Creative Commons

東京大学附属図書館、デジタルアーカイブ「石本コレクション」の一部資料への解説及び翻刻テキストデータ追加を発表:展示会図録の情報を利用

2019年12月27日、東京大学附属図書館は、地震・火災などのかわら版や鯰絵などから成る「石本コレクション」のデジタルアーカイブ「東京大学総合図書館所蔵 石本コレクション」の一部資料への解説及び翻刻テキストデータ追加を発表しました。

2008年開催の東京大学附属図書館特別展示「かわら版・鯰絵にみる江戸・明治の災害情報-石本コレクションから」の展示図録のインターネット公開にあわせ、図録に掲載されている約40点の資料解説及び翻刻テキストを各画像公開ページに追加したものです。なお、これらのデータの利用条件はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BYとなっています。

「石本コレクション」の展示会図録にある解説・翻刻データを公開しました(東京大学附属図書館, 2019/12/27)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/news/20191227

クリエイティブ・コモンズ(CC)、CCライセンス等に関する公式認定教育プログラム“CC Certificate”の手引書を米国図書館協会(ALA)と共同作成しオンライン版を公開

2019年12月6日、クリエイティブ・コモンズ(Creative Commons:CC)は、米国図書館協会(ALA)と共同して、CCライセンス・オープン化の実践・CCの精神等に関するCCの公式認定教育プログラム“CC Certificate”の手引書として、“Creative Commons for Educators and Librarians”を作成したことを発表しました。

作成された“Creative Commons for Educators and Librarians”はCC BYライセンスの下で刊行されています。“CC Certificate”プログラムを補完し、オープンアクセス(OA)やオープン教育資源(OER)に関する取り組みを最大限活用する手助けになる内容である、としています。

“Creative Commons for Educators and Librarians”の印刷版はALAのウェブサイトから購入が可能です。オンライン版はCCのウェブサイト上で公開されています。また、“CC Certificate”の受講の有無にかかわらず、PDF形式及びEPUB形式のファイルを自由にダウンロードすることができます。

第3回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「東京大学デジタル万華鏡 ~デジタルアーカイブズ構築事業の成果紹介とこれからの活用を考える~」の配布資料が公開

2019年12月18日、東京大学附属図書館は、2019年11月29日に開催した第3回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「東京大学デジタル万華鏡 ~デジタルアーカイブズ構築事業の成果紹介とこれからの活用を考える~」の配布資料を公開したことを発表しました。

当日の主なプログラムは以下のとおりでした。

・開会の辞
 熊野純彦氏(東京大学附属図書館長/学術資産等アーカイブズ委員会委員長)

【デジタルアーカイブズ構築事業の成果から】
・東京大学学術資産等アーカイブズポータルの紹介
 東京大学学術資産アーカイブ化推進室

・ライトニングトーク ~ 5分間のショートプレゼン ~
 ※デジタルアーカイブズ構築事業参加部局に所属する東京大学の担当者が、それぞれのデジタルアーカイブ、公開データベースに関するショートプレゼンを行う企画

・デジタルアーカイブ活用のために 最新技術の紹介
 中村覚氏(東京大学情報基盤センター/学術資産アーカイブ化推進室)

【これからの活用に向けて(講演)】
・「総合図書館所蔵石本コレクションと「みんなで翻刻」」
 加納靖之氏(東京大学地震研究所)

東京海洋大学附属図書館、貴重書156点を「新日本古典籍総合データベース」で公開

2019年11月21日、東京海洋大学附属図書館は、同館所蔵の貴重書156点を11月7日に「新日本古典籍総合データベース」で公開したことを発表しました。

「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(歴史的典籍NW事業)により2017年度にデジタル化されたものであり、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが採用されています。

[共通]当館所蔵の貴重書をデジタル化・公開しました(東京海洋大学附属図書館, 2019/11/21)
http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/jov4dv7h2-2255/#_2255

東京海洋大学附属図書館 画像一覧(新日本古典籍総合データベース)
https://kotenseki.nijl.ac.jp/page/list-tkyl.html

中国・復旦大学、中国の印譜を収録したデジタルアーカイブを公開:IIIFにも対応

2019年11月15日、中国・復旦大学は、中国の印譜を収録したデジタルアーカイブ「印譜文献虚擬図書館」を同日に公開したことを発表しました。同アーカイブの収録コンテンツはIIIFに対応しているほか、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC-ND 3.0 CNが採用されています。

公開について報じる寧波晩報の2019年11月21日付け記事によると、現時点では、印譜の蒐集で知られる香港の林章松氏が復旦大学図書館に寄贈した印譜500部、復旦大学図書館所蔵の印譜1部の計501部が公開されています。

