EU(欧州連合)

EU、欧州デジタル図書館“Europeana”の収録点数を1000万点へ倍増させると発表

欧州連合(EU)はプレスリリースで、欧州各国によるデジタル図書館“Europeana”の収録点数を現在の約460万点から、2010年までに1000万点に増加させると発表しています。それに伴う著作権問題等についての協議を2009年11月15日までの期間で行うとのことです。プレスリリースの中で、欧州委員会の情報社会・メディア担当のViviane Reding氏は、EU加盟国でデジタル化された資料の5%しかEuropeanaで見られないこと、資料の約半数は一つの国(フランス)が提供していることなどを指摘し、他の国の協力を呼びかけています。

Europe's Digital Library doubles in size but also shows EU's lack of common web copyright solution (プレスリリース。資料の提供国別構成比率の表あり)
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/09/1257&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

欧州デジタル図書館、規模拡大に伴い著作権問題を調整へ(2009/8/31付けINTERNET Watchの記事)

音声資料を“Europeana”に登録するプロジェクト“EuropeanaConnect”

欧州の音声資料を欧州デジタル図書館“Europeana”に登録するプロジェクト“EuropeanaConnect”が、EU14か国の協同で行われています。100,000件のコンテンツは、モバイル機器向けにも提供される予定です。コーディネータとなっているのはオーストリア国立図書館です。

'EuropeanaConnect' opens door to Europe's sound collections(Research Information 2009/8/18付けの記事)
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=520

EU、音楽演奏者の著作権を70年に延長へ

欧州連合(EU)の発表によると、音楽録音(music recordings)に対する演奏者の著作権を50年から70年に延長することが欧州議会(European Parliament)で可決されたということです。欧州委員会(European Commission)は95年への延長を求めていましたが、歩み寄りの結果、70年での今回の可決となりました。

EUのニュースリリース
http://www.europarl.europa.eu/news/expert/infopress_page/058-54192-111-04-17-909-20090422IPR54191-21-04-2009-2009-false/default_en.htm

欧州議会のニュースリリース
http://www.europarl.europa.eu/sides/getDoc.do?pubRef=-//EP//NONSGML+IM-PRESS+20090422IPR54191+0+DOC+PDF+V0//EN&language=EN

欧州委員会のニュースリリース
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/09/627&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

E862 - 欧州デジタル図書館“Europeana”,公開開始も直後にダウン

2005年9月30日の計画発表から約3年。2008年11月20日,欧州デジタル図書館(E390,CA1632参照)“Europeana”が公開された。 これは,欧州連合に加盟する27か国の,合計1,000を超える国立図書館・文化機関等が提供している,合計200万点以上の各種デジタルコンテンツ(書籍,地図,録音資料,写真,文書,絵画,映画など)へのアクセスを提供するポータルサイトの機能を果たすものであり,登録ユーザがデータを保存できる個人用ページ“MyEuropeana”やタグ付与機能など,Web 2.0機能も有している。…

地方図書館の資源もEuropeanaで提供できるようにするプロジェクト“EuropeanaLocal”

欧州デジタル図書館“Europeana”で、地方の図書館、美術館、文書館などで保管されている資源にもアクセス可能にすることを支援し、促進するプロジェクトとして、“EuropeanaLocal”が始動しています。プロジェクトの開始は2008年6月1日で、6月後半にはキックオフミーティングが開催されました。このプロジェクトは欧州委員会(EC)の資金援助を受けており、また、27か国の代表が参加しています。プロジェクトでは、達成したい目標として、(1)Europeanaと高い相互運用性を備えた地方リポジトリのネットワークを構築すること、(2)EuropeanaとEuropeanaLocalのプロトタイプサービスを統合すること、(3)国家レベルと地方レベルのコンテンツを統合するEuropeanaのセマンティック領域の開発を進めること、を挙げています。

EuropeanaLocal

欧州デジタル図書館に、コンテンツをもっと

欧州デジタル図書館は、2008年11月に、そのプロトタイプサイトを“Europeana”として公開することを予定しています。欧州デジタル図書館の目標は、全ての市民が、クリック1つで、欧州中の書籍、音楽、絵画、写真、映画などの資料にアクセスできるようにすることですが、現在のところ、そのコンテンツは、欧州の図書館で所蔵されている25億冊の書籍のわずか1%に留まっています。そこで欧州委員会(EC)は、メンバー国家に対し、より一層の資料のデジタル化の促進を求めるとともに、メンバー国家に、2009年から2010年にかけて、総額1億2千万ユーロ(約1,835億円)の補助金を提供することを発表しました。

Opening soon: a digital library for Europe(EUのプレスリリース)

映画のアーカイブをオンラインで提供する “Europa Film Treasures”

人類の文化遺産である映画を幅広いジャンルに従ってアーカイブし、ウェブ上で提供するサービス“Europa Film Treasures”がスタートしたということです。これは、欧州連合(EU)のMEDIA Programなどからサポートを受け、ヨーロッパの映画会社が中心となって実施しているプロジェクトで、今後コンテンツを増やしていくほか、ウェブサイトの全てのサービスと情報を英・仏・伊・西・独の5言語で利用できるようにしていくということです。

Europa Film Treasures
http://www.europafilmtreasures.eu/

Europa Film Treasures
- Peter Scott’s Library Blog 2008/7/23付けの記事

DRIVERとSPARC Europeがリポジトリ推進で協力体制を構築

デジタルリポジトリの連携体制の構築を目指す欧州委員会のプロジェクト「欧州における研究のためのデジタルリポジトリ基盤ビジョン(DRIVER)」とSPARC Europeが、全ヨーロッパ的なリポジトリの推進に向けて協力体制を築いていくことで合意しています。

SPARC Europe and DRIVER sign Memorandum of Agreement
http://www.driver-support.eu/documents/MoU_SPARC_DRIVER_Press_release_070708%20(2).pdf

DRIVER
http://www.driver-repository.eu/

参考:
DRIVERプロジェクト、カスタマイズ可能なデータ収集/集約ツール“D-NET”を公開

E769 - オープンリールテープデジタル化のための手引き

欧州連合(EU)の“Culture 2000”プログラムの支援のもと,視聴覚資料保存のための教育活動を行っている「TAPE(Training for Audiovisual Preservation in Europe:欧州における視聴覚資料保存のための研修)」が,オープンリールテープのデジタル化の手順を示した作業手引きを作成,ウェブサイトで刊行し た。この手引きはオープンリールテープに限らず,カセットテープのデジタル化においても多くの点で適用できるとのことである。...

EUの研究・教育機関向け世界最速コンピュータネットワーク「GEANT」がグローバル化

EUは2008年2月29日、研究・教育機関向けに整備されてきたギガビットを超える世界最速のコンピュータネットワーク「GEANT」を、単一の地球規模の研究ネットワークを作り上げることに貢献するため、同種の世界中のネットワークへ解放することを発表しました。

EUのプレスリリース
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/08/354&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

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