NII(国立情報学研究所)

国立映画アーカイブ、国立情報学研究所(NII)と共同で「関東大震災映像デジタルアーカイブ」を開設

2021年9月1日、国立映画アーカイブが、国立情報学研究所(NII)と共同で「関東大震災映像デジタルアーカイブ」を開設したと発表しました。

国立映画アーカイブが所蔵する関東大震災関連の映画を公開するウェブサイトであり、9月1日時点では、文部省が監修した1923年の映画『關東大震大火實況』の全編が公開されています。

発表によると、1923年9月1日の関東大震災発生から100年の節目を迎える2023年9月1日までに、『大正拾弐年九月一日 猛火と屍の東京を踏みて』をはじめとした、同館が所蔵する全ての関東大震災関連の映画が公開される予定です。

WEBサイト「関東大震災映像デジタルアーカイブ」開設のお知らせ(国立映画アーカイブ, 2021/9/1)
https://www.nfaj.go.jp/ge/topics/20210901/

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、AIくずし字認識アプリ「みを(miwo)」を公開

2021年8月30日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が、AIくずし字認識アプリ「みを(miwo)」を公開しました。

カメラで資料を撮影し、ボタンを押すことで、人工知能(AI)がくずし字を現代の文字に変換するアプリです。CODHが開発した画像に含まれるくずし字を現代の文字に変換する(翻刻する)機能を備えたAIくずし字認識技術を誰でも気軽に使えることを目指して作成されました。『源氏物語』第14帖「みをつくし」にちなんだ名前で、Android版とiOS版があります。

AIくずし字認識については、CODHが開発したくずし字認識モデルKuroNet、および、Kaggleくずし字認識コンペで1位となったtascj氏が開発したくずし字認識モデルが用いられており、AIモデルの学習には国文学研究資料館が作成しCODHが公開する日本古典籍くずし字データセットを活用しています。

ニュース(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/news/
※「2021-08-30 みを(miwo) - AIくずし字認識アプリを公開しました。ア」とあります。

【イベント】三田図書館・情報学会第186回月例会「『これからの学術情報システム構築検討委員会』におけるこれまでの議論と今後の展望」、「新たな図書館システム・ネットワークの構築と展開」(9/18・オンライン)

2021年9月18日、三田図書館・情報学会が、第186回月例会をオンラインで開催します。テーマは「『これからの学術情報システム構築検討委員会』におけるこれまでの議論と今後の展望」と「新たな図書館システム・ネットワークの構築と展開」です。

「『これからの学術情報システム構築検討委員会』におけるこれまでの議論と今後の展望」では、同委員会が2015年5月と2019年2月に公開した方針文書を基に、委員会のこれまでの歩み、取組の成果、課題の紹介が行われます。発表者は、小山憲司氏(中央大学文学部)です。

「新たな図書館システム・ネットワークの構築と展開」では、再構築が開始されたNACSIS-CAT/ILLが、『これからの学術情報システムの在り方について(2019)』を踏まえて、紙の資料と電子資料に対応した「共同利用システム」の実現を目指していることを受け、システムとしての概要と今後の目指す方向性の紹介が行われます。発表者は、飯野勝則氏(佛教大学図書館)です。

参加費は無料で事前の申し込みが必要です。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

E2409 - 日本の学術機関に向けた研究データ管理サービスGakuNin RDM

●国立情報学研究所の研究データ管理(RDM)サービス

   GakuNin RDMは,2021年2月15日に国立情報学研究所(NII)がサービス提供を開始した,全国の学術機関に向けた研究データ管理(RDM: Research Data Management)サービスである。研究データ公開基盤JAIRO Cloud,検索基盤CiNii Research(E2367参照)と合わせて,NIIの研究データ基盤NII Research Data Cloud(NII RDC)における提供サービスの一つという位置づけである。

国立情報学研究所(NII)、「日本語単一話者オーディオブック・紙芝居朗読音声コーパス(J-KAC)」「日本語多話者オーディオブックコーパス(J-MAC)」の提供開始

2021年6月17日、国立情報学研究所音声資源コンソーシアム(NII-SRC)は、音声コーパス「日本語単一話者オーディオブック ・紙芝居朗読音声コーパス(J-KAC)」を提供開始しました。