复旦大学“印谱文献虚拟图书馆”正式启用(復旦大学, 2019/11/15)
https://news.fudan.edu.cn/2019/1115/c1247a103002/page.htm

裾野市(静岡県)、『裾野市史』のPDFデータをCC BY 4.0で公開

2019年11月25日、静岡県の裾野市が、『裾野市史』のPDFデータをCC BY 4.0で公開しました。

公開していない付属の図表もあるとしています。

新着一覧(裾野市)
http://www.city.susono.shizuoka.jp/news.html
※2019年11月25日欄に「裾野市史をオープンデータとして公開」とあります。

裾野市史のPDFデータ公開(裾野市)
http://www.city.susono.shizuoka.jp/kanko/6/2/8113.html

参考:
愛知県、「愛知県史オープンデータ」を公開
Posted 2019年3月22日
https://current.ndl.go.jp/node/37840

パブリックドメイン資料の複製物はパブリックドメインのままとすべきである(記事紹介)

2019年11月20日付で、クリエイティブ・コモンズ(Creative Commons:CC)が、“Reproductions of Public Domain Works Should Remain in the Public Domain”と題したブログ記事を投稿しています。

明白にパブリックドメインである彫像・胸像・彫刻・碑文などの著作物の写真や3Dスキャンによる複製物に対して、文化遺産機関がCCライセンスを適用することが近年増加しています。CCはブログ記事の中で、著作物がパブリックドメインである場合、その複製物に著作権ライセンスは適用されるべきではなく、著作物に著作権が存在する場合にのみ機能することを意図したCCライセンスが仮に適用されていたとしても無効である、という見解を示しています。

CCはブログ記事の中でこの見解の根拠として、主に次のようなことを挙げています。

・CCライセンスは著作者が著作物に対して公衆にどのような許可を与えているかを理解しやすく示すことを趣旨としている。
・著作物にCCライセンスを適用できるのは著作者のみである。
・著作物の忠実なデジタル複製という行為に対して、通常創造性は認められず著作権に類する権利は生じない。

スウェーデン王立図書館(NLS)、ウェブサイト上で研究者向けに作成したクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに関する解説・FAQ等を公開

2019年11月18日、スウェーデン王立図書館(NLS)は、同館のウェブサイト上で、研究者向けに作成したクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに関する解説・FAQ等を公開したことを発表しました。

公開されたウェブページでは、研究者がオープンアクセス(OA)で研究成果を公表するための最も簡単な方法として、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを紹介しています。ウェブページ内では、研究成果に付与されるライセンスの意味、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの概要、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに関わるFAQ等が示されており、研究者向けに活用方法や関連情報を提供する内容となっています。

NLSは学術出版物のOAへの転換に関する全国調整事業の一環として、2019年3月にスウェーデン教育研究省(Swedish Ministry of Research and Education)へ5件の調査研究の報告書を提出していますが、OAポリシー・義務のモニタリングに関する報告書“Uppföljning av krav på öppen tillgång inklusive CC-licenser”の中で、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに関する実用的なガイドの作成を勧告しています。今回のウェブページ公開はこの勧告に応えるものである、としています。

Artstor、英国のサイエンスミュージアムグループの所蔵品約5万点の画像を公開

2019年10月29日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているArtstorが、英国の科学博物館・科学産業博物館・科学メディア博物館・鉄道博物館・鉄道博物館(シルドン)からなるコンソーシアム「サイエンスミュージアムグループ」の所蔵品約5万件の画像を“Open Artstor: Science Museum Group”で公開したと発表しています。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで公開されています。

New collection - Open Artstor: Science Museum Group(Artstor, 2019/10/29)
https://www.artstor.org/2019/10/29/new-collection-open-artstor-science-museum-group/

科学技術振興機構(JST)、2019年度第1回J-STAGEセミナー「国際動向への対応:オープンアクセス(Plan S)」の開催報告書を公開

2019年10月10日、科学技術振興機構(JST)は、2019年6月21日に開催した2019年度第1回J-STAGEセミナー「国際動向への対応:オープンアクセス(Plan S)」について、開催報告書の公開を発表しました。

同セミナーで行われた下記講演の概要、質疑応答の内容等が掲載されています。

・Adapting to a transformative future: Open Access and Plan S
Dugald McGlashan氏(INLEXIO)

・プランSが学術出版に与える影響について~欧州発論文の分析を中心に
野村紀匡氏(クラリベイト・アナリティクス)

・日本の助成・研究機関におけるオープンアクセス方針
李東真氏(JST)

・CC ライセンス・DOAJ の概要
小田島亙氏(JST)

・DOAJ収載・CCライセンス設定に関する取組み①
コミュニティの研究成果を広く、早く、安全に発信するために―日本表面真空学会「e-Journal of Surface Science and Nanotechnology」
松田巌氏(日本表面真空学会)

ページ