Web 2.0

オープンソースを活用したバーチャルレファレンス用ツール“libraryh3lp”

米国では、2003年から夜間の協同バーチャルレファレンス(異なる図書館のスタッフが連携を取り合ってオンラインでレファレンスを行う)“Night Owl(夜のフクロウ)”を行っていたデューク大学、ノースカロライナ州立大学、ノースカロライナ大学チャペル・ヒル校の各図書館が中心となって開発された、オープンソースソフトウェアを活用し、インスタント・メッセンジャー(IM)対応機能と、ウェブでのチャット機能の両方を備えたバーチャルレファレンス用システム“LibraryH3lp”を導入する大学図書館が増えているそうです。このLibraryH3lpについて紹介する記事が、Code4lib Journal誌に掲載されています。

ALA、利用者指向型ウェブサイトにリニューアル

米国図書館協会(ALA)が2008年9月23日、ウェブサイトを利用者指向型にリニューアルしたと発表しています。この新しいウェブサイトは会員が2年間に渡って、デザインのリニューアル等について進めてきた成果とされており、Google Custom Search Engine等、Googleの検索機能を取り込んだり、RSSでの情報発信を強化したりしています。

ALA
http://www.ala.org/

ALA launches Web site upgrade
http://www.pio.ala.org/visibility/?p=159

Google Book Searchに新API-ウェブサイト内での表示や全文検索、データ収集・更新も可能に

Google社が2008年9月22日、Google Book Search用の新しいAPIの提供を開始したと発表しています。これは、

・ISBN、OCLC番号、LC番号等で特定した書籍のGoogle Book Search内データを、自分のウェブサイトに取り込んで(embed)表示できる“Embedded Viewer API”

・Google Book Search内のデータの全文検索、書誌データやユーザが付与したレビュー・レイティング・タグ等のデータの収集、自分が付与したデータの編集ができる“Data API”

広報などに写真を利用するとき、図書館員が気をつけておくべきこと

近年、図書館で開催されたイベントの写真を図書館のウェブサイトで紹介したり、写真共有サイトにアップロードしたりする図書館が増えていると思われますが、写真を使用したりアップロードしたりする際に、図書館員が気をつけておくべきことについて、Information Today誌が発行するニューズレター “Marketing Library Services”の記事がまとめています。
それによると、個人が特定できる写真を無断で使用した場合は、訴訟を起こされてしまう可能性があるため、(1)どのような目的で写真を使用するのか、(2)個人が特定できる写真かどうか、に基づき、必要な場合は、写真の使用について権利者に許諾をとる必要があるとしています。また、許諾書盛り込むべき事項、許諾書の保存期間などについても言及しています。
なおこの留意点は、米国のケースを基に作成されたものです。

SNSに関する利用動向調査

モバイルを中心に広告代理事業などを手がけるアップデイト社のMMD研究所は、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)の利用に関する調査を実施し(有効回答数6,898)、その結果を公表しました。SNSの利用者率が10代から20代前半では6割以上であること、利用者のうち、SNSに毎日ログインする人が約7割であること、SNSを携帯電話で利用する人が7割であること、など、調査結果サマリーがまとめられています。

SNSに関する利用動向調査(MMD研究所)
http://mmd.up-date.ne.jp/news/detail.php?news_id=158

IFLAケベック大会を写真・動画・参加者のブログで振り返る

2008年8月10~14日に開催された、国際図書館連盟(IFLA)ケベック大会の様子を紹介する写真、動画、参加者のブログへのリンクをまとめてウェブページを、IFLAが作成しています。

Looking back on the Congress - World Library and Information Congress Québec, Canada, August 2008
http://www.ifla.org/IV/ifla74/post-congress.htm

オープンソースのソーシャルOPAC“SOPAC”、“2.0”へ拡張

2007年、当時勤務していた米国ミシガン州アナーバー地域図書館のために、フォークソノミーを実現したOPAC“Social OPAC”、通称“SOPAC”を開発したブライバーグ(John Blyberg)氏が、2008年9月1日、現在の勤務先であるコネチカット州ダリエン市公共図書館のために、“SOPAC 2.0”を開発・公開しました。

デジタル世界の図書館・博物館会議“WebWise”の発表資料(米国)

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)や全米人文基金(NEH)等の助成により、毎年開催されている「デジタル世界の図書館・博物館会議“WebWise”」の2008年会議(3月6、7日にフロリダ州マイアミで開催)の発表資料のうちいくつかが選定され、OA誌“First Monday”の2008年8月号に掲載されています。
また講演の様子を写した動画も別途公開されています。

First Monday, Volume 13 Number 8 - 4 August 2008
http://www.uic.edu/htbin/cgiwrap/bin/ojs/index.php/fm/issue/view/268

WebWise 2008: Miami Beach, Florida
http://webwise2008.fcla.edu/

プリンスの曲に合わせて踊る子どもの動画、裁判でフェアユースに認定される(米国)

2007年、米国のある母親が、歌手プリンスの曲“Let's Go Crazy”に合わせて踊る子どもの様子をビデオ撮影し、29秒間の動画としてYouTubeにアップロードしました。この動画に対し、音楽会社Universal Music Publishing Groupから著作権侵害の申し出があり、YouTubeはこれに基づいて動画を削除し、母親に通知しました。これに対し母親と電子フロンティア財団は、このUniversal社の対応はフェアユースの侵害であるとして訴えを起こしていましたが、このほど地方裁判所で、動画は短時間のものであり、非営利であることからフェアユースと認められるという判決が下りました。「著作権者は削除申請を動画サイトに送る前に、当該の動画がフェアユースに当たるかどうかを判断しなければならない」とされました。

なお当該の動画は、現在YouTubeで見られます。

リポジトリに関するブログ集(英・米)

英国情報システム合同委員会(JISC)が運営しているリポジトリ支援プロジェクトが、リポジトリに関するブログ(英語のみで、英米中心)をまとめたダイレクトリを作成しています。リポジトリに関係するニュースを発信しているサイト、オンライン雑誌から、大学等の学術機関による公式ブログ、リポジトリに関する各種の共同プロジェクトのブログ、個人のブログ、リポジトリ用ソフトウェアのブログ、リポジトリの統計・データに関するブログ、さらには関連する領域として、オープンアクセス、デジタルキュレーションに関するブログもリストアップされています。

RSP Blog Directory
http://rsp.ac.uk/blogs/

August 19th, 2008付けDigitalKoansの記事

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