日本語の小説・紙芝居を,プロの男性声優1人が多様なスタイルやキャラクタで朗読した計9時間分の音声データからなるものです。

また、2021年7月12日、同コンソーシアムは、「日本語多話者オーディオブックコーパス(J-MAC)」を提供開始しました。

こちらは、小説24作品のオーディオブック延べ74点について,章や段落に構造化し振り仮名を付与したテキストに,文単位での時間情報を付与したものです。

NIIでは大学等の研究者が作成したデータセットを「情報学研究データリポジトリ(IDR)」で受け入れており、「日本語単一話者オーディオブック・紙芝居朗読音声コーパス(J-KAC)」および「日本語多話者オーディオブックコーパス(J-MAC)」は、東京大学の高道慎之介氏を中心に構築されたものを「研究者等提供データセット受入要項」に基づき受入・提供するものです。IDRのウェブサイトからのオンライン申請にて無償で入手可能ですが、利用は研究目的に限られます。

日本学術振興会(JSPS)・国立情報学研究所(NII)、人文学・社会科学総合データカタログ「JDCat」の運用を開始

2021年7月16日、日本学術振興会(JSPS)と国立情報学研究所(NII)が、人文学・社会科学総合データカタログ「JDCat」の運用開始を発表しました。

JSPSが推進している人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進事業によるものです。同事業に参画している研究機関(大阪商業大学JGSS研究センター、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所パネルデータ設計・解析センター、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター、一橋大学経済研究所、東京大学史料編纂所)が提供する多様な人文学・社会科学分野のデータを分野横断的に検索したうえで、各機関のデータにアクセスすることができます。今回は、社会科学分野のデータが公開されており、今年10月頃に人文学分野のデータが追加される予定です。

NIIのオープンサイエンス基盤研究センター(RCOS)が開発したリポジトリソフトウェアWEKO3をもとに構築されています。メタデータは社会科学分野の国際標準規格Data Documentation Initiative(DDI)に準拠し、日本語と英語で検索できるように設計されています。

国立情報学研究所(NII)、CiNii ArticlesのCiNii Researchへの統合スケジュールを公表

2021年7月12日、国立情報学研究所(NII)は、CiNii ArticlesのCiNii Researchへの統合スケジュールを公表しました。あわせて、CiNii ArticleとCiNii Researchとの差異をまとめた表も公開されており、CiNii ResearchではAPIとしてResourceSyncを実装予定である旨等が記されています。

統合スケジュールによれば、APIの公開(OpenSearch、JSON-LD、ResourceSync)、書き出し機能のリリースは2021年10月、その他に示されている機能のリリースは全て2022年4月となっています。

データ作成者とデータ利用者を「感謝のネットワーク」でつなぐ“Mahalo Button”が公開

2021年7月1日、データ作成者とデータ利用者を「感謝のネットワーク」でつなぐ“Mahalo Button”の公開が発表されました。

“Mahalo”はハワイ語で「感謝」を意味し、賞賛、尊重、敬意等の広いニュアンスを持つ言葉です。データ引用の仕組みを通してデータ作成者の貢献を正当に評価するという、オープンサイエンスにおける一つの課題の解決策として、データ統合・解析システム(Data Integration and Analysis System:DIAS)プロジェクトの支援を受けて開発されました。

データ作成者が“Mahalo Button”を作成しウェブページのHTMLにスニペットを貼り付け、データ利用者は“Mahalo Button”をクリックし、データセットに基づく成果に関するDOIと「感謝メッセージ」を登録し、潜在的データ利用者はデータセットに基づく成果の一覧を見ることができると述べられています。

国立情報学研究所(NII)、CiNii ArticlesをCiNii Researchに統合すると発表

2021年7月6日、国立情報学研究所(NII)が、CiNii ArticlesをCiNii Researchへ統合し、論文検索はCiNii Researchに一本化すると発表しました。

統合に関するスケジュール等の詳細については改めてお知らせするとしています。

CiNii ArticlesのCiNii Researchへの統合について(NII 学術コンテンツサービスサポート(CiNii),2021/7/6)
https://support.nii.ac.jp/ja/news/cinii/20210706

CiNii ArticlesのCiNii Researchへの統合について(NII 学術コンテンツサービスサポート(CiNii Research),2021/7/6)
https://support.nii.ac.jp/ja/news/cir/20210706

科学技術振興機構(JST)、研究課題を統合的に検索できるサービス「GRANTS」を開始

2021年6月30日、科学技術振興機構(JST)は、国の政策などに基づき研究開発を推進する事業により行われている研究課題を統合的に検索できるサービス「GRANTS」の開始を発表しました。国立情報学研究所(NII)で開発されたシステムをJSTが運用するものであり、同日正午から開始されています。

統合検索の範囲は「JSTプロジェクトデータベース、および科学研究費助成事業データベース(KAKEN)に収録されているデータ」となっていますが、今後段階的に参画するファンディングエージェンシーを拡充する旨が示されています。

トピックス一覧(JST)
https://www.jst.go.jp/report/index.html
※2021年6月30日付けで「研究課題を統合的に検索できるサービス「GRANTS」の開始について」が掲載されています。

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