英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)の倫理委員会は,2010年3月に,図書館利用者のプライバシーに関するガイドライン文書“User Privacy in Libraries”をウェブサイトで公開した。情報アクセスの自由と個人のプライバシーとの関係への懸念が高まっているため,図書館職員や情報専門家の理解を深めるために作成された。プライバシー,利用者への周知,データ開示要求への対応,の3つが主な内容で,これらの項目について,留意点やチェック項目とともに,関連する法律や他のガイドライン等の参考資料,良い取組み事例等が紹介されている。...
英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)が、公共図書館における良いサービスについてのガイドライン“What makes a good library service?”を公表しています。アクセスしやすい立地や開館時間、充実した設備と資料、親切で知識のある職員等が重要であるとしています。Guardian紙の記事によると、財政難のおり、各地域の図書館がその存在意義を明確に示すためにガイドラインが活用されることが想定されているとのことです。