Creative Commons

大阪市立図書館、同館のデジタルアーカイブに収録されたオープンデータコンテンツの二次利用条件をCC0ライセンスに変更

2019年10月17日、大阪市立図書館は、大阪市立図書館デジタルアーカイブに収録されたオープンデータコンテンツ(画像・メタデータ)について、同日より、二次利用条件をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY 4.0からCC0に変更したことを発表しました。

このことにより、出典(クレジット)表示を必須要件とせず、改変や商用利用を含め自由な利用が可能になったことが紹介されています。

デジタルアーカイブ オープンデータコンテンツの利用条件を変更しました(大阪市立図書館, 2019/10/17)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?active_action=journal_view_main_detail&block_id=510&page_id=0&post_id=11038&comment_flag=1

Artstor、英・ウェルカムコレクションの所蔵作品をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開する“Open Artstor: Wellcome Collection”を公開

2019年9月27日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているARTstorが、“Open Artstor: Wellcome Collection”を公開しました。

英国のウェルカムコレクション(Wellcome Collection)が所蔵する資料の10万点を超すデジタル化画像を、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもと公開したものです。

New: 100,000 images from the Wellcome Collection(Artstor,2019/9/27)
https://www.artstor.org/2019/09/27/new-100000-images-from-the-wellcome-collection/

【イベント】シンポジウム「デジタル知識基盤におけるパブリックドメイン資料の利用条件をめぐって」(10/12・東京)

2019年10月12日、東京都千代田区の都市センターホテルにおいて、科学研究費基盤研究(A)「仏教学デジタル知識基盤の継承と発展」の基盤構築班主催によるシンポジウム「デジタル知識基盤におけるパブリックドメイン資料の利用条件をめぐって」が開催されます。

近年、文化資料をデジタル公開するにあたって、著作権保護期間満了(著作権切れ)の資料のデジタル画像の利用条件について、利用実績取得等を目的として「CC BY」相当の条件、RightsStatements.orgの「No Copyright - Contractual Restrictions」の採用など、独自の工夫を行う機関が現れています。しかし、デジタルアーカイブの有機的なデータ連携を目指す取り組みにおいて、利用条件はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス等の共通ライセンス表示を機械的に取得されるものとして展開されており、独自の取り組みを講じることは有効ではないという課題が持ち上がっています。

シンポジウムでは、このような課題に関心を持つ人々や関連機関が議論を深めることを目的として、講演・各組織のデジタル化資料の利用条件に関するショートプレゼンテーション・全体ディスカッション等が実施されます。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

大阪大学附属図書館、同館所蔵貴重図書「石濱文庫」の一部資料のデジタル化画像データを公開

2019年9月5日、大阪大学附属図書館は、拠点大学として参加している国文学研究資料館の「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」により、同館所蔵貴重図書「石濱文庫」の一部資料をデジタル化して、その画像データを公開したことを発表しました。

デジタル化された石濱文庫の画像データは、国文学研究資料館の「新日本古典籍総合データベース」から閲覧することができます。また、当該データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC-SA(クリエイティブ・コモンズ 表示-非営利-継承 4.0 国際ライセンス)の条件に基づいて利用することが可能です。

石濱文庫は石濱純太郎博士旧蔵の約4万2,000冊の東洋学コレクションで、モンゴル語・満州語・西夏語・ウイグル語・チベット語等に関する資料が数多く納められています。

19/09/05 石濵文庫の一部資料の画像データが公開されました(大阪大学附属図書館,2019/9/5)
https://www.library.osaka-u.ac.jp/news/20190905_common/

情報・システム研究機構、国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開

2019年8月19日、情報・システム研究機構は、2019年8月1日に同機構の国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開したことを発表しました。主に国立極地研究所アーカイブ室が所蔵してきた画像のうち約14,000枚を収録しています。

画像の内訳は、南極の画像約12,000枚、北極の画像約1,500枚、極地研究所の活動に関する写真となっており、第1次南極地域観測隊以来の記録写真や、北極の動植物、過去の研究プロジェクトに関する記録画像等が含まれています。

今回公開されたデジタルアーカイブは、同機構データサイエンス共同利用基盤施設極域環境データサイエンスセンター(PEDSC)がアーカイブし、データベース化したものです。IIIF(トリプルアイエフ)に対応しており、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスによる利用条件の表示も行われています。

