学術刊行物・実践ガイド・政策文書・事例研究といった、インターネット上でオープンアクセスで公開されている、著作権とデジタル文化遺産に関する幅広い資料へのリンクを整理して提供しているほか、実務者を対象としたテキスト“Copyright and Digital Cultural Heritage”を公開しています。同テキストは、英国の文化遺産機関を対象に、国内外からのデジタル文化遺産へのアクセスや利用への影響に焦点をあてて、著作権法を包括的に解説するものです。
2016年12月付けで、英国図書館・情報専門家協会(CILIP)の出版部門facet publishingから、データ・ライブラリアンのためのハンドブック”The Data Librarian's Handbook”が出版されています。著者はエディンバラ大学に拠点を置くEDINA and Data LibraryのRobin Rice氏と、オクスフォード大学ボドリアン図書館のデータ・ライブラリアンJohn Southall氏です。
2016年9月6日付けの英国図書館情報専門家協会(CILIP)のブログで、ロンドンのArk Burlington Danes Academyの学校司書クローリー(Joel Crowley)氏が、児童・生徒の読書を推進するために自身が行なっている7つのコツを紹介しています。また、ブログの読者に対して、自身のコツをコメント欄に記入して情報を共有することを呼びかけています。
クローリー氏のコツは以下の通りです。
1.自身の読書に関する熱意を児童・生徒と共有する(Share your enthusiasm)。
2.児童・生徒の家族を巻き込む(Get the community involved (outside school))
3.学校全体で取り組む(Get the community involved (inside school))
4.読書好きの児童・生徒から友人への口コミ(Get students to spread the word)
5.読書習慣を身につけさせる(Help students to take ownership)
6.ブックトーク(Sell the story)
7.読書習慣が身についていない新入生に向き合うのを恐れない(Do not be afraid (to start at the very beginning) )