NII(国立情報学研究所)

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、IIIF Curation Viewerに新機能「アノテーションビューモード」を追加:新機能を体験できるサービス「江戸マップβ版」「くずし字データセット閲覧ビューア」も公開

2019年11月5日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は、IIIF準拠の画像ビューワであるIIIF Curation ViewerのV1.7を公開したことを発表しました。

主要な新機能として次の2点が紹介されています。

・新機能「アノテーションビューモード」の追加により、IIIF画像上に場所や文字のマーカーが表示可能となり、IIIF環境でも地図や翻刻が利用しやすくなったこと
・IIIFマニフェストに含まれるIIIF Image APIに非対応のリソース(例:JPEG画像)等の表示にも対応したこと

また、新機能を体験できるサービスとして、古地図の上に画像マーカーを表示することでIIIFビューアを地図アプリのように使える「江戸マップβ版」と、くずし字の翻字を文字マーカーとして表示することでくずし字と現代の文字を左右に並べて表示する「くずし字データセット閲覧ビューア」を新たに公開したことも発表されています。

国立情報学研究所(NII)、ダイエット商品口コミサイトの投稿データ約16万件を研究用データセットとして情報学研究データリポジトリ(IDR)で学術研究目的に無償提供開始

2019年10月29日、国立情報学研究所(NII)とダイエット商品口コミサイト「ダイエットカフェ」を運営する株式会社T.M.Community(TMC)は共同で、「ダイエットカフェ」に投稿された口コミデータ約16万件を研究用データセットとして、学術研究目的に無償提供を開始したことを発表しました。データセットはNIIが運営する情報学研究データリポジトリ(IDR)で提供されます。

「ダイエットカフェ」はダイエット関連企業との利害関係を有さず、ユーザーの口コミ情報のみを取り扱っていることを特徴としています。提供を開始するデータは、2008年8月3日のサービス開始日から2019年10月3日までに投稿された約8,000のダイエット商品に対する約16万件の口コミデータです。データは個人情報を含まない形で約60MBのCSVファイル形式で提供されます。

共同発表の中では、消費者の使用経験に基づく文章が含まれ、主観的な評価スコアや客観的な身体データと合わせて、健康に関連する分野での学術研究への利用が期待されること、主題が特化しプラス・マイナス両方の評価を含む等、既存のデータセットとは異なる特徴を持っているので相補的なデータ活用により新たな研究の展開が期待されること、などが指摘されています。

国立情報学研究所(NII)、『NII Today』第85号を刊行:「フェイクに挑む/不正な情報を見抜くために」が特集テーマ

2019年10月21日、国立情報学研究所(NII)は、『NII Today』第85号(2019年9月)の刊行を発表しました。

「フェイクに挑む/不正な情報を見抜くために」を特集テーマとし、以下の4本の記事を掲載しています。なお、同紙は無料で全文PDFを公開しています。

・NII Interview:世界の研究者とチームを組んで 増え続けるフェイク情報と闘う
・Interview:ネット言説の信頼性評価に挑む
・Dialog:研究不正の反省から 独自の対策システムを開発
・Essay:情報操作からSNSを守れ

最新トピックス一覧(NII)
https://www.nii.ac.jp/news/
※2019年10月21日付けのニュースに「広報誌 NII Today 第85号 「フェイクに挑む/不正な情報を見抜くために」を発行」とあります。

神戸大学附属図書館、同大学で開催された「オープンサイエンス研修会」の資料を神戸大学学術成果リポジトリ(Kernel)で公開

神戸大学附属図書館電子図書館係のTwitterアカウントの2019年10月4日付のツイートにおいて、同大学で2019年9月30日に開催された「オープンサイエンス研修会」の資料を神戸大学学術成果リポジトリ(Kernel)で公開したことが発表されています。

研修会で使用された、
・プレゼンテーション「図書館員のためのオープンサイエンス概論:オープンサイエンスと学術機関リポジトリ」
 小野亘氏(国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課長)
・プレゼンテーション「オープンサイエンスと学術機関リポジトリ」
 林正治氏(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター特任助教)
がKernel上で公開されています。

@kobekernel(Twitter,2019/10/4)
https://twitter.com/kobekernel/status/1180020209228271617

国立情報学研究所(NII)、情報学研究データリポジトリ(IDR)への大学等研究者提供データセット受入に関する申請受付を開始

2019年9月27日、国立情報学研究所(NII)は、大学等の研究者が作成したデータセットを同研究所が運営する情報学研究データリポジトリ(IDR)へ受け入れるための「研究者等提供データセット受入要項」を制定し、申請の受付を開始したことを発表しました。