国立極地研究所アーカイブ室では、今回の公開分以外にも多数の写真を所蔵しており、PEDSCとの協力によりデータベース化、公開を進めるとしています。

英国学士院(The British Academy)、改訂されたPlan Sに対する懸念事項を表明

2019年7月23日、英国学士院(The British Academy)は改訂版Plan Sの解説を公開し、解説の中で改訂版Plan Sの内容に対する懸念事項を表明しています。

英国学士院は、改訂により効力発生が1年延期されたことやオープンアクセス(OA)出版物を提供するプラットフォームに要求される技術的仕様が緩和されたことなどについては評価していますが、効力発生までに残された18か月という期間はジャーナル出版の大勢を根本的に変更するには短すぎること、Plan Sの成功に不可欠なプラットフォーム開発がほとんど行われていないことを懸念事項として挙げています。

また、特に以下の3点についても問題点を指摘しています。
・キャリア初期の研究者等の研究助成金へのアクセスに不利な立場にある研究者へ与える影響
・改変を禁止したCC BY-NDライセンスを自動付与すべきであること
・ほとんどの研究が論文処理費用(APC)の助成を受けておらず、発行されるジャーナルの10分の9がハイブリッド型であるなど、自然科学系とは異なる人文社会科学系の状況が改訂前同様に軽視されていること

2019年度第1回J-STAGEセミナー「国際動向への対応:オープンアクセス(Plan S)」の当日配布資料が公開される

2019年7月5日、J-STAGEの「ワークショップ & セミナー」のページにおいて、2019年6月21日に開催された2019年度第1回J-STAGEセミナー「国際動向への対応:オープンアクセス(Plan S)」の当日配布資料の公開が発表されています。

当日の主なプログラム(予定)は次のとおりでした。

・Adapting to a transformative future: Open Access and Plan S
Dugald McGlashan氏(INLEXIO)
※配布資料には試訳が付いています。

・プランSが学術出版に与える影響について~欧州発論文の分析を中心に
野村紀匡氏(クラリベイト・アナリティクス)

・国内研究関連機関のオープンアクセス方針(仮)
李東真氏(JST)

・DOAJ・CCライセンスの概要(仮)
小田島亙氏(JST)

クリエイティブ・コモンズ、“CC Search”を正式に公開

2019年4月30日、クリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)が、Beta版として公開していた、クリエイティブ・コモンズのライセンスで公開されているコンテンツを一括して検索できる“CC Search”を正式に公開しました。

Open APIやCommon Crawl社によるウェブアーカイブのデータセットから取り出した、19のコレクション(メトロポリタン美術館・クリーブランド美術館【美術品】/Behance・ DeviantArt【グラフィックデザイン・芸術作品】/Flickr【写真】/Thingiverse【3Dデータ】等)の3億件以上のコンテンツが検索できます。

また、画面デザインが変更(簡素化、クリエイティブ・コモンズに則ったフィルタリング機能)されたほか、より高速で関連性の高い検索が可能となっています。

今後は、EuropeanaやWikimedia Commons等の画像を優先的に追加するほか、オープンアクセスのテキストブックやオーディオなども年内に検索可能とし、機能の改善作業も継続する予定です。

東京大学史料編纂所、編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開

2019年4月2日、東京大学史料編纂所が、同編纂所が編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開しました。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC-SA(クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供されています。

今年度のニュース&トピックス(東京大学史料編纂所)
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/news-j.html
※2019/04/02欄に「東京大学史料編纂所により編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開」とあります。

編纂・出版(東京大学史料編纂所)
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/publication/publication_top-j.html

東京大学史料編纂所、 史料画像データの利用条件を設定

2019年4月2日、東京大学史料編纂所が、 史料画像データの利用条件を設定しました。

利用の際の条件は、同編纂所が所蔵する原本等の史料画像データ(史料種別(区分)が「貴重書」・「特殊蒐書」(一部を除く)・「写本」のもの)の利用に際しては、同編纂所の所蔵史料であることを明示するとともに、改変を行った際はそれについて明示するよう求めています。当該データはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY(クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供され、上記の条件に従う限り、手続きなく自由に利用でき、利用料も発生しません。

また、同編纂所の出版物の版面画像データの利用の際の条件についても、資料画像データと同様、同編纂所の編纂・出版物であることの明示や、改変の際の明示を求めています。版面画像データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC(クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供され、非営利目的で上記の条件に従う限り、手続きなく自由に利用できます。利用料も発生しません。

上記以外の史料等画像データの利用については事前の問い合わせが必要です。

また、同編纂所ウェブサイトのコンテンツを利用した成果物の提供も求めています。

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