、ドライブスルー(83館)、配達(185館)、予約貸出(206館)、地域書店希望図書貸出(146館)

・デジタル図書館:702館(61%)
電子書籍、オンラインコンテンツ、オーディオブック、録音図書の提供

・その他:402館(35%)
貸出期間の延長、電子展示会、オンライン講座等

があげられています。

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