Web 2.0

インタラクティブな図書館オリエンテーション動画(米国)

インタラクティブな図書館オリエンテーション動画、データベースの利用方法を紹介するポッドキャスト/動画、読書プログラムを案内するブログなど、Web 2.0のツールを利用して図書館案内を作成している米国のフェアフィールド大学DiMenna-Nyselius図書館が、コネチカット州図書館協会の“first-ever Innovation Award(史上初のイノベーション賞)”を受賞したとLibrary Journal誌が報じています。このうち、図書館オリエンテーション動画“Fairfield Beach: The Library” は、大学のメディアセンターと協同で、テレビのメロドラマのパロディー風に作成されています。「図書館に行く/家で勉強する」といった形で登場人物の行動を選択し、選択内容に応じた動画を見るようになっています。

70種類のOPACソフトウェアのうち、“2.0”機能を有するのはいくつ?

レイティング、コメント付与、タグ付与、リコメンデーション(推薦)といった、Web 2.0の代表的な機能を有するOPACソフトウェアがどのくらいあるか、をベルギーの医学図書館員のグループが調査し、欧州医学・健康図書館会議で発表しました。この発表資料が、図書館情報学の主題リポジトリE-LISで公開されています。

この調査では、統合図書館システムの一部としてOPAC機能があるもの、OPAC機能のみのソフトウェア、コンテンツ・マネジメント・システムにOPAC機能をモジュール等で付加したもの、あわせて70のOPACソフトウェアが対象になっています。

・次世代のOPACと呼べる機能を有しているOPACは34と約半数だった。
・(上述の)Web 2.0の代表的な機能のいずれか1つでも搭載しているOPACは14(20%)であった。

Wikipediaの認知度は高いが、Wikiシステムの認知度はまだ低く(日本)

インターネットコムとgooリサーチが、全国のインターネット利用者1,099名を対象にこのほど実施した、第8回「ウィキペディア・Wikiに関する定期調査」によると、オンライン百科事典Wikipediaの認知度が8割を超えている一方で、コンテンツ・マネジメント・システムのWikiについては、認知度は高いとは言えず、今後拡大する余地があることが分かったそうです。今回の調査の回答者のうち、Wikiシステムを使ったサービスの利用経験がある、と答えたのは111名、Wikiシステムを利用したサイトを作成したことがあるという人は、20名だったということです。

Wiki サイト作成経験は全体の約1.82%―Wiki 定期リサーチ(8)
http://japan.internet.com/research/20080711/1.html

参考:
E816(No.132)2008年度ALA年次大会 <報告>
http://current.ndl.go.jp/e816
オープンアクセスに関する書誌、Wikiで提供
http://current.ndl.go.jp/node/8348
デューイ十進分類法に代わる(?!)新分類法をLibraryThing内で考案中
http://current.ndl.go.jp/node/8260
ソーシャルメディアは研究生活を変える?

AquaBrowserに新たなコミュニケーション機能

Bedialab社のAquaBrowserの、利用者が図書館資料についてコメントやオススメを書き込むことのできる機能"My Discoveries"に、レビュー機能、レイティング、個人のタグクラウドの閲覧、といった機能が新たに加わりました。レイティングは、AquaBrowserを利用している世界中のほかの図書館と共有できるということです。ユーザーインターフェースも、利用者がより直感的に利用できるよう、改善されたということです。

プレスリリース
http://www.aquabrowser.com/2008/07/aquabrowser-releases-reviews-and-ratings-functionality-in-my-discoveries/

AquaBrowser Adds Social Networking Tools

欧州デジタル図書館“Europeana”における相互運用性の確保-会議資料が公開

欧州デジタル図書館“Europeana”に関する国際会議が、2008年6月23~24日、オランダ王立図書館(KB)で開催されました。テーマは、「利用者は相互運用性を望んでいる」で、利用者がコンテンツへのコメント、レーティング、参照、ブログへの引用、マッシュアップなどを行えるよう、他システムとの相互運用性を確保することが重要であるとして、文書館・美術館等における相互運用性に関する取り組みの発表などがなされています。またに関するプレゼンテーションも行われました。これらのプレゼンテーション資料が、Europeanaで公開されています。

Europeana/EDLnet conference: Users expect the interoperable
http://www.europeana.eu/conference.php?view=Programme

Europeana

英国政府、政府機関が出しているデータの再利用・マッシュアップコンテストを開催

英国のワトソン(Tom Watson)内閣府大臣は2008年3月、政府機関が作成・所持しているデータのさらなる活用を図る“Power of Information”タスクフォースを立ち上げました。そしてこのタスクフォースが7月、政府機関データの再利用・マッシュアップの良い方法を一般から募集するコンテスト“Show us a better way”を開始しました。コンテストの締め切りは9月末で、優勝者には2万ポンド(約420万円)が贈られます。

E802 - Encyclopaedia Britannica,オンライン版で集合知の活用へ

“Encyclopaedia Britannica”のオンライン版“Britannica Online”(CA1022参 照)がリニューアルされる予定であり,現在その試行版が公開されている。リニューアル後のBritannica Onlineの最大の特徴は,Encyclopaedia Britannicaの編集者以外の専門家や,ウェブサイトの利用者が,記事の編集や執筆に参加できる取り組みが始まる点である。...

国交省、鉄道に関する参加型ホームページを開設

国土交通省は、「鉄道の未来を共に考え、鉄道文化を伝える良質の素材を共有すること等を通じて、鉄道に対する理解と協会を広げていく」ことを目的に、鉄道に関する参加型のホームページ「鉄男・鉄子、みなさんの部屋」(仮称)を、2008年7月1日に開設するということです。(1)日本全国鉄道お宝マップ、(2)鉄道を巡る、ちょっといい話、(3)鉄道からの車窓風景特選、(4)あったらいいな、こんな鉄道・私にも、一言、言わせて、の4つのテーマについて、2008年8月末日まで募集をしており、寄せられたものをホームページで公表することになっています。

「環境新時代を切り拓く、鉄道の未来像」(交通政策審議会 陸上交通分科会 鉄道部会 提言)について(国土交通省のプレスリリース)
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo01_hh_000012.html

Encyclopaedia Britannicaも集合知の活用へ

Encyclopaedia Britannicaが、新しいウェブサイトのベータ版を公開しています。これは、研究者や一般利用者が百科事典コンテンツに対し追加・修正等を推薦できる機能のほか、サイト内に自作コンテンツを投稿できる機能、コミュニティ機能など、Web 2.0と呼ばれる機能を備えたものになっています。その上で、実際の百科事典コンテンツについては、編集者による質のチェックを厳密に行うとしています。

Britannica Online Encyclopedia
http://www.britannica.com/bps/home
(※ベータ版)

Britannica’s New Site: More Participation and Collaboration from Experts and Readers

ニュージーランド国立図書館、MySpaceで音楽資料納本キャンペーン

ニュージーランド国立図書館が2008年4月29日、音楽資料の納本を促進するキャンペーンの一環として、SNS“MySpace”上にページ“Be Heard. Forever.”を立ち上げました。ミュージシャンの関心を喚起することを狙っているようです。

Be Heard. Forever. - MySpace.com
http://www.myspace.com/beheardforever

29 April 2008: Librarians promote immortality on MySpace - National Library of New Zealand
http://www.natlib.govt.nz/about-us/news/media-releases/defaultdocument.2008-04-29.3912426910/

参考:

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