IDRはサービスの目的として、様々な理由によりオープンデータとしての公開が難しいデータセットを利用者の範囲や利用目的や利用方法などの条件を定め、IDRを通じて提供することによって、作成者の負担を軽減しつつ多くの研究者が利用できるようすることである、としています。学術研究の対象として高い価値を有し、相当数の利用者が見込まれるデータセットについて、所定の手続きによりIDRへの受入を申請することができます。

大学等研究者提供データセットの受入に関する申請受付開始(NII,2019/9/27)
https://www.nii.ac.jp/news/2019/0927.html

ジャパンサーチ(試験版)、データカタログサイトDATA.GO.JPと連携開始

2019年9月26日、ジャパンサーチ(試験版)は、総務省行政管理局が運用するデータカタログサイトDATA.GO.JPと連携を開始し、各府省が提供するオープンデータセット約2万5,000件が検索可能となったことを発表しています。

@jpsearch_go(Twitter, 2019/9/26)
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1177157564728922112

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年9月26日付けのお知らせに「「データカタログサイト」と連携しました」とあります。

学術機関リポジトリデータベース(IRDB)、資源タイプ「会議発表論文」の登録コンテンツがCinii連携の対象になったことを発表

2019年9月9日、学術機関リポジトリデータベース(IRDB)は、IRDBに資源タイプ「会議発表論文」で登録されたコンテンツが、CiNii Articlesへの連携対象になったことを発表しました。

「会議発表論文」がCiNii連携の対象になりました。(IRDB, 2019/9/9)
https://support.irdb.nii.ac.jp/ja/news/20190909

参考:
学術機関リポジトリデータベース(IRDB)で検索可能なコンテンツ数が300万件を突破
Posted 2019年4月11日
http://current.ndl.go.jp/node/37993

新「学術機関リポジトリデータベース(IRDB)」が正式公開
Posted 2019年4月3日
http://current.ndl.go.jp/node/37942

ジャパンサーチ(試験版)、「画像検索」機能を実装

2019年8月28日付けのジャパンサーチ(試験版)のお知らせで、新機能「画像検索機能」のリリースが発表されています。

「画像検索機能」はサムネイル画像が登録されているデータベースについて、類似画像を検索できる機能です。検索結果でサムネイル画像を選び、「画像検索アイコン」を押すと類似画像が表示されます。また、横断検索画面の「画像で検索」ボタンから検索したい画像を直接指定して検索することもできます。

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年8月28日付けのお知らせに「新機能「画像検索機能」をリリース」とあります。

@jpsearch_go(Twitter,2019/8/28)
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1166623131852791808

【イベント】国立情報学研究所(NII)主催講演会“What does EU General Data Protection Regulation (GDPR) protect?”(8/30・東京)

2019年8月30日、東京都千代田区の国立情報学研究所(NII)で、EU一般データ保護規則(GDPR)をテーマとしたNII主催の講演会“What does EU General Data Protection Regulation (GDPR) protect?”が開催されます。

講演者は独・フライブルク大学のGünter Müller教授です。適用から1年が経過し賛否両論のあるGDPRについて、その内容や問題点の解説とともに、Googleのアカウント情報とトランザクション分析に関するフライブルク大学の研究に基づいて、透明性を備えた管理インフラストラクチャ―の紹介が行われます。

参加者の制限は特になく、参加費無料、事前登録不要です。

Talk by Prof. Günter Müller from University of Freiburg:"What does EU General Data Protection Regulation (GDPR) protect?"(NII)
https://www.nii.ac.jp/en/event/2019/0830.html

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、JAIRO Cloudメタデータ自動入力機能検証プロジェクトの報告書を公開

2019年7月17日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、2018年度に行ったJAIRO Cloudメタデータ自動入力機能検証プロジェクトの報告書の公開を発表しました。

同プロジェクトは、外部データベースから論文メタデータを自動的に機関リポジトリに取り込む仕組みについて、コンテンツ登録の負担軽減など、リポジトリ業務ワークフローの一部としての有効性を検証する目的で行われたものです。JPCOARの研究者情報連携タスクフォース、及びClarivate Analytics社のデータベースWeb of Science(WoS)を契約し機関リポジトリにJAIRO Cloudを使用する国内9大学が同プロジェクトを構成しています。2018年9月から、国立情報学研究所(NII)とClarivate Analytics社の協力の下、WoSのメタデータを機関リポジトリに自動登録の形で取り込み、各機関は登録されたメタデータを基に研究者へ学術論文の登録を促す、という形で実証実験が実施されました。

公開された報告書では、実証実験の仕組み、参加機関による実証実験の評価、システム・ワークフローに関する各参加機関の評価のまとめ等が示されています。

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